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【症例紹介47】ストレッチで太もも裏が痛む

—反り腰と骨盤の崩れが招いていた筋過緊張のケース(30代女性・看護師)

「太もも裏を伸ばすと痛い」
「ストレッチをしているのに、なぜか良くならない」

ヨガやストレッチを習慣にしている人ほど、
こうした違和感を「柔軟性が足りないせい」と考えやすい。
しかし臨床では、伸ばしている筋そのものが原因ではないケースが少なくない。

今回紹介するのは、
ホットヨガを始めてから左太もも裏の痛みが出現し、
ストレッチをするほど症状がはっきりしてきた30代女性の症例である。
検査を進めた結果、
痛みの正体は筋の硬さではなく、
反り腰と骨盤バランスの崩れによる筋過緊張にあった。

◆状況と背景(Before)

  • 30代女性・看護師

  • 主な症状
     1〜2か月前から左太もも裏に痛みが出現。
     歩行など日常動作では問題ないが、
     ・ストレッチ
     ・前にある物を取ろうとして体重を左足に乗せた時
     ・太もも裏が伸びた姿勢
     で痛みが出る。

  • 生活背景
     3か月前からホットヨガを開始。
     太もも裏を伸ばすポーズを積極的に行うようになったため、
     その影響ではないかと感じていた。

  • 姿勢への意識
     ヨガの指導で「反り腰」と言われ、
     立ち方を意識するようになった。
     しかし、その意識を強めてから
     腰が痛くなることが増えたと感じていた。

◆検査と見立て

■ 触診・筋機能評価

触診では、

  • 左太もも裏

  • 左お尻外側

に、右と比べて明らかな張りが確認された。
さらに腰部では、右側に強い張りがみられた。

筋肉テストでは、

  • 大腿二頭筋(太もも裏)

  • 中殿筋(お尻)

  • 腰方形筋(腰部)

 

に機能低下が確認された。

■ 総合評価

関節可動域検査・整形外科学検査を総合すると、
関節そのものに明確な損傷所見はなく、
症状は

大腿二頭筋と腰方形筋の
過緊張によって起きている可能性が極めて高い

と判断した。

重要だったのは、
「なぜこれらの筋が過緊張していたのか」という点である。

◆施術とアプローチ(初期対応)

まず、

  • 大腿二頭筋

  • 腰方形筋

を過緊張させている原因となる、

  • 骨盤の歪み

  • 腰椎の歪み(1ヶ所)

を矯正した。

しかし再検査では、
これだけでは筋機能の十分な回復がみられなかった。

そこで、

  1. 大腿二頭筋・腰方形筋へのキネシオテーピング療法

  2. 筋スラッキング療法

を行い、再度検査したところ、

  • 大腿二頭筋

  • 腰方形筋

  • さらに何も触れていなかった 中殿筋

までもが正常に機能するようになった。

触診による張りは消失し、
ストレッチ時の痛みもなくなった。

◆姿勢分析と追加の原因特定

腰の痛みが「立っている時に出やすい」との訴えがあったため、
立位姿勢を詳しく分析した。

その結果、

  • 骨盤が 右に傾き

  • 骨盤が 左に捻じれ

  • 上半身がそれにつられて 右へ傾く

という姿勢パターンが確認された。

この姿勢を前提に筋肉テストを行うと、
右側の腸骨筋に機能低下がみられた。

◆ 追加施術と変化

右腸骨筋に対して、

  • キネシオテーピング療法

  • 筋スラッキング療法

を行ったところ、

  • 立位時の腰の痛みが消失

  • 骨盤の傾き・捻じれが改善

という即時的な変化が確認された。

ここで初めて、
「立ち方を意識していたつもりが、
 実際には骨盤をさらに歪める立ち方になっていた」
ことが明確になった。

◆付随症状(頭痛)への言及

以前から偏頭痛があり、
痛み止めの薬が手放せない状態であるとの話があった。

詳しく確認すると、
血管圧迫による頭痛の可能性が高く、
今回対応できなかった

  • 背中(胸椎)

  • 首(頸椎)

の歪みや、それに関連する筋肉・筋膜の調整が、
今回の症状の再発防止だけでなく、
偏頭痛の改善にも重要であることを説明した。

◆結果と変化(After)

施術後、

  • 太もも裏のストレッチ時痛が消失

  • 立位での腰の痛みが改善

  • 骨盤の傾きが整い、姿勢が安定

という変化が確認された。

「伸ばすと痛い」状態から、
「自然に動ける」状態へ移行したことが大きなポイントである。

◆考察

ストレッチやヨガで痛みが出る場合、
柔軟性不足が原因とは限らない。

本症例のように、

  • 反り腰

  • 骨盤の左右差

  • それを補う筋の過緊張

が重なることで、
「伸ばす動作そのもの」が痛みを作ってしまうことがある。

正しい改善には、
姿勢・筋・動作の関係性を整理する視点が不可欠である。

太もも裏が痛むからといって、
太もも裏を伸ばし続けることが正解とは限らない。

姿勢と骨盤バランスを整えることで、
ストレッチをしなくても痛みは変化する。

「良いと言われたことをやっているのに良くならない」
その違和感こそが、見直しのサインである。

 監修・執筆者情報:アールカイロプラクティックセンター 院長 菊池 竜

キネシオテーピング協会認定インストラクター
25年以上・延べ2万5千人以上の臨床経験

※本症例は一例であり、
すべての方に同様の経過が当てはまるわけではありません。
症状や体質、生活背景によって回復過程は異なります。

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