【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら

アールカイロプラクティックセンター

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頚椎症(けいついしょう)

首や腕のしびれ・違和感…それは“加齢”のせいだけではない

公開日:2016年7月5日

更新日:2025年9月26日

「首や腕のしびれ、もう治らない」と思っていないか

「首から肩にかけての痛みやこりが強い」
「指先がしびれて細かい作業がつらい」
「ペットボトルのキャップを開けにくい」

こうした声は少なくない。整形外科で「加齢による変形」と言われても、薬や湿布で改善しないまま日常生活に影響が続いている人もいる。
しかし、首や腕のしびれや違和感は必ずしも年齢のせいではなく、神経や筋肉の働きの乱れによって起こることがある

よくある症状・悩み

  • 首から肩にかけての痛みやこり

  • 指先のしびれや感覚低下

  • 握力の低下で物を落としやすい

  • 長時間のデスクワークで症状が悪化する

  • 寝返りで首が痛み、眠りが浅くなる

頚椎とは?

後ろから見た頸椎

右側から見た頸椎

後ろから見た神経(黄)

前から見た神経(黄)

頚椎は首の骨で、7つの椎骨から構成されている。椎骨の間には椎間板があり、衝撃を和らげるクッションの役割を果たしている。
椎間板の変性や骨の変形が進むと神経を圧迫し、首や肩、腕にかけてのしびれや痛みを引き起こすことがある。

頚椎症とは?

椎間板や椎間関節の変性により頚椎の安定性が失われ、神経が圧迫されることで起こる症状の総称である。
症状は首のこりだけでなく、腕や指先のしびれ、握力低下などにも及ぶ。

ただし、画像で変形があってもしびれが出ない人もいれば、軽度の変形で強い症状を訴える人もいる。
つまり「骨の変形=原因」とは限らず、神経の環境や感受性が大きく関わっている。

なぜ「異常なし」と言われても痛むのか

レントゲンやMRIでは骨や椎間板の形態は確認できるが、神経の働きや代謝までは映らない。
したがって「異常なし」と言われても症状が続くことがある。

背景としては、

  • 神経への酸素・栄養不足によるATP(エネルギー)低下

  • 炎症物質の残存による慢性的な感作

  • 筋肉や靭帯の硬直による神経圧迫

  • 「また痛むのでは」という不安や記憶による過敏化

これらが組み合わさり、症状を強めていることが多い。

日常生活での困りごと

  • 長時間のデスクワークで首や肩が重くなる

  • スマートフォン操作で腕がしびれる

  • ペットボトルのキャップが開けにくい

  • 就寝中に首や肩の痛みで目が覚める

こうした困りごとが続くと、仕事や家事、趣味に影響し、生活の質が低下する。

ダブルクラッシュ理論

首の神経の圧迫に加え、肩や肘での軽度の神経圧迫が重なると、二つの負担が合わさって症状が強くなることがある。
これを「ダブルクラッシュ(二重圧迫)理論」と呼び、頚椎症の症状を理解する上でも重要な考え方である。

関連症状ページも参考に

誤診や見落としのケース

実際には「頚椎椎間板ヘルニア」と診断されていたが、主因は頚椎全体の変性や姿勢の乱れによる頚椎症だった、というケースも少なくない。
画像検査では椎間板の突出が目立っても、それが必ずしも症状の本当の原因とは限らない。

逆に、明らかなヘルニアがないにもかかわらず、神経の代謝環境や頚椎の不安定性によってしびれや違和感が出ている場合もある。
画像だけで判断できない症状こそ、臨床での丁寧な観察や機能面の評価が重要である。

当院の施術の考え方

アールカイロでは「首のこりをほぐす」だけでなく、なぜ頚椎に負担が集中したのかを重視する。

  • 神経ルートに沿った筋肉の張力と圧迫状態

  • 筋膜の連動性(アナトミートレイン)

  • 姿勢・動作のパターン

  • 呼吸と横隔膜の働き

  • 神経の酸素・栄養環境

  • 栄養・代謝・自律神経の安定性

  • 感覚センサーの誤作動

症例紹介

①50代女性

  • 主訴:デスクワークで首から腕にかけてのしびれ

  • 経過:MRIで軽度の変形を指摘されたが治療はなく経過観察

  • 結果:施術+呼吸指導で肩の重さが軽減し、集中力が戻った
     

②60代男性

  • 主訴:ペットボトルのキャップが開けにくい

  • 経過:整形外科で頚椎症と診断、湿布と薬では変化なし

  • 結果:筋膜調整+整食アドバイスで3カ月後に改善を実感

 

※これは一例であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。

実際の声

  • 「夜に首が痛くて眠れなかったのが、朝まで眠れるようになりました」

  • 「手先のしびれで困っていましたが、今は仕事に集中できています」

  • 「薬で変わらなかった肩の重さが改善してきました」

 

※これは個人の感想であり、効果を保証するものではありません。

院長より

院長・菊池 竜

─「“原因が分からない症状”にも必ず意味がある」

これまで20年以上、のべ2万人以上のしびれ・神経痛に悩む方に関わってきた。
病院で「異常なし」と言われても続く違和感や、薬や注射では変わらなかった症状に向き合い、筋膜・神経・栄養・姿勢を統合して整えるアプローチを続けている。

 

「必ず治ります」とは言えないが、体が本来持つ回復力を引き出すことで、動きやすさを取り戻していく方は少なくない。
一人ひとりに合った最適なサポートを心がけている。

よくあるご質問

頚椎症は加齢が原因ですか?

年齢による変化が背景にあることもありますが、それだけが原因ではありません。姿勢や神経環境の乱れも関わります。

頚椎椎間板ヘルニアとどう違うのですか?

ヘルニアは椎間板が突出して神経を圧迫する状態を指します。

頚椎症は椎間板や骨の変性によって神経が影響を受ける状態で、両者は関連しますが異なる病態です。

ストレッチは効果がありますか?

神経が過敏なときに強い刺激を加えると悪化することがあります。安全な条件を整えることが大切です。

どのくらいのペースで通えばよいですか?

お体の状態や目的によって大きく異なります。初回の検査・カウンセリングをもとに、一人ひとりに合ったペースをご提案しています。

仕事や運動は続けても大丈夫ですか?

状態に合わせて調整すれば可能です。

痛みが強い時は安静よりも、安全に動ける範囲で循環を保つことが回復を早めるケースもあります。
施術中に、体に負担をかけずに動くコツや再開のタイミングをご案内しています。

頚椎症は「年齢のせい」と片づけられがちだが、実際には神経の環境や姿勢の乱れが大きく関わっている。
症状の背景を整えることで、変化の可能性は広がる。

アールカイロでは、「症状を取り除く」のではなく「整える力を引き出す」施術を通じて、再び安心して働ける・眠れる生活を取り戻すサポートを行っている。

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新着情報

2025/9/30
当院の10月の定休日は、3日(金)・5日(日)・10日(金)・12日(日)・17日(金)・19日(日)・24日(金)・26日(日)です。  
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菊池 竜

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