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頚椎症(けいついしょう)

首や腕のしびれ・違和感…それは“年齢”のせいだけではない

公開日:2016年7月5日

更新日:2026年1月29日

「首や腕のしびれ、このまま一生続くのではないか…」

そんな不安が、ふとした瞬間に頭をよぎることはないだろうか。

  • 首から肩、腕にかけて重だるさや痛みが抜けない  
  • 指先がしびれて、ボタンを留める、文字を書くといった細かな動作がつらい  
  • 朝起きた瞬間から首が固まり、一日が重たい気分で始まる  
  • 病院では「年齢のせい」「様子を見ましょう」と言われたが、心のどこかで納得できていない  

こうした状態が続くと、

「この先、悪くなることはあっても良くはならないのではないか」  
「周りには分かってもらえない不調を、ずっと抱え続けるのではないか」

そんな思いが積み重なり、体のつらさ以上に、気持ちの疲れを感じている方も少なくない。

頚椎症によるしびれや違和感は、単に「骨が変形しているから」だけで起こるものではない。

神経の働きの低下や過敏さ、筋肉や筋膜の緊張、姿勢や呼吸の浅さ、栄養状態など――  
いくつもの要因が静かに重なった結果として、今の症状が表れているケースも多く見られる。

よく検索される疑問とその背景

  • 「頚椎症 異常なし」

  • 「首 しびれ 原因」

  • 「腕のしびれ ストレッチ効かない」

  • 「手のしびれ 病院で治らない」

これらは、

  • 痛みやしびれの正体が筋肉・神経の滑走障害や機能低下であること

  • 画像検査で異常がなくても症状が続くこと

  • 構造だけでなく“神経の働き”の問題が関係していること

を反映している検索ワードである。

頚椎症とは

頚椎症とは、加齢や姿勢の乱れ、長年の負荷などによって頚椎や椎間板、椎間関節の機能が低下し、神経の通過環境が悪化した状態を指す。

頚椎は7つの椎骨で構成され、その内部を脊髄が通り、そこから枝分かれした神経が肩・腕・手へと伸びている。

この周囲で、

・椎間板の変性
・椎間関節の硬さ
・頚椎の可動性低下
・筋肉や筋膜の緊張

といった変化が重なると、神経が圧迫・牽引・摩擦を受けやすくなり、

しびれ
痛み
脱力感
感覚異常

といった症状として表面化する。

画像検査で大きな異常が見られなくても、神経の通過環境そのものが悪化していれば、症状が続くケースは少なくない。

よくある症状・悩み

  • 首から肩、腕にかけて重だるさや痛みが続く 
  • 指先のしびれや感覚低下
  • 細かい作業がしづらい
  • 握力の低下で物を落としやすい
  • 長時間のデスクワークで症状が悪化する
  • 寝返りで首が痛み、眠りが浅くなる
  • 朝起きた時から首が固まり、動かしづらい  
  • 病院で「年齢のせい」「異常なし」と言われたが納得できない  

「異常なし」と言われても症状が続く理由

レントゲンやMRIでは、

  • 神経がどれだけ疲労しているか

  • 血流や酸素・栄養が足りているか

  • 神経信号が正常に伝達されているか

といった“機能の状態”までは評価できない。

そのため、画像上問題がなくても

  • しびれ

  • 重だるさ

  • 違和感

  • 力の入りにくさ

が続くケースは珍しくないのである。

日常生活での困りごと

  • 長時間のデスクワークで首や肩が重くなる

  • スマートフォン操作で腕や指がしびれる

  • ペットボトルのフタが開けづらい

  • 夜中に首や肩の痛みで目が覚める

こうした状態が続くと、仕事・家事・趣味にも影響し、生活の質は大きく低下する。

ダブルクラッシュ(Double Crush)という考え方

頚椎症では、首の変性により神経根や脊髄の働きが低下し、 肩・腕・手にしびれや痛みが出ることがある。

しかし、首だけでは説明できない症状も多い。

その理由の一つが「ダブルクラッシュ」である。

これは、

  • 首での神経機能低下

  • 手や腕での神経への負荷

が重なることで、手や腕の症状が強く出るという考え方である。

単に複数箇所で圧迫されているというより、 神経全体の回復力が低下した結果として症状が現れている状態と捉えられる。

リバース・ダブルクラッシュ(Reverse Double Crush)という考え方

神経は、首から手や腕へ一方通行で情報を伝えているだけではない。
実際には、手や腕から首へも、感覚情報や栄養、修復に必要な物質が双方向に行き来している。

そのため、手や腕の使いすぎや圧迫、筋肉の緊張などによって神経への負担や働きの低下が続くと、
この「逆方向の流れ」が滞りやすくなる。

すると、その影響が時間差で首や肩まわりに現れ、

・重だるさ
・違和感
・動かしにくさ
・原因のはっきりしない痛み

といった症状として表面化することがある。

この場合、頚椎の画像検査で目立った異常が見られなくても症状は起こりうる。

つまり、

首の症状は首だけの問題ではなく、
手や腕といった末端を含めた「神経全体の機能低下」が関係している場合がある。

 

この視点が、慢性的な首・肩・腕の症状を理解するうえで重要となる。
これを「リバース・ダブルクラッシュ」と呼び、当院では評価や施術方針を決める際の重要な判断材料としている。

当院が局所だけを見ない理由

症状が出ている場所と、原因となっている場所は必ずしも一致しない。

頚椎症の場合も、

  • 首から肩・腕へ続く神経の連動

  • 末端での神経・筋の働き

  • 姿勢や動作の癖

といった神経の通り道全体の条件によって左右される。

当院では、首だけを切り取って評価するのではなく、 神経・筋膜・姿勢・身体の使われ方まで含めて状態を確認している。

局所治療だけで改善しなかった症状ほど、 視点を広げることで初めて整理できることが多いためである。

当院の施術の考え方

当院では、首だけを局所的に施術することを目的としていない。

  • 神経の通り道全体の状態

  • 筋膜・筋肉の緊張バランス

  • 姿勢と体の使い方

  • 呼吸の深さ

  • 栄養や回復力の土台

を含めて総合的に評価している。

症状が出ている場所と、本当の負担の原因が一致しないことは多い。

「首だけを何とかする」のではなく、 「神経が回復しやすい環境を体全体で整える」

ことを施術の目的としている。

その結果として、しびれや違和感が軽減していくケースを数多く見てきた。

なお、施術内容は症状や体の状態によって一人ひとり異なるため、 初回検査後に個別に説明している。

症例紹介

①50代女性・事務職

  •  
  • 主訴:デスクワーク中の首から腕へのしびれ

  • 経過:MRIで軽度変性を指摘されるも治療なし

  • 結果:施術+呼吸指導により首・肩の重さが軽減、集中力が回復

 

②60代男性・管理職

  •  
  • 主訴:ペットボトルのキャップが開けづらい

  • 経過:整形外科で頚椎症と診断、湿布と薬で変化なし

  • 結果:筋膜調整と生活動作の見直しで3か月後に改善を実感

 

※すべての方に同様の結果を保証するものではない。

【症例紹介37】右手から腕の外側、左手指先まで広がるしびれ

—手術を勧められた頚椎症の背景にあった複数神経圧迫(60代男性・ケアマネジャー)

実際の声

  • 「夜に首が痛くて眠れなかったのが、朝まで眠れるようになりました」

  • 「手先のしびれで困っていましたが、今は仕事に集中できています」

  • 「薬で変わらなかった肩の重さが改善してきました」

 

※これは個人の感想であり、効果を保証するものではありません。

私のこのしびれや使いにくさも、相談できる?」

院長より

院長・菊池 竜

─「“原因が分からない症状”にも必ず意味がある」

これまで25年以上、のべ2万5千人以上のしびれや神経痛に悩む方に関わってきました。
病院で「異常なし」と言われても続く違和感や、薬や注射では変わらなかった症状に向き合い、筋膜・神経・栄養・姿勢を統合して整えるアプローチを続けています。

 

「必ず治ります」とは言えませんが、身体が本来持つ回復力を引き出すことで、動きやすさを取り戻していく方は少なくありません。
一人ひとりの状態に合わせた最適なサポートを心がけています。

よくあるご質問

頚椎症は加齢が原因ですか?

加齢変化は一因ですが、それだけが原因ではない。姿勢や神経環境の影響も大きいです。

頚椎椎間板ヘルニアとどう違うのですか?

ヘルニアは椎間板が突出して神経を圧迫する状態、頚椎症は骨や関節の変性による神経環境悪化を含みます。

ストレッチは効果がありますか?

神経が過敏なときに強い刺激を加えると悪化することがあります。安全な条件を整えることが大切です。

どのくらいのペースで通えばよいですか?

体の状態と目的により異なります。初回検査後に提案しています。

仕事や運動は続けても大丈夫ですか?

状態に応じて調整すれば可能なケースが多いです。

頚椎症は「首の問題」だけではない。

神経の働きと環境を整えることで、 症状が変化する余地は十分にある。

症状の背景を正しく整理できて初めて、「何を整えるべきか」が見えてくる。
それが回復への第一歩となる。

※本ページは、現在の状態を理解するための参考情報です。
実際の評価や方針については、状態を確認したうえでご説明しています。

原因が分からないまま我慢し続ける必要はありません

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2025/2/1
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院長ごあいさつ

菊池 竜

「私が最初から最後まで責任をもって対応します。」