
【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら
アールカイロプラクティックセンター
〒154-0011 東京都世田谷区上馬5-35-25 JLBグランエクリュ三軒茶屋601号室
(東急田園都市線 三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩13分)
公開日:2016年7月5日
更新日:2025年12月19日
「首から肩にかけての痛みやこりが強い」
「指先がしびれて細かい作業がつらい」
「ペットボトルのキャップを開けにくい」
こうした声は少なくない。整形外科で「加齢による変形」と言われても、薬や湿布で改善しないまま日常生活に影響が続いている人もいる。
しかし、首や腕のしびれや違和感は必ずしも年齢のせいではなく、神経や筋肉の働きの乱れによって起こることがある。
首から肩にかけての痛みやこり
指先のしびれや感覚低下
握力の低下で物を落としやすい
長時間のデスクワークで症状が悪化する
寝返りで首が痛み、眠りが浅くなる
後ろから見た頸椎
右側から見た頸椎
後ろから見た神経(黄)
前から見た神経(黄)
頚椎は首の骨で、7つの椎骨から構成されている。椎骨の間には椎間板があり、衝撃を和らげるクッションの役割を果たしている。
椎間板の変性や骨の変形が進むと神経を圧迫し、首や肩、腕にかけてのしびれや痛みを引き起こすことがある。
椎間板や椎間関節の変性により頚椎の安定性が失われ、神経が圧迫されることで起こる症状の総称である。
症状は首のこりだけでなく、腕や指先のしびれ、握力低下などにも及ぶ。
ただし、画像で変形があってもしびれが出ない人もいれば、軽度の変形で強い症状を訴える人もいる。
つまり「骨の変形=原因」とは限らず、神経の環境や感受性が大きく関わっている。
レントゲンやMRIでは骨や椎間板の形態は確認できるが、神経の働きや代謝までは映らない。
したがって「異常なし」と言われても症状が続くことがある。
背景としては、
神経への酸素・栄養不足によるATP(エネルギー)低下
炎症物質の残存による慢性的な感作
筋肉や靭帯の硬直による神経圧迫
「また痛むのでは」という不安や記憶による過敏化
これらが組み合わさり、症状を強めていることが多い。
長時間のデスクワークで首や肩が重くなる
スマートフォン操作で腕がしびれる
ペットボトルのキャップが開けにくい
就寝中に首や肩の痛みで目が覚める
こうした困りごとが続くと、仕事や家事、趣味に影響し、生活の質が低下する。
頚椎症では、頚椎(首)の変性が進行することで、神経根や脊髄の働きが低下し、
肩・腕・手にしびれ、重だるさ、感覚異常などの症状が現れることがある。
しかし、
首の狭窄や変性だけでは説明しきれない症状がみられることも少なくない。
その理由のひとつとして、
神経の近位部での働きの低下が、末梢(腕・手指)への神経伝達に影響を及ぼしやすくなる
という考え方がある。
これは、単純に複数箇所で神経が圧迫されている状態というより、
神経全体の働きが低下した結果として、
末端に違和感やしびれが現れている状態
と捉えられている。
頚椎症による変性が存在していても、
その下流での神経の働きが低下している場合、
痛みやしびれの出方や範囲が通常の説明より広くなったり、
症状と画像所見との一致感が乏しくなることがある。
神経は単方向に情報を伝えているのではなく、
末端(手・腕)から中枢(首)へも、情報や栄養のやり取りを行っている。
そのため、末端で神経の負担や働きの低下が続くと、
逆行性の軸索輸送が滞り、
その影響が首や肩まわりの症状として現れることがある
と考えられている。
この場合、
頚椎そのものに目立った異常所見がみられなくても、
首や肩の違和感、重さ、動かしにくさといった症状が出現することがある。
つまり、
首の症状は首だけの問題ではなく、
末端の状態を含めた神経全体の機能低下が関係している場合がある
という視点が重要となる。
これらの考え方に共通しているのは、
症状が出ている場所と、原因となっている場所が必ずしも一致しない
という点である。
頚椎症では、レントゲンやMRIで変性や骨棘(こつきょく)が確認されると、
「そこが原因である」と考えられがちである。
しかし実際の症状の出方は、
首から肩、腕へと続く神経の連動
末端における神経・筋の働き
姿勢や動作による負担
といった、神経の通り道全体の状態によって左右される。
当院では、
症状が出ている首の部位だけを切り取って評価するのではなく、
神経・筋・筋膜の連動や、身体全体の使われ方まで含めて状態を確認することを重視している。
局所のみを追い続けても変化が乏しい場合であっても、
視点を少し広げることで、
これまで説明がつかなかった違和感が整理されてくることがあるからである。
実際には「頚椎椎間板ヘルニア」と診断されていたが、主因は頚椎全体の変性や姿勢の乱れによる頚椎症だった、というケースも少なくない。
画像検査では椎間板の突出が目立っても、それが必ずしも症状の本当の原因とは限らない。
逆に、明らかなヘルニアがないにもかかわらず、神経の代謝環境や頚椎の不安定性によってしびれや違和感が出ている場合もある。
画像だけで判断できない症状こそ、臨床での丁寧な観察や機能面の評価が重要である。
アールカイロでは「首のこりをほぐす」だけでなく、なぜ頚椎に負担が集中したのかを重視する。
神経ルートに沿った筋肉の張力と圧迫状態
筋膜の連動性(アナトミートレイン)
姿勢・動作のパターン
呼吸と横隔膜の働き
神経の酸素・栄養環境
栄養・代謝・自律神経の安定性
感覚センサーの誤作動
①50代女性
主訴:デスクワークで首から腕にかけてのしびれ
経過:MRIで軽度の変形を指摘されたが治療はなく経過観察
結果:施術+呼吸指導で肩の重さが軽減し、集中力が戻った
②60代男性
主訴:ペットボトルのキャップが開けにくい
経過:整形外科で頚椎症と診断、湿布と薬では変化なし
結果:筋膜調整+整食アドバイスで3カ月後に改善を実感
※これは一例であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
「夜に首が痛くて眠れなかったのが、朝まで眠れるようになりました」
「手先のしびれで困っていましたが、今は仕事に集中できています」
「薬で変わらなかった肩の重さが改善してきました」
※これは個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
院長・菊池 竜
─「“原因が分からない症状”にも必ず意味がある」
これまで20年以上、のべ2万人以上のしびれ・神経痛に悩む方に関わってきた。
病院で「異常なし」と言われても続く違和感や、薬や注射では変わらなかった症状に向き合い、筋膜・神経・栄養・姿勢を統合して整えるアプローチを続けている。
「必ず治ります」とは言えないが、体が本来持つ回復力を引き出すことで、動きやすさを取り戻していく方は少なくない。
一人ひとりに合った最適なサポートを心がけている。
頚椎症は椎間板や骨の変性によって神経が影響を受ける状態で、両者は関連しますが異なる病態です。
痛みが強い時は安静よりも、安全に動ける範囲で循環を保つことが回復を早めるケースもあります。
施術中に、体に負担をかけずに動くコツや再開のタイミングをご案内しています。
頚椎症は「年齢のせい」と片づけられがちだが、実際には神経の環境や姿勢の乱れが大きく関わっている。
症状の背景を整えることで、変化の可能性は広がる。
アールカイロでは、「症状を取り除く」のではなく「整える力を引き出す」施術を通じて、再び安心して働ける・眠れる生活を取り戻すサポートを行っている。
手足のしびれ・神経痛専門として20年以上、延べ2万人以上に対応。
「薬や注射に頼らず、体の仕組みから整えたい」
そう願う方のために、構造・神経・栄養の三方向からサポートしています。
症状の背景を理解しながら、自分の体を整える第一歩に。
〒154-0004
東京都世田谷区太子堂2-8-17
J88・SANGENJAYA202号室
東急田園都市線 三軒茶屋駅北口Bより徒歩6分
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