
【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら
アールカイロプラクティックセンター
〒154-0011 東京都世田谷区上馬5-35-25 JLBグランエクリュ三軒茶屋601号室
(東急田園都市線 三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩13分)
公開日:2016年7月5日
更新日:2025年12月17日
「ドライバーを回すと肘が痛む」
「ペンを握ると腕の外側がしびれる」
「マッサージでは良くならない」
こうした症状の多くは、回外筋症候群(かいがいきんしょうこうぐん)と呼ばれる神経障害が関係しています。
原因は「神経そのもの」よりも、その通り道である筋膜・骨膜・姿勢バランスの乱れにあることが少なくありません。
肘の外側から前腕にかけてのしびれや痛み
物を持つ・ねじる動作で痛みが出る
力が入りにくい、握力が落ちた
腕全体のだるさや違和感が取れない
「テニス肘(外側上顆炎:がいそくじょうかえ)」と診断されたが良くならない
前から見た橈骨神経
回外筋と後骨間神経(黄)
○が圧迫されやすい所
回外筋症候群は、橈骨神経(とうこつしんけい)の枝である後骨間神経(こうこっかんしんけい)が、前腕の外側にある回外筋で圧迫されて起こる神経障害です。
回外筋は、肘から手首にかけて前腕を外にひねる動きを担う筋肉で、日常生活の繰り返し動作でも緊張しやすい部分です。
神経が圧迫されると、痛みだけでなく「手のしびれ」「握力低下」「肘外側のだるさ」といった症状が現れます。
腕の骨と回外筋
※右手を手の甲側から見た画像
デスクワークや手作業、スポーツ(テニス・野球・ゴルフなど)による肘の使いすぎで筋肉が硬くなり、
後骨間神経が締め付けられることで発症します。
また、姿勢不良や肩甲骨の動きの制限など、肘以外の部位のバランス崩れが原因となることもあります。
そのため、肘だけを治療しても改善しないケースが多いのが特徴です。
回外筋症候群では、肘の外側〜前腕部で後骨間神経(橈骨神経の深枝)が狭いスペースを通るときに負担がかかり、痛み・違和感・筋力低下が出ることがあると考えられています。
しかし、必ずしも肘まわりだけで症状の全体像が説明できるわけではありません。
神経の近位部(頚椎〜肩周囲)での働きの低下があると、末端側での神経の働きも弱くなりやすい
という考え方があります。これは、神経が一か所で弱ると、その影響が連続的に伝わって“別の場所でも症状が
出やすくなる”というものです。
言い換えると、
肘の症状=肘だけの問題、ではなく、
神経の通り道全体での働きの低下が影響していることがある
という視点です。
神経は末端へ刺激を伝えるだけでなく、末端から中枢へも情報や栄養のやり取りが行われています。
そのため、長時間の肘〜前腕の使い過ぎや緊張が続くことで、末端側での神経機能が低下し、逆に上流(首・肩)にまで影響が及ぶことがあるという視点です。Physiopedia
この場合、
頚椎や肩まわりに明らかな画像所見がない場合でも、
首〜肩〜肘の動作で違和感が強くなる
手先のコントロールがしづらい
しびれ感やだるさがなかなか消えない
といった症状が、神経全体の働きの低下として出てくることがあります。
これらの考え方に共通しているのは、
症状が出ている部位=原因の部位とは限らない
という点です。
回外筋症候群の症状は、単に肘の前腕部で神経が圧迫されているだけでなく、
首や肩周囲の神経の働き
肘遠位までの神経・筋の連動
日常的な動作パターン
といった神経経路全体の機能が影響していることがあります。Physiopedia
当院では、
症状が出ている肘〜前腕だけを切り取るのではなく、
神経の通り道全体や、身体全体の使われ方・負担の集中パターンまで確認することを大切にしています。
局所だけを追い続けて変化が乏しい場合、
視点を広げることで、
これまで説明がつかなかった違和感が整理され、
改善への糸口が見えることがあります。
実際には「テニス肘」「腱炎」「頸椎症」などと診断されていたが、主因は神経の通り道の圧迫だった、
というケースも少なくありません。
画像検査では異常が見つからないことも多く、筋膜や神経滑走性を評価する専門的な視点が必要です。
アールカイロでは、「痛みのある場所を揉む」のではなく、
神経が通りやすくなるための“条件”を整える施術を行います。
筋膜スラッキング法で回外筋・橈骨神経の滑走性を回復
キネシオテーピングで皮膚と神経の感覚センサーを再調整
姿勢や肩甲骨の動き、呼吸のパターンまで含めて全体を評価
症状を抑えるだけでなく、再発しにくい体の使い方を取り戻すことを目指します。
①40代男性・デスクワーク
肘を伸ばすと痛み、物を持つとしびれ。
整形外科では異常なしと言われたが改善せず。
筋膜と神経の滑走を調整後、3回目で「力を入れても違和感がない」と実感。
※これは個人の体験であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
・「テニス肘と言われていたけど違っていた」
ずっと治らず諦めていたが、原因が神経の圧迫だとわかって納得できた。
️ ・「パソコン作業が楽になった」
右肘の重だるさが消え、タイピングがスムーズになった。
️ ・「夜のしびれがなくなった」
寝返りのたびに腕がしびれていたが、今では気にならない。
※これは個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
なかには、痛みを感じにくくなる「痛覚鈍麻」や神経伝達の低下が起きているケースもあります。
その場合、痛み止めを使っても効果が出にくく、かえって神経の働きを抑えてしまうこともあります。
痛みが強い時は安静よりも、安全に動ける範囲で循環を保つ方が回復が早い場合もあります。
当院では、日常生活や仕事での動作・姿勢の工夫もお伝えしています。
状態に合わせて、安全に動かせる範囲で循環を保つことが回復を助けます。
施術中に、無理のない姿勢や動作の方法をお伝えしています。
─「“原因が分からない症状”にも必ず意味がある」
これまで20年以上、のべ2万人以上のしびれ・神経痛に悩む方に関わってきた。
病院で「異常なし」と言われても続く違和感や、薬や注射では変わらなかった症状に向き合い、
筋膜・神経・栄養・姿勢を統合して整えるアプローチを続けている。
「必ず治ります」とは言えないが、体が本来持つ回復力を引き出すことで、動きやすさを取り戻していく方は少なくない。
一人ひとりに合った最適なサポートを心がけている。
「肘 外側 しびれ」「前腕 だるい」「テニス肘 改善しない」「橈骨神経 圧迫」などで検索されることが多い。
これらは、
痛みの正体が神経や筋膜の滑走障害であること
画像では異常がなくても症状が出ること
頸椎や肩甲骨など上位連鎖の影響があること
を反映している。
回外筋症候群は「テニス肘」と混同されやすいが、
原因は筋肉や関節だけでなく、神経の通り道にある滑走不全であることが多い。
アールカイロでは、神経・筋膜・姿勢のつながりを整え、再発しにくい体を取り戻すサポートを行っている。
〒154-0004
東京都世田谷区太子堂2-8-17
J88・SANGENJAYA202号室
東急田園都市線 三軒茶屋駅北口Bより徒歩6分
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| 午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
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