【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら

アールカイロプラクティックセンター

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手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)

指先のしびれ・握力低下…それは“年齢”のせいではないかもしれない

公開日:2016年9月20日

更新日:2025年9月25日

どこへ行っても変わらない手のしびれに悩んでいないか

「指先がしびれる、感覚が鈍い」

「夜間や朝方に強いしびれで目が覚める」
「物をつかむ力が弱くなり、細かい作業がつらい」

このような声は少なくない。整形外科でレントゲンやMRIを撮っても異常が見つからず、湿布や薬で様子をみるように言われるケースも多い。
しかし、しびれや握力低下は決して“気のせい”ではなく、身体が発する確かなサインである。

よくある症状・悩み

  • デスクワークで手首から指先までしびれる

  • 親指から薬指までのしびれ、感覚低下

  • 夜や朝方にしびれで目が覚める

  • ペットボトルのキャップが開けにくい、ハサミやペンが使いにくい

  • 指の曲げ伸ばしがしにくい

  • マッサージや湿布では変化がない

手根管とは?

手指の筋肉と靭帯

※画像は右手を手のひら側から見たもの

手根管(内)と神経(黄)
※画像は右手を手のひら側から見たもの

手首の前側には「手根管」と呼ばれるトンネル状のスペースがあり、正中神経や腱が通過している。
この空間を覆う屈筋支帯が硬直や炎症によって狭くなると、神経が圧迫されてしびれや感覚低下が生じる。

手根管症候群とは?

手根管と腱(白)と神経(黄)
内が圧迫される所

手根管で神経が圧迫されることで起こる神経障害である。
主に親指から薬指にかけてのしびれや感覚低下、握力低下、夜間痛などが特徴である。

ただし神経が圧迫されていてもしびれが出ない人もいれば、軽度の圧迫で強い症状を示す人もいる。
つまり「圧迫=原因」とは限らず、神経の環境や感受性が大きく関わっている。

なぜ「異常なし」と言われても症状が続くのか

レントゲンやMRIでは骨や関節の異常は映るが、神経の働きは映らない。
そのため「異常なし」と言われても、しびれや感覚低下が続くことがある。

背景には以下が関与している。

  • 神経への酸素・栄養不足によるATP(エネルギー)低下

  • 炎症物質の残存による慢性的な感作

  • 筋肉や腱の硬直による摩擦・圧迫

  • 「また痛むのでは」という不安や記憶による神経の過敏化

日常生活での困りごと

  • 長時間のデスクワークで指先がしびれて集中できない

  • 夜間や朝方にしびれで目が覚め、睡眠の質が下がる

  • 家事や細かい手作業に支障が出る

  • 力が入らず物を落とすことが増える

こうした困りごとが重なることで、仕事や趣味に影響を及ぼし、生活全体の質が低下することが少なくない。

ダブルクラッシュ理論

首や肩の神経の軽い圧迫に加え、手首の手根管で神経が圧迫されると、二つの負担が重なって症状が強くなることがある。
これを「ダブルクラッシュ(二重圧迫)理論」と呼び、臨床でも多く確認される。

関連症状ページも参考に

当院の施術の考え方

アールカイロでは「手首をほぐす」だけでなく、なぜ手根管に負担が集中したのかを重視する。

  • 神経ルートに沿った筋肉の張力と圧迫状態

  • 筋膜の連動性(アナトミートレイン)

  • 首・肩・腕・手首の姿勢や動作パターン

  • 神経の酸素・栄養環境

  • 栄養・代謝・自律神経の安定性

  • 感覚センサーの誤作動

局所だけでなく全体を整えることで、神経が本来の働きを取り戻せる条件づくりを行っている。

症例紹介

①40代女性

  • 主訴:夜間の指先のしびれで眠れない

  • 経過:整形外科で手根管症候群と診断、湿布と安静で変化なし

  • 結果:施術+呼吸指導で3週間後に夜間痛が改善

②50代男性

  • 主訴:握力低下で物を落とす

  • 経過:MRI異常なし。デスクワーク中心で悪化

  • 結果:筋膜調整+テーピングで握力回復し、書類作業が楽になった

※これは一例であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。

実際の声

  • 「しびれで夜起きていたのが、朝まで眠れるようになりました」

  • 「キャップを開けられるようになり、日常が楽になりました」

  • 「しびれで字が書けなかったのが改善して、仕事が続けられるようになりました」

※これは個人の感想であり、効果を保証するものではありません。

院長より

院長・菊池 竜

─「“原因が分からない症状”にも必ず意味がある」

これまで20年以上、のべ2万人以上のしびれ・神経痛に悩む方に関わってきた。
病院で「異常なし」と言われても続く違和感や、薬や注射では変わらなかった症状に向き合い、筋膜・神経・栄養・姿勢を統合して整えるアプローチを続けている。

「必ず治ります」とは言えないが、体が本来持つ回復力を引き出すことで、動きやすさを取り戻していく方は少なくない。
一人ひとりに合った最適なサポートを心がけている。

よくあるご質問

手根管症候群は加齢のせいですか?

年齢だけが原因ではありません。神経の環境や姿勢の乱れによって若い方にも起こります。

ヘルニアや首・肩の神経痛と関係ありますか?

首や肩の神経の圧迫と手首の圧迫が重なることで症状が強まることがあります。これをダブルクラッシュ理論と呼びます。

ストレッチで改善しますか?

過敏な神経に強い刺激を与えると悪化することもあります。まずは環境を整えることが大切です。

どのくらいのペースで通えばよいですか?

お体の状態や目的によって大きく異なります。初回の検査・カウンセリングをもとに、一人ひとりに合ったペースをご提案しています。

仕事や運動は続けても大丈夫ですか?

状態に合わせて調整すれば可能です。

痛みが強い時は安静よりも、安全に動ける範囲で循環を保つことが回復を早めるケースもあります。
施術中に、体に負担をかけずに動くコツや再開のタイミングをご案内しています。

手根管症候群は「加齢だから」と諦める必要はない。
背景には神経の環境や姿勢の乱れが関わっており、全体を整えることで変化の可能性は広がる。

アールカイロでは、「症状を取り除く」のではなく「整える力を引き出す」施術を通じて、再び安心して眠れる・作業ができる生活を取り戻すサポートを行っている。

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フォームでのお問合せ、LINE、WEBからのご予約は24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。

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新着情報

2025/10/30
当院の11月の定休日は、2日(日)・7日(金)・9日(日)・14日(金)・16日(日)・21日(金)・23日(日)・28日(金)・30日(日)です。  
尚、3日(月)と24日(月)は祝日のため定休日、22(土)は都合により臨時休業いたします。

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院長ごあいさつ

菊池 竜

親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。