
【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら
アールカイロプラクティックセンター
〒154-0011 東京都世田谷区上馬5-35-25 JLBグランエクリュ三軒茶屋601号室
(東急田園都市線 三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩13分)
公開日:2016年9月20日
更新日:2025年12月18日
「「指先がしびれる、感覚が鈍い」
「夜間や朝方に強いしびれで目が覚める」
「物をつかむ力が弱くなり、細かい作業がつらい」
このような声は少なくない。整形外科でレントゲンやMRIを撮っても異常が見つからず、湿布や薬で様子をみるように言われるケースも多い。
しかし、しびれや握力低下は決して“気のせい”ではなく、身体が発する確かなサインである。
デスクワークで手首から指先までしびれる
親指から薬指までのしびれ、感覚低下
夜や朝方にしびれで目が覚める
ペットボトルのキャップが開けにくい、ハサミやペンが使いにくい
指の曲げ伸ばしがしにくい
マッサージや湿布では変化がない
手指の筋肉と靭帯
手根管(○内)と神経(黄)
※画像は右手を手のひら側から見たもの
手首の前側には「手根管」と呼ばれるトンネル状のスペースがあり、正中神経や腱が通過している。
この空間を覆う屈筋支帯が硬直や炎症によって狭くなると、神経が圧迫されてしびれや感覚低下が生じる。
手根管と腱(白)と神経(黄)
※○内が圧迫される所
手根管で神経が圧迫されることで起こる神経障害である。
主に親指から薬指にかけてのしびれや感覚低下、握力低下、夜間痛などが特徴である。
ただし神経が圧迫されていてもしびれが出ない人もいれば、軽度の圧迫で強い症状を示す人もいる。
つまり「圧迫=原因」とは限らず、神経の環境や感受性が大きく関わっている。
レントゲンやMRIでは骨や関節の異常は映るが、神経の働きは映らない。
そのため「異常なし」と言われても、しびれや感覚低下が続くことがある。
背景には以下が関与している。
神経への酸素・栄養不足によるATP(エネルギー)低下
炎症物質の残存による慢性的な感作
筋肉や腱の硬直による摩擦・圧迫
「また痛むのでは」という不安や記憶による神経の過敏化
長時間のデスクワークで指先がしびれて集中できない
夜間や朝方にしびれで目が覚め、睡眠の質が下がる
家事や細かい手作業に支障が出る
力が入らず物を落とすことが増える
こうした困りごとが重なることで、仕事や趣味に影響を及ぼし、生活全体の質が低下することが少なくない。
手根管症候群では、手首にあるトンネル状の構造である手根管において、正中神経が負担を受けることで、親指から薬指にかけてのしびれや感覚低下、握力の低下などが生じることが多いとされている。従来は、手首局所での負担が主な原因として捉えられてきた。
しかし、神経は一本の長いルートとして全身につながっている構造である。
そのため、首や肩における神経根の働きがわずかに低下している場合でも、
正中神経が末端側である手首において受ける負担の影響が大きくなり、
手根管での症状が強く現れることがある。
これは単純に「二重の圧迫が存在する」という意味ではなく、
神経全体の働きが低下した結果として、
末端である手首に症状が出やすくなっている状態
と捉えられている。
神経は中枢から末端へ指令を送るだけでなく、
末端から中枢へも情報や栄養をやり取りする双方向の働きを持っている。
そのため、末端側、すなわち手から手首にかけて正中神経への負担が続くと、
その影響が逆に上流である肩や首にまで及び、
首から腕にかけての違和感や重だるさとして現れることがある。
このような場合、
手首だけに明確な異常所見が認められないにもかかわらず症状が強かったり、
首や肩にチクチクとした違和感を伴ったりすることがあるが、
それは手首局所だけでなく、神経全体の働きの低下が関係している可能性を示している。
これらの考え方に共通しているのは、
症状が出ている場所と、原因となっている場所が必ずしも一致するとは限らない
という点である。
手根管症候群では、手首における正中神経の負担が中心に語られやすい。
しかし実際の症状には、
首から肩にかけての神経の働きの低下
日常的な姿勢や肩から腕にかけての使われ方
手首から手指にかかる繰り返しの負担
神経への酸素や栄養供給の環境
といった、神経ルート全体の機能低下が関係していることがある。
当院では、
症状が出ている手首の部位だけを切り取って評価するのではなく、
神経・筋・筋膜・姿勢・動作といったつながりを含めて、
身体全体の状態を確認することを重視している。
局所のみを追い続けても変化が乏しい場合であっても、
視点を少し広げることで、
これまで説明がつかなかった違和感が整理され、
改善への糸口が見えてくることがあるからである。
アールカイロでは「手首をほぐす」だけでなく、なぜ手根管に負担が集中したのかを重視する。
神経ルートに沿った筋肉の張力と圧迫状態
筋膜の連動性(アナトミートレイン)
首・肩・腕・手首の姿勢や動作パターン
神経の酸素・栄養環境
栄養・代謝・自律神経の安定性
感覚センサーの誤作動
局所だけでなく全体を整えることで、神経が本来の働きを取り戻せる条件づくりを行っている。
①40代女性
主訴:夜間の指先のしびれで眠れない
経過:整形外科で手根管症候群と診断、湿布と安静で変化なし
結果:施術+呼吸指導で3週間後に夜間痛が改善
②50代男性
主訴:握力低下で物を落とす
経過:MRI異常なし。デスクワーク中心で悪化
結果:筋膜調整+テーピングで握力回復し、書類作業が楽になった
※これは一例であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
「しびれで夜起きていたのが、朝まで眠れるようになりました」
「キャップを開けられるようになり、日常が楽になりました」
「しびれで字が書けなかったのが改善して、仕事が続けられるようになりました」
※これは個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
─「“原因が分からない症状”にも必ず意味がある」
これまで20年以上、のべ2万人以上のしびれ・神経痛に悩む方に関わってきた。
病院で「異常なし」と言われても続く違和感や、薬や注射では変わらなかった症状に向き合い、筋膜・神経・栄養・姿勢を統合して整えるアプローチを続けている。
「必ず治ります」とは言えないが、体が本来持つ回復力を引き出すことで、動きやすさを取り戻していく方は少なくない。
一人ひとりに合った最適なサポートを心がけている。
痛みが強い時は安静よりも、安全に動ける範囲で循環を保つことが回復を早めるケースもあります。
施術中に、体に負担をかけずに動くコツや再開のタイミングをご案内しています。
手根管症候群は「加齢だから」と諦める必要はない。
背景には神経の環境や姿勢の乱れが関わっており、全体を整えることで変化の可能性は広がる。
アールカイロでは、「症状を取り除く」のではなく「整える力を引き出す」施術を通じて、再び安心して眠れる・作業ができる生活を取り戻すサポートを行っている。
〒154-0004
東京都世田谷区太子堂2-8-17
J88・SANGENJAYA202号室
東急田園都市線 三軒茶屋駅北口Bより徒歩6分
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
| 午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
平日10:00~19:00/土曜9:00~18:00
金曜・日曜・祝日・12/30~1/3
※LINE、フォームからのお問合せ、ご予約は24時間受付しております。