【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら
アールカイロプラクティックセンター
〒154-0011 東京都世田谷区上馬5-35-25 JLBグランエクリュ三軒茶屋601号室
(東急田園都市線 三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩13分)
公開日:2025年7月5日
更新日:2015年9月29日
多くの方が受ける一般的なケア(血流を良くする施術・自律神経を整える療法・栄養補給など)でも、症状が改善しきらないことがある。
その背景の一つとして考えられるのが 「間質液(かんしつえき)」の滞り である。
血液やリンパとは別に、筋膜の中を通っている液体が間質液である。
酸素や栄養を細胞に届ける
老廃物や炎症物質を回収する
神経周囲の環境を安定化させる
この間質液の循環が滞ると、筋膜の網目構造が硬くなり、神経過敏・炎症の長期化・回復力の低下などにつながる可能性がある。
筋膜は皮膚〜筋肉の間に存在する立体的な結合組織の層であり、まるで動けるネット状の支持構造のようなもの。
このネットの柔軟性が失われると、
姿勢の崩れ
筋肉のねじれや癒着
動かしづらさ
などが起こりやすくなり、「しびれや慢性痛」が長引きやすくなる。
流体筋膜動可法(りゅうたいきんまくどうかほう)は、筋膜の構造を整えることで間質液を巡らせ、体が自然に回復する力を取り戻すことを目指す方法である。
マッサージのように強く押すのではなく
血流改善だけに注目するのではなく
水の流れ(間質液)を動かすという独自の視点からのアプローチである。
流体筋膜動可法の考え方の中心にあるのは、キネシオ療法に通じる「定にして動も可(ていにしてどうもか)」という概念。
体が必要な時には安定し、必要に応じて動ける柔軟性をもつ状態を指す。
流体筋膜動可法では、まず体の構造的な安定(定)をつくり、そこに呼吸・心臓・筋肉のリズムを整える働き(動)を重ねていく。
体液がスムーズに巡るためには、以下の4つの働きが関わるとされている。
ハイドロギア | 働き・役割 |
---|---|
重力 | 姿勢や歩行によって下方への流れを生む |
呼吸 | 胸腔と腹腔をポンプとして機能させる |
心臓 | 血液と間質液の拍動的循環を助ける |
筋肉 | 動き・テンション・弛緩による循環補助 |
これらがそろうと、体は自然に“流れるモード”に入る。
キネシオ療法と同じく、流体筋膜動可法においても 「空・動・冷」 の3条件が重要である。
空(くう):余白をつくり間質液の流れを妨げない
動(どう):組織が揺らぎながら正しく動けること
冷(れい):炎症を抑え、熱をこもらせない状態
筋肉が硬いまま緩まない背景には、ATPというエネルギー不足がある。
ATPはミトコンドリアで酸素と栄養からつくられるため、呼吸が浅い・血流不足・栄養不良などが重なると、筋肉は緩めず、緊張したまま固まりやすい。
この状態では神経も過敏になり、痛みやしびれが慢性化しやすくなる。
身体はときに「流れ」を優先して姿勢を歪ませることがある。
苦しくなった場所から逃げるように歪むことで水を通そうとするが、結果的に別の場所に負担をかけてしまうことがある。
レントゲンやMRIで異常が見つからないのに、
しびれや神経痛が続く
慢性疲労や頭痛が残る
自律神経の乱れを感じる
といったケースは少なくない。
その背景のひとつに「間質液の滞り」が関与している可能性がある。
流体筋膜動可法は、体の水(間質液)の流れを整えることを軸とした施術法である。
血流やリンパだけでは説明できない不調に対し、新たな改善の糸口となる可能性を秘めている。
※本ページは流体筋膜動可法に関する一般的な解説であり、すべての方に効果を保証するものではありません。症状や経過には個人差がありますので、施術をご希望の際は専門家にご相談ください。
〒154-0011
東京都世田谷区上馬5-35-25
JLBグランエクリュ三軒茶屋601号室
東急田園都市線 三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩13分
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
平日10:00~19:00/土曜9:00~18:00
金曜・日曜・祝日・12/30~1/3
※LINE、フォームからのお問合せ、ご予約は24時間受付しております。