【三軒茶屋駅】三茶でカイロなら
アールカイロプラクティックセンター
〒154-0011 東京都世田谷区上馬5-35-25 JLBグランエクリュ三軒茶屋601号室
(東急田園都市線 三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩13分)
「太ももの外側がしびれる」
「太ももの前がヒリヒリする」
「膝が伸ばしにくい」
などのお悩みがある場合は、『大腿神経痛(だいたいしんけいつう)』の可能性があります。
大腿神経痛とは、どのような状態のことをいい、何が原因で起こるかを解説し、それに対して一般的に病院などでできることと、当院でできることの違いを説明します。
どなたにでもわかるよう専門用語はできるかぎり使わず、写真と解剖図を使って解説します。
大腿神経(だいたいしんけい)は、腰椎(ようつい)の2~5番目から出る神経で、太ももの前や外側の筋肉に繋がります。
外側大腿皮神経(がいそくだいたいひしんけい)は、腰椎2~4番目から出る神経で、そ径靱帯(じんたい)の下を通り、太ももの前~外側の皮膚に繋がる感覚神経です。
前から見た大腿神経
前から見た外側大腿皮神経
大腰筋(だいようきん)や腸骨筋(ちょうこつきん)の過緊張によって大腿神経が締め付けられたり、腰椎椎間板ヘルニアによって大腿神経が圧迫されたりして起こるしびれや痛みを『大腿神経痛』といいます。
前から見た大腰筋
画像の説明を入力してください
大腿神経が圧迫される所(○内)
外部からの圧迫や縫工筋(ほうこうきん)の過緊張などにより、鼡径(そけい)靱帯と縫工筋の間から出る外側大腿皮神経が締め付けられて起こるしびれや痛みを『外側大腿皮神経痛』または『感覚異常性大腿神経痛』といいます。
一般的には上記の二つを区別せず、総称して『大腿神経痛』と呼ぶことが多いようです。
前から見た鼡径靭帯
前から見た縫工筋
外側大腿皮神経が圧迫される所(○内)
上の写真の○内のように太ももの前や外側にしびれや痛みが出て、腰の痛みがない場合もあるので、腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)と間違われることもあります。
「ヒリヒリ焼けつく」「ビリビリする」「電流が走る」ような痛みが出て、うつ伏せや仰向けで寝たり、膝や股関節を深く曲げる姿勢や動作で悪化することもあります。
外側大腿皮神経の圧迫では感覚がなくなったり、鈍くなったりするだけですが、大腿神経が圧迫されると筋力低下が起こるので、膝が伸ばしにくくなり、階段の上り下りが困難になります。
一般的には、ベルトやガードル、スパッツなどによる締め付け、窮屈なズボンや下着の着用、肥満、妊娠、骨盤内臓の腫瘍などによるそ径部の圧迫が原因で起こると言われていますが、これらが当てはまらない場合もあります。
そこで、実際に大腿神経痛と診断された方たちを見てみると、ほとんどの方にある共通点がみつかります。
それは、骨盤の“歪み”や腰椎の“歪み”です。
日常生活における“間違った”姿勢や身体の使い方、習慣に合わせて腰椎や骨盤が歪み、椎間板や筋肉(大腰筋、腸骨筋、縫工筋など)に長い間負担を掛け続けた結果、椎間板が変形してしまったり、筋肉が過緊張してしまったと考えられます。
一般的に病院では、
消炎鎮痛剤や筋弛緩薬(きんしかんやく)、神経に効くビタミン剤や血流を良くする薬が処方され、マッサージやストレッチ、電気による治療が行なわれます。
痛みが強い場合は、ブロック注射※を勧められることもあるようですが、日常生活に支障をきたす場合には
手術による大腿神経の剥離(はくり)や切除が行なわれます。
※(神経)ブロック注射とは、
足の痛みやしびれをもたらしている大腿神経や外側大腿皮神経の障害部分に局所麻酔を直接注射し、神経を遮断することで痛みやしびれを抑えます。神経に注射をするので、激しい痛みを伴います。
持続時間には個人差があり、打った時だけしか効かない人もいれば、1週間くらい持続する人もいるようです。
当院では、
まず、痛みやしびれに対する施術を行ない、改善を図ります。
①大腿神経や外側大腿皮神経の圧迫が 腰椎椎間板ヘルニアによるものか、 筋肉の過緊張によるものかを見立て、 腰椎椎間板ヘルニアによるものであれば、それに対する施術を行ないます。
(※詳しくは『腰椎椎間板ヘルニア』をご覧ください。)
また、筋肉の過緊張によるものであれば、 大腰筋、腸骨筋、縫工筋の中から 神経を圧迫している筋肉を特定します。
②大腰筋は腰椎(ようつい)に、 腸骨筋と縫工筋は骨盤に付き、 それぞれの歪みが筋肉を過緊張させる 原因になるので、腰椎の歪みや 骨盤の歪みを治療し、 筋肉を解放します。
③①で特定した筋肉とつながっている 筋肉の中から問題を起こしている筋肉を みつけて施術します。
大腰筋や腸骨筋とつながる筋肉
縫工筋とつながる筋肉
上の図のように、大腰筋や腸骨筋、 縫工筋とつながっている筋肉のいずれかに 問題(伸張or過緊張)が起こっていると、 その影響により大腰筋や腸骨筋、縫工筋も 過緊張させられてしまいます。
そのため、①で特定した筋肉とつながって いる筋肉の中から問題が起こっている 筋肉をみつけ、①で特定した筋肉と一緒に 筋スラッキング療法とキネシオテーピング療法 を行なって筋肉を元の正常な状態に戻すことで、 圧迫されている神経を解放します。
このように、神経を圧迫している筋肉だけでなく、その筋肉を過緊張させている原因(背骨や骨盤の歪み、つながっている筋肉の問題)も一緒に施術することが大腿神経痛の改善を図るためには重要です。
大腿神経痛は、正しい見立てと適切な施術を受ければ、改善が期待できます。
もしも、以下のようなお悩みがあれば、当院にお任せください。
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午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
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