【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら
アールカイロプラクティックセンター
〒154-0011 東京都世田谷区上馬5-35-25 JLBグランエクリュ三軒茶屋601号室
(東急田園都市線 三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩13分)
公開日:2016年9月2日
更新日:2021年11月10日
アールカイロプラクティックセンターの菊池です
このページを書いている私は20年以上の治療実績の中で、延べ20,000人以上の手足のしびれや神経痛を治療してきました。
大腿神経痛や外側大腿皮神経痛は正しい見立てと適切な治療をすれば、ほとんどの場合ちゃんと治ります。
太もものしびれや痛みを訴えると、病院では腰のレントゲン検査のみで診断されることが多いので、筋肉自体の問題は見落とされがちです。
病院で腰の骨と骨の間が狭まっていると診断され、治療を受けてもあまり良くならないと来院された方が、実は筋肉による大腿神経や外側大腿皮神経の締め付けや圧迫だったということもよくありますが、このページでは、大腿神経痛や外側大腿皮神経痛と診断を受けている前提で解説しています。
このページでは、大腿神経痛、外側大腿皮神経痛の原因を全て解説し、それに対する病院での治療と当院での治療の違いを説明します。
大腿神経(だいたいしんけい)は、腰椎(ようつい)の2~5番目から出る神経で、太ももの前や外側の筋肉に繋がります。
外側大腿皮神経(がいそくだいたいひしんけい)は、腰椎2~4番目から出る神経で、そ径靱帯(じんたい)の下を通り、太ももの前~外側の皮膚に繋がる感覚神経です。
大腰筋(だいようきん)や腸骨筋(ちょうこつきん)の過緊張によって大腿神経が締め付けられたり、腰椎椎間板ヘルニアによって大腿神経が圧迫されたりして起こるしびれや痛みを『大腿神経痛』といいます。
外部からの圧迫や縫工筋(ほうこうきん)の過緊張などにより、鼡径(そけい)靱帯と縫工筋の間から出る外側大腿皮神経が締め付けられて起こるしびれや痛みを『外側大腿皮神経痛』または『感覚異常性大腿神経痛』といいます。
一般的には上記の二つを区別せず、総称して『大腿神経痛』と呼ぶことが多いようです。
上の写真の○内のように太ももの前や外側にしびれや痛みが出て、腰の痛みがない場合もあるので、腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)と間違われることもあります。
「ヒリヒリ焼けつく」「ビリビリする」「電流が走る」ような痛みが出て、うつ伏せや仰向けで寝たり、膝や股関節を深く曲げる姿勢や動作で悪化することもあります。
外側大腿皮神経の圧迫では感覚がなくなったり、鈍くなったりするだけですが、大腿神経が圧迫されると筋力低下が起こるので、膝が伸ばしにくくなり、階段の上り下りが困難になります。
一般的には、ベルトやガードル、スパッツなどによる締め付け、窮屈なズボンや下着の着用、肥満、妊娠、骨盤内臓の腫瘍などによるそ径部の圧迫が原因で起こると言われていますが、ほとんどの場合は、運動などによる筋肉の使い過ぎが原因で起こると言われています。
しかし、同じように運動をしている人でも大腿神経痛、外側大腿皮神経痛になる人とならない人がいます。
その違いは何でしょう。
実際に大腿神経痛、外側大腿皮神経痛と診断された方のほとんどに、ある共通点がみつかります。
それは,大腰筋、腸骨筋、縫工筋の共働筋や拮抗(きっこう=反対の動作をする)筋、さらに連結連動する筋・筋膜(※アナトミートレインともいわれます)が、間違った体の使い方や習慣、悪い姿勢によって機能不全を起こし、大腰筋、腸骨筋、縫工筋を過緊張させてしまっていることです。
病院では、消炎鎮痛剤や筋弛緩薬(きんしかんやく)、神経に効くビタミン剤や血流を良くする薬が処方され、マッサージやストレッチ、電気による治療が行なわれます。
痛みが強い場合は、ブロック注射※を勧められることもあるようですが、日常生活に支障をきたす場合には
手術による大腿神経の剥離(はくり)や切除が行なわれます。
※(神経)ブロック注射とは、
足の痛みやしびれをもたらしている大腿神経や外側大腿皮神経の障害部分に局所麻酔を直接注射し、神経を遮断することで痛みやしびれを抑えます。神経に注射をするので、激しい痛みを伴います。
持続時間には個人差があり、打った時だけしか効かない人もいれば、1週間くらい持続する人もいるようです。
当院では、まず、痛みやしびれに対する治療を行ない、改善図ります。
①大腿神経や外側大腿皮神経の圧迫が 腰椎椎間板ヘルニアによるものか、 筋肉の機能不全によるものかを見立て、 腰椎椎間板ヘルニアによるものであれば、それに対する施術を行ないます。
(※詳しくは『腰椎椎間板ヘルニアの原因と治療をご覧ください。)
また、筋肉の機能不全によるものであれば、 大腰筋、腸骨筋、縫工筋の中から 神経を圧迫している筋肉を特定し、その筋肉の問題に関わる筋肉や筋膜に筋・筋膜スラッキング療法とキネシオテーピング療法を行ない、問題を起こしている筋肉を正常な状態に戻して、神経を解放します。
②①で特定した筋肉の過緊張に関連(共働、拮抗、連結連動)する筋・筋膜に対して筋・筋膜スラッキング療法とキネシオテーピング療法を行ない、必要に応じてその筋肉の機能不全に関わる骨盤や腰椎(ようつい)の歪みを矯正し、元の正常な状態に維持しやすくします。
③最新機器による姿勢分析とその他の検査によって全身の状態を確認し、間違った体の使い方や習慣、悪い姿勢に関わる筋肉と筋膜の問題、背骨や骨盤の歪みなどがあれば、それらをみつけて治療します。
このように患部の治療だけでなく、患部に負担を掛けている根本的な原因をみつけて、それも一緒に治療しなければ、いつまで経っても患部はなかなか治癒することができません。
ほとんどの場合、症状が強く出ている間は患部に対する治療に重点をおきますので、程度にもよりますが大体5~10回くらいで症状の軽減がみられ、場合によっては2~3回でほとんど気にならなくなります。
そこからさらに体を歪みにくくするための治療も一緒に行なっていけば、症状の再発を防ぐことができます。
当院では、まず、痛みやしびれに対する治療を行ない、改善を図ります。
大腰筋は腰椎(ようつい)に、 腸骨筋と縫工筋は骨盤に付き、 それぞれの歪みが筋肉を過緊張させる 原因になるので、必要に応じて腰椎の歪みや 骨盤の歪みを矯正します。
②栄養療法により、①で特定した筋肉が元の正常な状態に戻りやすくなるよう食生活を見直し、実践していただきます。
病院で出されるビタミン剤は主にビタミンB12ですが、ビタミンB12を体が適切に使うためには単体でなく、他のミネラルが必要です。
そもそもビタミンB12には、神経の健康を維持する効果しかないので、神経を修復するためには他の栄養素が必要になります。
③最新機器による姿勢分析とその他の検査によって全身の状態を確認し、間違った体の使い方や習慣、悪い姿勢に関わる筋肉と筋膜の問題、背骨や骨盤の歪みをみつけて治療することで大腿神経痛を元から絶ち、その後の再発の予防はもちろんのこと、機能回復も早期に実現します。
筋肉内には筋肉の長さを感知するセンサー(ゴルジ腱器官)があり、これ以上引っ張られると切れてしまうという所で感知し、筋肉を縮めることでその筋肉を守ろうとします。
そのため、過緊張している筋肉をストレッチで伸ばそうとすると、元々の長さに比べて緊張して短くなっている分センサーが過敏になっているため、回外筋をさらに緊張させてしまい悪化させてしまう可能性があります。
最近ではインターネットで調べれば、大腿神経痛や外側大腿皮神経痛の対処法はいろいろと出てきますが、それを参考にしたセルフケアが症状を長引かせてしまっているケースはとても多いです。
大腿神経痛や外側大腿皮神経痛は正しい見立てと適切な治療をすれば、ちゃんと治ります。
もしもあなたが、大腿神経痛や外側大腿皮神経痛の症状からできるだけ早く解放されたいのであれば、できるだけ早く来院されることをオススメします。
※文中の一部 画像はteamLabBody様の許可を得て、掲載しております。
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ハムストリングスの痛みや張りを改善させるための通院回数や期間は症状の程度や原因、発症してからの期間、年齢、生活習慣などによって変わります。また、必ず治るとも断言できません。
しかし、これまでの臨床経験からある程度の目安はお伝えすることができます。
【1~3カ月くらい前に発症or軽い痛みや張り】
1週間に1回の通院で3~5回
【1年以上前に発症or強い痛みや張り】
1週間に1~2回の通院で12回以上
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