
【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら
アールカイロプラクティックセンター
〒154-0011 東京都世田谷区上馬5-35-25 JLBグランエクリュ三軒茶屋601号室
(東急田園都市線 三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩13分)
公開日:2016年10月5日
更新日:2025年12月21日
「小指と薬指の指〜手の平がしびれる」
「握力が弱まり、ペンやカップを持ちづらい」
「病院で検査しても異常なしと言われた」
こうした声は少なくない。画像検査で異常が見つからなくても、しびれや違和感は確かに存在し、それは体からのサインである。
小指〜薬指にかけてしびれがある
手の平にジンジンする違和感が残る
握力が弱まり、物を落としやすい
パソコン作業や裁縫などで症状が強くなる
マッサージやストレッチをしても改善しない
豆状骨と有鈎骨と豆鈎靭帯(黄色)
ギヨン管(○内)と神経(黄)と血管
手首の小指側にある豆状骨(ずじょうこつ)と有鈎骨(ゆうこうこつ)、そしてその二つの骨をつなぐ豆鈎靱帯(とうこうじんたい)によって作られるトンネルがある。これをギヨン管といい、尺骨神経と血管が通過している。
この部分で神経が圧迫されることで起こるのが「ギヨン管症候群」である。
手の酷使(長時間のPC作業、裁縫、楽器演奏、自転車のハンドル操作など)
外傷やガングリオンなどによる圧迫
手首の使い過ぎによる微細な炎症
姿勢や肩・肘からの負担の影響
しかし実際には、単なる圧迫だけでなく、神経の栄養不足や感作(過敏化) が背景にあることも多い。
ギヨン管症候群は、しばしば他の疾患と混同される。
手根管症候群(正中神経領域)
薬指は正中神経と尺骨神経の両方が関与しているため、「親指〜中指の症状」と「小指〜薬指の症状」が混ざり誤診されることがある。
肘部管症候群(尺骨神経の肘レベル)
同じ尺骨神経の障害であるため、肘の圧迫なのか手首の圧迫なのか、部位を見極めないと誤認されやすい。
頸椎椎間板ヘルニア
首の神経根が圧迫されても小指・薬指にしびれが出るため、画像上「ヘルニアあり」と診断されても、実は主因がギヨン管での圧迫だったというケースがある。
画像検査や単一部位だけの診断では不十分であり、手首・肘・頸椎まで含めた総合評価が必要である。
ギヨン管症候群では、手根部(手首付近)にあるギヨン管というトンネル状の構造を尺骨神経が通過する際に、圧迫や牽引などの負担が加わることで、薬指・小指にかけてのしびれや感覚異常、握力の低下が生じることがあるとされている。従来は局所での神経負担が中心に捉えられてきた。
しかし、神経は一か所だけで完結する存在ではなく、長い通り道として全体で機能している。
そのため、頚椎や肩まわりにおける神経の働きが低下していると、
その影響が末端である手指まで及び、
ギヨン管での症状が強く現れやすくなる場合がある。
この考え方では、
頚椎や肩周囲など神経の近位部で働きが低下すると、
尺骨神経の伝達や栄養供給が弱まり、
その結果として特定の狭い部位で症状が目立つようになる
と理解される。
これは単純に複数箇所で神経が圧迫されているというだけでなく、
神経全体の機能低下が連続的な影響を及ぼしている結果
と考えるべきである。
つまり、
手指の症状は、局所だけでなく、
神経の通り道全体での働き低下が影響している場合がある
という視点が重要である。
神経は中枢から末端へ刺激や情報を送るだけでなく、
末端から中枢へも情報や栄養を戻す双方向の仕組みを持つ。
そのため、末端側、すなわち手〜手指にかけての神経負担が継続すると、
その影響が上流の肩や首にも波及し、
首〜肩〜腕にかけて違和感やだるさ、重さとして現れることがある。
このような場合、
頚椎や肩に明確な異常所見がないにもかかわらず、
首から肩〜腕〜手指へかけて違和感が強くなる
手先のコントロールがしづらい
しびれやだるさが改善しにくい
といった状態が生じることがある。
これは、
局所だけを原因とする考え方では説明できない状態
である。
これらの考え方に共通しているのは、
症状が出ている場所と、
原因となっている場所が一致するとは限らない
という点である。
ギヨン管症候群では、ギヨン管における尺骨神経の負担が中心に語られるが、
実際の症状には、
首〜肩〜腕〜手指に至る神経の通り道全体の状態
日常の姿勢や肩〜肘〜手の使い方
神経への酸素・栄養供給の状態
末端での反射的な負担
といった、神経・筋・姿勢・動作の連続性が影響している場合がある。
当院では、
症状が現れている手指や手首だけを切り取って評価するのではなく、
神経・筋膜・姿勢・動作といった身体全体の機能として状態を確認することを重視している。
局所だけを追い続けても変化が乏しい場合であっても、
視点を少し広げることで、
これまで説明がつかなかった違和感が整理され、
改善への糸口が見えてくることがあるからである
アールカイロでは「圧迫部位をもむ」のではなく、なぜそこに負担が集中したのかを探る。
神経ルートに沿った筋膜・筋肉の張力と圧迫状態
姿勢・動作のクセ(猫背、巻き肩など)
呼吸の浅さによる胸郭の制限
内臓の疲労や栄養不足による神経機能の低下
感覚センサー(皮膚・筋膜)の誤作動
全身の条件を整えることで、神経が本来の働きを取り戻せる環境づくりを行う。
①40代女性・事務職
小指〜薬指にかけてのしびれと握力低下。整形外科で「手根管症候群」と診断されたが改善せず。検査でギヨン管部の圧痛を確認し施術。テーピング+姿勢改善で4回目にタイピング作業が楽に。
②30代男性・エンジニア
夜間に小指のしびれで目が覚める。頸椎椎間板ヘルニアを疑われたが、神経走行を追うとギヨン管での圧迫が主因。施術で神経の滑走改善+呼吸再教育を行い、5回目で夜間のしびれ消失。
※これは一例であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
「ヘルニアと言われたけど、ここで原因が手首だと分かって安心した」
「手根管症候群と思い込んでいたけれど、違っていた」
「握力が戻って仕事が続けやすくなった」
※これは個人の感想であり、効果を保証するものではない。
─「“原因が分からない症状”にも必ず意味がある」
これまで20年以上、のべ2万人以上のしびれ・神経痛に悩む方に関わってきた。
病院で「異常なし」と言われても続く違和感や、薬や注射では変わらなかった症状に向き合い、筋膜・神経・栄養・姿勢を統合して整えるアプローチを続けている。
「必ず治ります」とは言えないが、体が本来持つ回復力を引き出すことで、動きやすさを取り戻していく方は少なくない。
一人ひとりに合った最適なサポートを心がけている。
なかには、痛みを感じにくくなる「痛覚鈍麻」や神経伝達の低下が起きているケースもあります。
その場合、痛み止めを使っても効果が出にくく、かえって神経の働きを抑えてしまうこともあります。
痛みが強い時は安静よりも、安全に動ける範囲で循環を保つことが回復を早めるケースもあります。
施術中に、体に負担をかけずに動くコツや再開のタイミングをご案内しています。
「小指 薬指 しびれ」
「手の小指 握力低下」
「手根管症候群 違い」
「手のしびれ ヘルニア」
などで検索されることが多い。
これらは、
症状の正体が 手首での神経圧迫(ギヨン管) であること
画像に異常がなくても症状が続くこと
手根管症候群・肘部管症候群・頸椎椎間板ヘルニアとの鑑別が重要であること
を反映している。
ギヨン管症候群は「異常なし」や「手根管症候群と同じ」と片づけられがちだが、実際には神経・筋膜・姿勢・代謝の複合的な要因が関わっている。
「ヘルニアだから仕方ない」「手の使いすぎだ」と諦めず、早めに整えることが再発防止の第一歩である。
アールカイロでは、「症状を取り除く」のではなく「整える力を引き出す」施術を通じて、再び安心して手を使える日常を支えている。
手足のしびれ・神経痛専門として20年以上、延べ2万人以上に対応。
「薬や注射に頼らず、体の仕組みから整えたい」
そう願う方のために、構造・神経・栄養の三方向からサポートしています。
症状の背景を理解しながら、自分の体を整える第一歩に。
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東急田園都市線 三軒茶屋駅北口Bより徒歩6分
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