【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら

アールカイロプラクティックセンター

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前骨間神経症候群
(ぜんこっかんしんけいしょうこうぐん)とは

親指と人差し指に力が入らない・つまめない原因

公開日:2026年1月14日

更新日:2026年1月22日

「しびれはない。しかし、力が入らない。」

そう訴える人は少なくない。
そして多くの場合、その違和感をうまく説明できず、戸惑った表情になる。

物は持てる。
感覚もある。
痛みもほとんどない。

それにもかかわらず――

・親指と人差し指でつまめない
・OKサインがうまく作れない
・ボタンが留めにくい
・ペンを持つと指が不安定になる

このような、地味だが確実に不便な違和感だけが静かに残る。

医療機関では、

「様子を見ましょう」
「そのうち戻ります」
「検査では異常ありません」

そう告げられることが多い。

しかし現実には、
日常生活の中で小さな不自由が毎日積み重なっていく。

仕事での細かな作業。
家事の動作。
趣味の時間。

誰かに訴えるほどではない。
だが、確実に以前とは違う

この状態が続くと、

「気のせいかもしれない」
「年齢の問題なのだろうか」

そのように、自分の感覚そのものを疑い始めてしまう人もいる。

しかし、

「しびれはないのに力が入らない」

この組み合わせには、
明確な身体的理由が存在する場合がある。

 

その一つが、
前骨間神経症候群である。

よくある症状・お悩み

  • 親指と人差し指でOKサインが作れない

  • コインや紙をつまむ動作が極端にやりづらい

  • 指先に力が入りにくいが、しびれや痛みはほとんどない

  • ペンが持ちにくい、細かい作業が難しい

  • 筋力トレーニング(懸垂、ダンベル、ベンチプレス)後から指が使いづらくなった

  • 肘や前腕をマッサージしても変化を感じにくい

  • 手根管症候群と説明されたが症状が一致しない

  • 仕事や趣味に支障が出ている

前骨間神経症候群とは

前骨間神経とは、正中神経から肘の少し下で分岐する運動専用の神経である。

この神経は、

・感覚(しびれ)を担当しない
・親指、人差し指、中指の深部屈筋群を支配する

という特徴を持つ。

そのため、

「しびれはないのに指だけ動かない」

という、一般的な神経障害とは異なる症状の現れ方をする。

なお、しびれを伴う場合は「手根管症候群」など別の状態が関与しているケースもあります。
手根管症候群についてはこちら

しびれが出にくい理由(運動神経障害の特徴)

前骨間神経は、正中神経から分岐する運動神経主体の枝であり、皮膚の感覚(しびれ)をほとんど担当しない。

そのため本症では、
・しびれがない
・感覚は正常
・痛みも強くない

にもかかわらず、
・親指と人差し指でつまめない
・OKサインが作れない
・指に力が入らない
・細かい作業が不器用になる

といった運動機能の低下が目立つ。

運動神経障害は、
・脱力
・巧緻動作の低下
・疲労しやすさ

として現れることが多く、本人が

「気のせい」
「筋力が落ちただけ」
「トレーニング不足」

と誤認しやすい点も特徴である。

このことが、受診の遅れや見逃しにつながる一因にもなっている。

なぜ画像検査では「異常なし」になりやすいのか

前骨間神経症候群では、

・骨の変形
・椎間板ヘルニア
・明確な断裂

といった構造的異常が画像に映らないケースが多い

実際の原因は、

・筋肉深部での軽度な圧迫
・神経の滑走性低下
・局所の血流低下
・動作時のみ生じる一過性の牽引・圧迫

など、機能的な問題であることが多い。

そのためMRIやレントゲンでは異常が指摘されず、

「様子を見ましょう」
「原因不明」

とされやすい。

円回内筋・上腕・前腕との関係

前骨間神経は、

・上腕内側
・円回内筋周辺
・前腕深部

を通過して走行する。

特に以下のような生活背景がある場合、負担が集中しやすくなる。

・長時間のデスクワーク
・腕を酷使する仕事
・筋力トレーニングを継続している
・重い物を扱う作業が多い

 

これらが重なることで、円回内筋症候群と併発する状態も臨床では珍しくない。

前腕や肘に違和感がある場合は、円回内筋症候群の可能性も考えられます。
円回内筋症候群についてはこちら

夜間に違和感や痛みが強まることはあるか

一般的には、前骨間神経症候群は「夜間痛は目立たない」とされることが多い。

しかし臨床では、
・夜に前腕が重だるく感じる
・指の動かしにくさを強く自覚する
・違和感で目が覚める
・朝よりも夜の方が不快感が強い

といった訴えは決して珍しくない。

この背景には、構造的な圧迫の強さだけでなく、神経の制御側(中枢神経系)
の働きが関与していると考えられる。

夜間は大脳の覚醒レベルが低下し、痛覚や違和感を抑制する「下行性疼痛抑制系
(脳幹を中心とした抑制機構)」の働きも弱まりやすくなる。

その結果、
・通常は気にならない程度の神経刺激
・軽度の滑走不全や虚血
・局所の炎症性刺激

であっても、感覚として強調されやすくなる。

つまり前骨間神経症候群においても、
「構造的な障害は軽度でも、神経の制御機能の変化によって夜間に症状が目立つ」

というケースは十分に起こり得る。

夜間に症状が出るからといって、本症が否定されるわけではない。

ダブルクラッシュという考え方

神経は首から指先まで一本の連続した経路として存在している。

その途中の複数箇所で負担が重なると、軽度の圧迫であっても症状が強く出やすくなる。

これをダブルクラッシュ(Double Crush)と呼ぶ。

例として、
・長時間のデスクワークによる首・肩の緊張
・猫背やストレートネック
・前腕の酷使(筋トレ、工具作業、PC操作)

が重なることで、

首では軽度の神経ストレス
前腕では円回内筋周囲での圧迫

という二重の負荷が生じ、前骨間神経の機能低下として表面化するケースがある。 

リバース・ダブルクラッシュという考え方

通常、神経の障害は中枢側(首や脊椎)から末梢側(腕や手)へ影響すると考えられる。

しかし臨床では、末梢(前腕側)の負担が強い場合に、中枢側(首・自律神経系)の緊張を高めるケースも確認されている。

このような現象を、リバース・ダブルクラッシュ(Reverse Double Crush)と呼ぶ。

前腕や肘の神経ストレスが長期間続くことで、

・首や肩の緊張が抜けにくくなる
・自律神経のバランスが乱れやすくなる
・睡眠の質が低下する
・痛みの感じ方が過敏になる

といった変化が起こることもある

そのため、前腕だけを局所的に施術しても状態が安定しないケースが存在する。

当院が局所だけを見ない理由

前骨間神経症候群は、

・肘だけ
・前腕だけ
・指だけ

といった単一部位の対応では十分な変化を感じにくいことが多い。

当院では、

・首、胸郭
・肩甲帯
・上腕、前腕
・自律神経の状態

 

を含めて総合的に評価する方針を取っている。

当院の施術の考え方

当院では以下を重視している。

・神経の滑走性の評価と調整
・深部筋の緊張状態の確認
・血流、酸素供給環境への配慮
・中枢神経系の過緊張への対応

単に押す、揉むといった刺激だけでなく、神経機能全体のバランスを考慮した施術を行っている。

なお、施術内容の詳細は症状や身体の状態によって一人ひとり異なるため、初回検査後に個別に説明している。

症例紹介

① 40代男性・トレーニング週6回

・懸垂後から親指と人差し指のつまみ動作が困難になる
・整形外科では異常なし
・手根管症候群として対応を受けるも違和感が続く

評価の結果、上腕内側、円回内筋、前腕深部の神経滑走性低下がみられたため、それらの調整と全身バランスの確認を実施。

数回の施術後、「日常のつまみ動作が以前より行いやすくなった」と本人から報告があった。

 

② 30代男性・格闘家

・ダンベルカール後に指が動かしづらくなる
・トレーニングを休むと落ち着くが、再開すると再発
・しびれはないが力が入らない感覚が続く

前腕深部および上腕部の緊張と神経滑走性を中心に調整を行い、トレーニングフォームと負荷管理の見直しを併せて指導。

その後、「指の動かしづらさが出にくくなった」との感想があった。
 

※結果には個人差があり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

実際の声

  • 「しびれが無いのに動かない理由が分かり、安心できました」

  • 「手術の話も出ていましたが、別の視点で説明を受けて納得できました」

  • 「トレーニングの続け方まで相談できたのが助かりました」

  • 「原因が分からず不安だったのが整理されました」

    ※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。

院長より

院長・菊池 竜

─「“原因が分からない症状”にも必ず意味がある」

これまで25年以上、のべ2万5千人以上のしびれや神経痛に悩む方に関わってきました。
病院で「異常なし」と言われても続く違和感や、薬や注射では変わらなかった症状に向き合い、筋膜・神経・栄養・姿勢を統合して整えるアプローチを続けています。

 

「必ず治ります」とは言えませんが、身体が本来持つ回復力を引き出すことで、動きやすさを取り戻していく方は少なくありません。
一人ひとりの状態に合わせた最適なサポートを心がけています。

「しびれはないが指が動かない」
「手根管症候群と言われたが改善しない」
「筋トレをすると必ず悪化する」など、

はっきりした診断がつかず不安を感じている方も少なくありません。

前骨間神経症候群は、身体の見方や評価の視点を変えることで、改善の道筋が見えてくることも多い症状です。

現在の状態を一度整理し、神経の通り道や身体全体のバランスを含めて確認したい場合は、気軽にご相談ください。

 

無理な勧誘や回数券の購入をお願いすることはありませんので、安心して現状をお話しいただければと思います。

よくある質問(FAQ)

しびれが無くても神経障害なのですか?

はい。

前骨間神経は運動神経のため、感覚障害(しびれ)を伴わずに筋力低下のみが出ることがあります。

放置するとどうなりますか?

状態によっては筋萎縮が進行し、回復までに時間を要する場合があります。

違和感が続く場合は早めの評価をおすすめします。

筋トレは続けてもよいですか?

状態によります。

負荷やフォーム、頻度を調整することで負担を減らせる場合もありますので、個別に確認することが望ましいです。

※本ページは、現在の状態を理解するための参考情報です。
実際の評価や方針については、状態を確認したうえでご説明しています。

前腕の痛みや肘周囲の違和感が強い場合は、
円回内筋症候群についてはこちら
なお、しびれを伴う場合は「手根管症候群」など別の状態が関与しているケースも
手根管症候群についてはこちら

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新着情報

2026/2/9
アールカイロは、2026年2月9日に開業20周年を迎えました。
2026/2/28
当院の3月の定休日は、1日(日)・6日(金)・8日(日)・13日(金)・15日(日)・20日(金・祝)・22日(日)・27日(金)・29日(日))です。  
尚、14日(土)はキネシオテーピング協会主催エリートキャンプ参加のため臨時休診します。

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院長ごあいさつ

菊池 竜

「私が最初から最後まで責任をもって対応します。」