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アールカイロプラクティックセンター

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梨状筋症候群(りじょうきんしょうぐん)

お尻の奥の張りと足のしびれに隠れている背景とは?

公開日:2016年9月9日

更新日:2025年10月29日

「お尻の奥が痛くて足までしびれる」と感じていないか

「長く座っているとお尻から足がしびれる」
「立ち上がる瞬間にズキッと響く」
「腰の検査では異常なしと言われたが、症状は続いている」

このような声は少なくない。
安静にしても変化がなく、マッサージやストレッチで悪化してしまう人もいる。
こうした違和感は決して“気のせい”ではなく、身体が発する大切なサインであると考えられる。

よくある症状・悩み

  • お尻の奥から太もも裏、ふくらはぎにかけてのしびれ

  • 長時間座ると悪化する

  • 立ち上がりや歩き始めに痛みが強まる

  • 寝返りでしびれて目が覚める

  • マッサージやストレッチで逆に悪化する

梨状筋症候群とは?

梨状筋は骨盤の深部にある小さな筋肉で、坐骨神経のすぐそばを走っている。
この筋肉が硬直して坐骨神経を圧迫することで、お尻から足にかけてのしびれや痛みが起こることがある。

ただし、圧迫があってもしびれが出ない人もいれば、軽い圧迫で強い症状を訴える人もおり、圧迫そのものが直接の原因とは限らない

圧迫だけでは説明できない症状の背景

症状の強さは構造だけでは説明できない。

  • 酸素や栄養の不足による神経の機能低下

  • ATP(エネルギー)不足による筋肉の持続的緊張

  • 炎症物質の残存による感作

  • 脳幹の抑制系の働きの低下

  • 不安や記憶による神経の過敏化

これらが組み合わさり、わずかな負担でも強い症状につながることがある。

日常生活での困りごと

梨状筋症候群の方は、日常生活の中で次のような不便を抱えることが多い。

  • 長時間のデスクワークでお尻から足にかけてしびれてくる

  • 車の運転を続けると足の感覚が鈍る

  • 寝返りを打つとしびれて目が覚める

  • 立ち上がる瞬間にズキッと痛みが響く

  • 階段の上り下りや歩行で太ももやふくらはぎが張ってつらい

こうした困りごとが積み重なることで、仕事や趣味、睡眠の質にまで影響を及ぼし、生活全体の質を下げてしまうことも少なくない。

ダブルクラッシュ理論:重なった負担が症状を強くする

神経は一本の電線のように全長でつながっているため、ある一点で軽度の圧迫があっても、別の部位でも負担が重なると症状が強くなることがある。
この「複数箇所での重なり」がダブルクラッシュ(二重圧迫)理論である。

梨状筋症候群では以下のような組み合わせがしばしば見られる。

  • 腰椎ヘルニアと梨状筋の緊張

  • 脊柱管狭窄症と梨状筋の圧迫

  • 梨状筋の緊張と足首付近の足根管症候群


二箇所以上のストレスが重なると、単独では説明できない強いしびれや痛みが出やすい。

したがって梨状筋だけでなく、腰や足首まで含めて全体像を確認することが大切である。

関連症状ページも参考に

誤診や見落としのケース

実際には「腰椎ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」と診断されていても、梨状筋の緊張が症状に大きく関わっていたというケースも少なくない。
画像検査では神経や筋肉の働きまでは分からないため、機能面を直接評価することが重要である。
画像で説明できない症状ほど、臨床での丁寧な観察や評価が欠かせない。

なぜ筋肉が硬くなるのか?

筋肉は「ゆるめるとき」にもATP(=エネルギー)を必要とする。
酸素不足や鉄欠乏、低血糖などでATPが作られないと、筋肉は縮んだまま硬直する。
その結果、梨状筋が慢性的に坐骨神経を締め続けることになる。

当院の施術の考え方

アールカイロでは「硬い筋肉をほぐす」だけでなく、なぜ梨状筋が硬くなったのかという背景を重視する。

  • 神経ルートに沿った筋肉の張力と圧迫状態

  • 筋膜の連動性(アナトミートレイン)

  • 姿勢と歩行パターン

  • 呼吸と横隔膜の働き

  • 神経の酸素・栄養環境

  • 栄養・代謝・自律神経の安定性

  • 感覚センサーの誤作動(皮膚・筋膜)

局所だけでなく全身の条件を整えることで、神経が働きやすい環境づくりを行っている。

キネシオテープの役割:「固定」ではなく「再教育」

キネシオテープは固定するためではなく、皮膚や筋膜を介して感覚センサーに働きかけ、脳に「安全な動き」の情報を再教育するためのツールである。

  • 動きのパターンを脳に伝える

  • 感覚受容器の誤作動をリセットする

  • 神経の過敏性を和らげる

無理にゆるめるのではなく、自然にゆるむ条件を整えることが目的である。

アールカイロの統合アプローチ

アールカイロでは、表面だけでなく神経の「環境」ごと整えることを重視している。

  • テーピング × 筋膜スラッキング × 呼吸再教育

  • 内臓調整 × 栄養サポート × 姿勢と生活習慣の見直し

筋・神経・内臓・呼吸・自律神経・栄養をつなげて調整するのが特徴である。

症例紹介

60代男性・会社員

  • 主訴:長時間の座位でお尻から足にかけての強いしびれ。
  • 経過:整形外科で「脊柱管狭窄症」と診断されたが、圧痛は梨状筋に集中。

  • アプローチ:梨状筋と大腰筋の調整、呼吸誘導、栄養指導(鉄・B群・血糖調整)。

  • 結果:6週間で座位時間が延長し、日常生活が楽になった。

※これは一例であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。

 多くの方が「軽くなった」「動かしやすくなった」と実感されています。

どんなに長く続いている痛みやしびれでも、  

“原因を見直す視点”が変わるだけで体は反応を見せてくれます。  

まずは、今の状態を一緒に見ていきましょう。  

あなたに合った「整え方」をご提案します。  

 

実際の声

  • 「腰のヘルニアだと思っていましたが、梨状筋が原因と分かって納得しました」
  • 「長時間座るとお尻から足にかけてジンジンしていたのが和らぎました」

  • 「ストレッチで悪化して不安でしたが、こちらで安心できました」

  • 「呼吸や内臓まで整えてもらえて、歩くのが怖くなくなりました」

※これは個人の感想であり、効果を保証するものではありません。

院長より

院長・菊池 竜

─「“原因が分からない症状”にも必ず意味がある」

これまで20年以上、のべ2万人以上のしびれ・神経痛に悩む方に関わってきました。
病院で「異常なし」と言われても続く違和感や、薬や注射では変わらなかった症状に向き合い、筋膜・神経・栄養・姿勢を統合して整えるアプローチを続けています。

 

「必ず治ります」とは言えませんが、体が本来持つ回復力を引き出すことで動きやすさを取り戻す方は少なくありません。
一人ひとりに合った最適なサポートを心がけています。

よくあるご質問

梨状筋症候群と坐骨神経痛はどう違うのですか?

坐骨神経痛は症状名で、梨状筋症候群はその原因の一つです。お尻の筋肉が神経を圧迫してしびれを起こすことがあります。

ストレッチは効果がありますか?

自己流の強いストレッチは悪化させることもあります。神経が働きやすい条件を整えてから取り入れるのが安心です。

どんな人に多いですか?

長時間の座位や運転が多い方、スポーツでお尻を酷使する方に多く見られます。

仕事や運動は続けても大丈夫ですか?

状態に合わせて調整すれば可能です。

痛みが強い時は安静よりも、安全に動ける範囲で循環を保つことが回復を早めるケースもあります。
施術中に、体に負担をかけずに動くコツや再開のタイミングをご案内しています。

どのくらいのペースで通えばよいですか?

お体の状態や目的によって大きく異なります。初回の検査・カウンセリングをもとに、一人ひとりに合ったペースをご提案しています。

梨状筋症候群は「筋肉が神経を圧迫している」という単純な話ではなく、栄養や呼吸、姿勢、感受性などが複雑に関わっている。
症状の経過は一人ひとり異なり、短期間で変化を感じる人もいれば、生活習慣の調整と合わせて少しずつ和らぐ人もいる。

アールカイロでは、「症状を取り除く」のではなく「整える力を引き出す」ことを目的に、全身を見直すアプローチを続けている。
「もう仕方ない」と思っていたしびれも、新しい視点で見直すことで回復の可能性が広がる。

手足のしびれ・神経痛専門として20年以上、延べ2万人以上に対応。

「薬や注射に頼らず、体の仕組みから整えたい」  

そう願う方のために、構造・神経・栄養の三方向からサポートしています。  

症状の背景を理解しながら、自分の体を整える第一歩に。 

お気軽にお問合せください

フォームでのお問合せ、LINE、WEBからのご予約は24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。

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新着情報

2025/10/30
当院の11月の定休日は、2日(日)・7日(金)・9日(日)・14日(金)・16日(日)・21日(金)・23日(日)・28日(金)・30日(日)です。  
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院長ごあいさつ

菊池 竜

親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。