【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら

アールカイロプラクティックセンター

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治らないしびれ・痛みの正体と神経の物流システムを解説

検査では「ここが圧迫されています」と説明を受けた。
しかし実際に感じている症状は、その場所だけにとどまらない。

手首と言われたのに肘までしびれる。
肘の違和感が肩や首へ広がっていく。
足首の問題と診断されたのに、太ももや腰まで影響する。

レントゲンやMRIでは軽度である。
それにもかかわらず、症状は想像以上に広範囲に及ぶ。

この“診断部位と症状の広がりのズレ”を説明する概念が、

ダブルクラッシュ症候群(Double Crush Syndrome)
そして
リバースダブルクラッシュ症候群(Reverse Double Crush Syndrome)

である。

結論から言えば、

症状は「二箇所で圧迫されている」という単純な構造問題ではない。

神経は一本の線ではなく、
栄養や情報を運ぶ“輸送システム”である。

その輸送機能が低下したとき、
神経全体が脆弱化し、症状は広がる。

つまり本質は、
局所の圧迫そのものではなく、
神経の軸索輸送障害にある。

絶えず流れ続ける「軸索輸送」

神経は、単なる電気コードのような無機質な存在ではない。
内部では常に、自らを修復し維持するための物質が流れ続ける
「生きたインフラ」としての側面を持っている。
これを
軸索輸送(じくさくゆそう)と呼ぶ。

神経細胞の本体(細胞体)は脊髄(背骨)の近くにあり、
そこから1メートル近い長さの枝(軸索)を指先や足先まで伸ばしている。
この長いルートを通じて、神経は自らを修復するための
タンパク質やエネルギー源を絶えず運搬しているのだ。

この物流システムには二つの方向がある。

  1. 順行性輸送(じゅんこうせいゆそう):上流(首や腰)から下流(手足)へ栄養を届ける。

  2. 逆行性輸送(ぎゃっこうせいゆそう):下流から上流へ情報を戻し、老廃物を回収する。

この物流がどこかで滞れば、神経は瞬時に「エネルギー不足(酸欠)」に陥り、
痛みやしびれという警報を鳴らし始める。

この流れを支えているのが、ATP(細胞のエネルギー)である。

ATPが十分に産生されていれば、
神経膜に存在するナトリウム・カリウムポンプは安定して働き、
神経は過剰に興奮しない。

しかし、

  • 血流低下

  • 慢性的ストレス

  • 呼吸の浅さ

  • 睡眠不足

といった要因が重なると、ATP産生は低下する。

ATPが不足すると、ナトリウム・カリウムポンプの働きが弱まり、
神経膜は不安定になる。
その結果、わずかな刺激にも過敏に反応し、
いわば「誤作動」が起こりやすくなる。

つまり、物流の滞りは単なる“物理的圧迫”だけではなく、
エネルギー不足という代謝レベルの問題も内包しているのである。

ダブルクラッシュシンドローム:上流の渋滞が下流を壊す



Gemini の回答

1973年に提唱されたこの概念は、
神経の「脆さ」を浮き彫りにした。
その核心は、「上流でのわずかな圧迫が、
下流の神経を極端に脆弱(ぜいじゃく)にする」
という事実である。

例えば、首(頸椎)の出口で神経が10%だけ
圧迫されているとする。
この段階では首に自覚症状はないかもしれない。
しかし、この「わずかな渋滞」のせいで、
手首に届く栄養の量は確実に減っている。
栄養が不足し、体力が低下した手首の神経は、
通常なら何の問題もない程度の軽い負担
(長時間のデスクワークや家事など)で、
あっけなく悲鳴を上げてしまう。

これが「手根管症候群」の真実であるケースは非常に多い。
統計によれば、手根管症候群や肘部管症候群を抱える
患者の約70%に、頸椎レベルの機能障害が併発している
というデータもある。
つまり、手首だけを診て首を無視することは、
渋滞の元栓を閉めたまま、出口で必死に
交通整理をしているようなものなのだ。

リバースダブルクラッシュ:下流の詰まりが物流元を腐らせる

一方で、逆の現象も存在する。
それがリバースダブルクラッシュシンドロームである。
これは、下流(手首や足首)での強い絞扼(こうやく)が、
物流の「戻り(逆行性輸送)」を阻害することで起こる。

老廃物が回収されず、末梢の情報が脳に届かなくなると、
脊髄(背骨)近くの細胞体は代謝を低下させてしまう。
その結果、神経全体の活力が失われ、
本来は原因でなかったはずの上流(首や腰など)にまで、
新たな痛みや違和感が発生し始める。

「手首の手術(手根管解放術)をしたら、
なぜか長年の肩こりや首の痛みまで消えた」
という症例があるのは、下流の詰まりが取れたことで、
神経全体の物流サイクルが劇的に回復したからである。

臨床でよく見られる「物流トラブル」のパターン

当院の臨床において、単独病変では説明がつかない
次のようなパターンは、ダブルクラッシュの典型例である。


1)手根管症候群 × 頸部伸展での悪化
(ダブルクラッシュの典型例)
頸部という「上流」で神経根にわずかな圧迫があると、
順行性軸索輸送(栄養供給)が微妙に停滞する。
すると、手根管という「下流」に届くはずの修復材料が減少し、
神経は空腹状態になる。
その結果、通常であれば問題にならない
手首の圧迫でも、過敏に反応してしまう。
これは、水道のホース(神経)が
元栓(首)で軽く踏まれている状態に似ている。
蛇口(手首)側で水の出が不安定になり、
わずかな詰まりでもトラブルが起きやすくなるのである。

 

2)足根管症候群 × 腰部の負荷
(最長ルートの影響)
人体で最も長い物流ルートは、坐骨神経である。
腰部という物流拠点のトーンが崩れると、
最も遠い足首という終着点の代謝環境は真っ先に影響を受ける。

腰で材料の積み出しが滞れば、足首の神経を修復する部品は届かない。
距離が長いほど、エネルギーの揺らぎは増幅される。
 

3)局所注射 × 数日での再発
(代謝環境の未解決)
ステロイドや鎮痛剤の注射は、
現場の炎症(火事)を一時的に消すには有効だ。

しかし、インフラそのものの「供給不足」が解決されていなければ、
薬効が切れた瞬間に再び酸欠が始まり、痛みは再燃する。

これは、停電の原因を直さずにブレーカーだけを戻す行為に似ている。
一時的には明るくなる。
だが、根本の電力供給が不安定であれば、再び落ちる。

アールカイロが「神経のトーン」を診る理由

では、何を基準にこの物流トラブルを見極めるのか。
それは筋肉の強さ(パワー)ではなく、
「神経のトーン(緊張度)」である。

力一杯踏ん張る筋力検査は、
あくまで大まかな運動機能しか見ていない。
重視するのは、一定の姿勢を維持してもらい、
その微細な抵抗の変化を読み取る検査である。
中枢(脳・脊髄)からの下降性調整が正常であれば、
筋肉は滑らかな「張り」を保つことができる。
しかし、ダブルクラッシュによって物流が滞れば、
筋肉のトーンは容易に崩れ、
あるいは異常な過緊張(スパズム)を起こす。

このトーンの左右差や連動性を緻密に検査することで、
「どこで物流が止まっているのか」という地図を、
体から直接読み解いていく。

診断名という「罠」を越えて

「坐骨神経痛」
「手根管症候群」
「椎間板ヘルニア」

 これらの言葉は、
あくまで今の体が示している
「結果」の一部に過ぎない。
しかし、その背後にあるのは、
神経という生命維持インフラの
複雑な物流エラーである。

アールカイロの役割は、
診断名という罠(エントラップメント)に
嵌まることではない。
上流から下流まで、
神経というインフラを丁寧に点検し、
どこに石が詰まっているのか、
どこで燃料が漏れているのかを突き止めることだ。

もし、「どこに行っても改善しない痛み」に
絶望しているのなら、視点を変えてみてほしい。
痛んでいる場所ではなく、
「物流の元」を整えること
そこに、長年の苦しみから解放する唯一の答えが眠っているはずだ。

■ ダブルクラッシュ症候群とは(要約)

ダブルクラッシュ症候群とは、神経の一部の障害が神経全体を脆弱化させる現象である。
圧迫そのものよりも、軸索輸送と神経代謝の低下が本質である。
症状が広がる背景には、神経という物流システムの停滞がある。

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2025/2/1
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