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アールカイロプラクティックセンター

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【症例紹介48】背中の奥が痛く、動かすと強く出る

—筋肉ではなく椎間関節が原因だった首・背中痛のケース(30代男性・会社員)

「背中の真ん中がズーンと痛む」
「丸めても反っても痛い」
「首を上に向くと痛みが強く出る」

こうした症状があると、
多くの場合「筋肉が張っている」「疲労が溜まっている」と説明され、
マッサージや鍼灸が選択されやすい。

しかし、
触っても筋肉がそれほど硬くないのに、
動かした瞬間だけ鋭く痛む場合、
筋肉以外の構造——とくに椎間関節が原因になっていることがある。

今回紹介するのは、
長年にわたり首・背中・腰に痛みを繰り返し、
施術を受けても改善しなかった30代男性の症例である。

◆状況と背景(Before)

  • 30代男性・会社員

  • 運動習慣:週1〜2回のバスケットボール

  • 主な症状
     背中の中央付近、
     「背骨の奥」に痛みを感じる。

 ・背中を丸める
 ・背中を反らす
・寝ながら腰を捻る

 といった動作で、痛みが強く出る。

 また首にも痛みがあり、
 とくに上を向く動作で痛みが増強する。

  • これまでの経過
     高校生の頃から、
     腰・背中・首に痛みが出ることはあった。

 本格的に痛みが気になるようになったのはここ数年で、
 日によって痛みの強さに波がある状態が続いていた。

 

  • これまでの治療
     約1年前から整骨院に通院。
     鍼灸治療なども受けていたが、
     はっきりとした改善はみられなかった。

◆検査と見立て

■ 触診・局所所見

触診では、
痛みを感じている背中周辺の筋肉に、
目立った張りや圧痛はほとんどみられなかった。

しかし、
背骨を後方から一点ずつ確認していくと、

  • 第11胸椎

  • 第6頸椎

に、明確な圧痛が確認された。

さらに、
背骨の配列を評価すると、

  • 第11胸椎

  • 第6頸椎

の両方に
屈曲+右側屈方向への歪みが存在していた。

■ 総合評価

関節可動域検査、
整形外科学検査、
姿勢分析を総合すると、

  • 痛みは
     筋肉の収縮・伸張そのものではなく
     関節の動きで再現される

  • 局所に限局した圧痛点が
     椎間関節レベルで存在する

という特徴から、

この背中と首の痛みは
椎間関節症によるものである可能性が
極めて高い

と判断した。

◆見立ての整理(原因の構造)

椎間関節は、
背骨の動きをガイドする小さな関節である。

この症例では、

  • 第6頸椎

  • 第11胸椎

という、
動きの多い部位と負荷が集中しやすい部位
同時に歪んでいた。

その結果、

  • 丸める

  • 反る

  • 捻る

  • 上を向く

といった動作のたびに、
椎間関節が挟み込まれ、
「背骨の奥が痛む」感覚として現れていたと考えられる。

◆施術とアプローチ

施術の目的は、
椎間関節への圧迫を解除し、炎症と痛みを鎮めることである。

  1. 第11胸椎・第6頸椎の歪み矯正
     → 椎間関節の噛み込みを解除。

 しかし、
 この時点ではまだ圧痛がわずかに残っていた。

  1. 椎間関節へのキネシオテーピング療法
     → 痛みと炎症を抑え、
      関節の動きをサポート。

再検査では、

  • 背中を丸めた時の痛み

  • 背中を反らした時の痛み

  • 寝ながら腰を捻った時の背中痛

  • 上を向いた時の首の痛み

が大きく軽減し、
首・背中ともに可動域が明らかに改善した。

◆結果と変化(After)

一度の施術で、

  • 動作時の鋭い痛みが軽減

  • 背骨を動かすことへの不安が減少

  • 日常動作が楽に行える状態

へと変化した。

慢性的に続いていた痛みが、
「常に気になる状態」から
「動かしても大丈夫な状態」へ移行したことが
大きなポイントである。

◆今後の方針と再発予防

ただし、
第6頸椎・第11胸椎が
再び同じ方向に歪めば、
症状は再発しやすい。

姿勢分析の結果から、

  • まず頸椎に歪みが生じ

  • その代償として
     胸椎に歪みが波及している

可能性が高いと考えられた。

再発防止のため、

  • 頸椎に付着する筋肉・筋膜の調整

  • 胸椎の安定性を高めるアプローチ

  • スポーツ時の姿勢・体の使い方の見直し

が必要であることを説明した。

◆考察

背中の痛みは、
必ずしも筋肉の張りや疲労が原因とは限らない。

本症例のように、

  • 触っても硬くない

  • しかし動かすと痛い

  • 一点に限局した圧痛がある

場合、
椎間関節由来の痛みを疑う必要がある。

筋肉へのアプローチだけでは改善しない理由を、
構造的に説明できることが重要である。

背中の奥が痛む。
その原因は、
見えない場所——椎間関節にあることがある。

原因を正しく見極め、
関節の動きを取り戻すことで、
慢性的な痛みは確実に変化する。

「なぜ治らなかったのか」
その答えを知ることが、改善への第一歩である。

監修・執筆者情報:アールカイロプラクティックセンター 院長 菊池 竜

キネシオテーピング協会認定インストラクター
25年以上・延べ2万5千人以上の臨床経験

※本症例は一例であり、
すべての方に同様の経過が当てはまるわけではありません。
症状や生活背景、運動習慣によって回復過程は異なります。

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2025/12/30
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