それでも本当に原因はそこにあるのか？

「足が常にしびれている」
「太ももからふくらはぎにかけて痛む」
「長く歩けず休むと楽になる」
「検査では異常なしと言われたが、症状は続いている」

このような声は少なくない。
足のしびれや痛みは、腰の神経だけでなく股関節・膝・足首・血流の問題など、複数の要因が関与している。

• 足が痛い、しびれる

• 太ももが重だるい、力が入りにくい

• 痛みやしびれがだんだん悪化している

• 病院では「様子をみましょう」と言われ、改善策がなかった

• レントゲンやMRIで「異常なし」と言われたが症状は続く

• マッサージや湿布で一時的に楽になるが、根本的には変わらない

• 何度通院しても良くならない

以下に、足のしびれや痛みを引き起こす代表的な疾患をまとめた。
気になる症状があれば、それぞれの詳細ページを参照してほしい。

太ももの外側がビリビリ・ピリピリとしびれる。ズボンが触れるだけで違和感が強まることもある。

太もも裏の筋肉（ハムストリングス）の緊張や損傷が神経を刺激し、歩行や前屈で強く痛む。

腰椎の出口（椎間孔）が狭くなり、神経が圧迫されて足にしびれや痛みが広がる。特定の姿勢で悪化することが多い。

腰椎の神経の通り道が狭くなり、歩くと足がしびれて休むと楽になる「間欠性跛行」が特徴的。高齢者に多いが若年層にも見られる。

太ももの内側のトンネル（ハンター管）で神経や血管が圧迫され、膝から下にかけてのしびれや冷えが出やすい。

動脈硬化などで血流が悪くなり、足に冷えやしびれ、歩行時の痛みが出る。神経疾患と似た症状で見分けが重要。

お尻の奥の梨状筋が硬直し、坐骨神経を圧迫することで太もも裏からふくらはぎにかけてしびれや痛みが出る。

足首の内くるぶし付近で神経が圧迫され、足裏やかかとがジンジンしびれる。立ち仕事や歩行で悪化しやすい。

腰からお尻、太もも、ふくらはぎまで広範囲にしびれや痛みが出る。原因はヘルニアや狭窄症だけでなく筋肉性のものも多い。