【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら

アールカイロプラクティックセンター

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——神経の仕組みから読み解く“本当の話”

湿布を貼ると痛みが楽になる——多くの方にとっては当たり前のイメージである。
しかし実際の現場では、「湿布を貼ったら余計つらくなった」「ずっと頼り続けてきたのに一向に改善しない」といった声を非常によく耳にする。
これは決して珍しいことではなく、湿布の性質と神経の仕組みを考えると、むしろ“起こるべくして起きている”現象である。

 

湿布が悪化につながるのは、その人の痛みの原因が炎症ではなく、血流低下や神経の働きの低下にある場合である。痛みにはタイプがあり、湿布は「合う人には合う」「合わない人には明確に逆効果」という特徴がある。本記事では、この仕組みをできるだけやさしく、しかし正確に解説していきたい。

■ 湿布は“冷やすもの”である

まず前提として、湿布の働きは「冷やすこと」にある。湿布を貼るとスーッとするあの感覚は、患部が冷え、血管が収縮することで起こっている。炎症による熱や腫れを抑えるという意味では正しい使い方である。

しかしここで問題になるのは、人間の身体の中で“冷えに最も弱い組織は神経である”という点である。神経は非常に繊細で、温度・酸素・血流が少しでも低下するとすぐに機能が不安定になる。また、神経を取り囲む静脈は、薄いゴム管のような構造であり、冷えや圧迫に極端に弱い。

冷える → 血管が縮む → 血流が落ちる → 神経の栄養が減る

という流れが起こるため、湿布を貼ると“かえってつらくなる人”が存在するのである。

■ 神経は炎症より“血流不足”に弱い

湿布は炎症を抑える目的で作られている。しかし、多くの慢性的な痛みやしびれは、実は炎症ではなく血流不足によって起きている。この点が誤解されやすい。

神経が正常に働くためには、血液によって届けられる酸素と糖が必須である。
これらを材料にして、細胞がATP(神経が動くためのエネルギー)をつくる。
しかし湿布で冷やされると血流が落ち、このATPがつくれなくなる。
その結果、神経はスイッチのオン・オフがうまくできなくなり、“勝手にビリビリ発火する”ような状態に陥る。

これが、湿布を貼ることで

  • しびれが増える

  • 重だるくなる

  • 痛みが強くなる

といった現象が起きる理由である。

 

つまり、湿布が「悪化」させているのではなく、湿布が“合っていない痛み”に使われていることが問題なのである。

■ 正座のあとにジーンとする“あの痛み”と同じ仕組み

湿布で悪化するメカニズムを身近な例で説明すると、正座のあとにジーンと痛くなる感覚が非常に近い。

正座で長時間足を圧迫する
→ 血流が減る
→ しびれて感覚が鈍る
→ 立ち上がって血流が戻った瞬間「ジーンッ!」と痛む

これは、長く血が足りなかったところに急に血が入ってくることで起こる“びっくり反応”である。

湿布で冷えて血流が落ちたあとに、血流が戻ったときの痛みもまったく同じ仕組みである。

 

つまり、「湿布 → 血流低下 → しびれ → 温めた時に痛みが増す」という流れは医学的に自然な反応である。

■ 湿布は交感神経(緊張のスイッチ)を強く刺激する

湿布による冷却は、交感神経(緊張モード)を強く働かせる。交感神経が優位になると

  • 血管が縮む

  • 呼吸が浅くなる

  • 身体がこわばる

  • 神経が興奮しやすくなる

という状態になる。これらはすべて「痛みが増えやすい条件」である。

特に、痛みやしびれが慢性化している人は、元々交感神経が働きすぎていることが多い。そのため湿布の“冷却刺激”が追い打ちとなり、症状が強くなるケースが非常に多い。

■ お風呂で楽になる人は湿布が逆効果

湿布が合うかどうかは、実は非常に簡単に判定できる。

  • お風呂で痛みが悪化する → 炎症タイプ(湿布が合う)

  • お風呂で楽になる → 血流不足タイプ(湿布は逆効果)

湿布で悪化するタイプは、ほとんどが後者である。温めることで楽になるのであれば、原因は炎症ではなく「血流の低下」である。そこに湿布という冷却刺激を加えれば、当然つらさは増していく。

■ 湿布をやめただけで改善する人は非常に多い

湿布習慣が長年続いた結果、

  • 神経が常に冷えによるストレスを受け続け

  • 血流不足が慢性化し

  • 痛みが“脳に記憶されてしまう”

というケースが本当に多い。

湿布をやめて温めに切り替えるだけで、3日ほどで大幅に楽になる方もいる。
原因が“炎症ではなく血流”である限り、湿布は逆効果だからである。

■ 結論:湿布は“炎症の痛みだけ”に使うべきである

多くの方は「痛い=湿布」と考えるが、それは半分正解であり、半分間違いである。
痛みには2種類ある。

  • 炎症の痛み(冷やす=湿布が有効)

  • 血流不足・神経の過敏の痛み(温めるほうが正解)

長く続く痛みやしびれ、天気で悪化する痛み、お風呂で楽になる痛みは、多くが後者である。

もし湿布で悪化する、あるいは改善が長く続かない場合は、
身体を冷やす方向ではなく、“血流を戻し、神経の働きを整える方向”に切り替えていくことが、根本的な改善につながる。

身体は冷やすべきときと温めるべきときを正直に教えてくれる。
湿布に頼りすぎず、身体の反応を丁寧に観察していくことが、痛みから抜け出す第一歩である。

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2025/10/30
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