【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら

アールカイロプラクティックセンター

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(東急田園都市線 三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩13分)

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――その痛み、本当に「今」注射が必要だろうか

「ブロック注射を勧められているけど、正直迷っている」
「注射が怖いというより、本当に必要なのかが分からない」
「打って楽になった人もいれば、効かなかった人の話も聞く」

こうした声は、決して特別なものではない。
実際の現場でも、まったく同じ言葉を何度も耳にする。

多くの場合、この迷いの正体は「恐れ」ではない。
拒否でも、否定でもない。
判断するための材料が、まだ揃っていないだけである。

だから決めきれない。
だから検索だけが増えていく。

そしていつの間にか、
「打つか・打たないか」という二択の前で、
身体ごと立ち止まってしまう。

ここで大切なのは、
ブロック注射が良いか悪いか、という話ではない。

問題はただ一つである。

その痛みの「タイプ」に、ブロック注射が合っているかどうか。

そもそも、ブロック注射は何をしているのか

ブロック注射とは、
痛みの信号が通る神経の一部を、一時的に遮断する処置である。

つまり、

・痛みを「治す」ものではなく
・痛みの信号を「止める」ものである

この前提を取り違えると、
「効かなかった」「余計につらくなった」というズレが生じやすくなる。

注射そのものに善悪があるわけではない。
合う段階かどうかが問題なのである。

痛みには「性質の違い」がある

あまり知られていないが、
痛みやしびれには、性質の違いがある。

注射が比較的効きやすい痛み

・じわっと続く
・重だるい
・焼けるような
・慢性的に続いている

こうした痛みは、
**ゆっくり伝わる神経(C線維)**が関与していることが多い。
ブロック注射は、このタイプには効果が出やすい。

注射が効きにくい痛み

・電気が走るような
・ビリッと鋭い
・触れなくても急に出る
・出たり消えたりを繰り返すこちらは、

速く伝わる神経(Aδ線維)が主役であることが多い。
このタイプでは、注射を打っても変化が乏しい、
あるいは一時的になりやすい。

「触るだけで痛い」場合は、少し立ち止まる必要がある

もし、

・軽く触れただけで痛い
・服が触れるだけでつらい
・マッサージが逆につらい

こうした感覚があるなら、
それは神経そのものではなく、
神経の制御システムに問題が起きている可能性がある。

この段階では、
原因は単純な圧迫ではなく、

・血流や酸素、エネルギーの不足
・神経のブレーキ機能の破綻

といった要素が重なっていることが多い。
この状態で注射だけを重ねても、根本は変わらない。

ブロック注射で「悪化するケース」が存在する理由

誤解してほしくないが、
ブロック注射そのものが悪いわけではない。

ただし、

・痛覚がすでに弱くなっている
・感覚が鈍くなっている
・「しびれ」と「無感覚」を混同している

こうした状態で、さらに痛みを遮断すると、
神経が情報を失い、
中枢側が過剰に反応することがある。

その結果、

・痛みが広がる
・しびれが増す
・説明しづらい違和感が残る

といったケースが、実際に起きている。

迷っている人は、情報が足りないのではない

多くの場合、迷っている人は情報不足なのではない。
むしろ、十分すぎるほど調べている。

それでも決めきれないのは、
頭での理解と、身体の感覚が一致していないからである。

「説明はわかった」
「理屈も理解できる」

それでも一歩が出ないとき、
身体のどこかがブレーキをかけている。

このブレーキは、恐れでも弱さでもない。
今の状態では、その選択が噛み合っていないというサインである。

 

そして多くの場合、
その違和感は「気のせい」ではなく、
身体が先に答えを出している感覚でもある。

迷っているなら、最低限確認してほしい3つのこと

ブロック注射を打つかどうかを考える前に、
次の3点は整理しておきたい。

  1. 痛みは鋭いか、じわじわか

  2. 痛みやしびれの範囲は、
    「ここ」と指で示せる場所に限られているか、
    それとも腕や脚全体に広がっている感じか

  3. 触ったときの感覚に左右差はあるか

これだけでも、判断の精度は大きく変わる。

大切なのは「順番」である

多くの場合、順番はこうである。

  1. 血流・呼吸・姿勢・負担を整える

  2. 神経が働ける土台を戻す

  3. それでも必要なら、注射を検討する

この順番を飛ばさなければ、
注射は敵ではなく、味方になる。

今の痛みが、
注射で一度遮断すべき段階なのか。
それとも、まず身体の土台を整える段階なのか。

この判断は、
ネット検索や一般論では決めきれない。
なぜなら、判断材料は「症状」ではなく、
今の身体の状態だからである。

もし、
ブロック注射を打つかどうかで足が止まっているなら、
それは行動できていないのではない。
判断に必要な整理が、まだ終わっていないだけである。

答えを出すためではなく、
判断材料を揃えるために、
相談するという選択肢もある。

無理に決めなくていい。
ただ、ひとりで抱え続ける必要もない。

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2025/12/1
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