キネシオテーピングは「固定」や「サポート」だけを目的としたものではない。
皮膚に貼ることで体のセンサー（感覚受容器）にやさしい刺激を与え、神経や脳に「安全」「動かしやすい」という情報を思い出させるためのツールである。

一般的なマッサージや強い矯正とは異なり、「貼っている間じゅう穏やかな刺激を送り続ける」ことが特徴である。
その結果、「安心して動きやすくなった」「体が軽い」と感じる方も少なくない。
⇒補足：無理に矯正するのではなく“そっと支える”ような役割を果たすのがキネシオテーピング。

スポーツやケガの現場でよく使われる固定テープは「関節を動かさない」ことを目的としている。
一方、キネシオテーピングは「関節や筋肉を動かしやすくする」ことに主眼を置いている。

この違いがあるからこそ、しびれや神経痛に悩む方の安心して動けるサポートとして役立ちやすい。

当院では特に 手足のしびれ・神経痛に悩む方のケア にキネシオテーピングを活用している。

• 神経を圧迫している筋肉をピンポイントで調整

• 皮膚からの入力で神経の働きを整える

• 「神経の圧迫＋神経の過敏」の両方に配慮した貼り方

一般的なスポーツ用テーピングが「固定」や「我慢して動くためのサポート」であるのに対し、当院のキネシオテーピングは「安心して動ける体の環境を整える」ことを目的としている。

さらに当院では、長年しびれや神経痛に悩んで「病院で異常なしと言われた」「薬や注射でも変わらなかった」という方にこそ、この方法を活用している。
テープ自体が症状を治すのではなく、神経が働きやすい条件を整える環境づくりを目的としている。

湿布薬には消炎鎮痛剤が配合されており、貼ることで炎症を鎮めて一時的に痛みを抑えることができる。
しかし薬の効果が切れると、再び同じような痛みが出てしまうことが少なくない。

一方でキネシオテーピングは薬を使わない。
皮膚に直接「接着」することで神経や筋肉、筋膜、体液循環に働きかけ、体が本来持っている回復環境を整えることを目的としている。

⇒補足：つまり薬効で抑えるのではなく、“体の仕組みそのものに働きかける”のが特徴。

サポーターは接着せずに装着するため、支える力を得るにはどうしても強い締め付けが必要になる。
その結果、筋肉や筋膜を圧迫しすぎて体液の循環が悪くなったり、長時間の使用で不快感を覚える場合もある。

これに対してキネシオテーピングは皮膚に直接「接着」することで、筋膜や神経に働きかけることができる。
圧迫ではなくサポートという発想であり、可動性を保ちながら内部環境を整えることができるのが大きな違いである。

アールカイロプラクティックセンターは三軒茶屋駅徒歩12分。
世田谷区を中心に、渋谷・駒沢・二子玉川・下北沢などからも多くの方が来院している。
また全国から「一度体験してみたい」と訪れる方もおり、海外在住の方が一時帰国の際に相談に来られるケースもある。

地域に根差しつつ、幅広い年代の方に利用されているのが当院の特徴である。