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アールカイロプラクティックセンター

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カイロプラクターのための栄養学第14期2回目のオンラインセミナー受講記

「なんとなく不調」が続くのは、“病気ではない”からじゃない

肩こり、頭痛、しびれ、なんとなく続く疲労感。
検査では「異常なし」。でも、つらい。

そういった不定愁訴(ふていしゅうそ:病名のつかない不調)は、
放っておけば「病気予備軍」→「本格的な疾患」へと進んでしまうこともある。

 

今回の講義では、その“見えない進行”の背後にあるキーワード、
「慢性炎症(まんせいえんしょう)」について深掘りされました。

炎症って、「熱っぽい」「赤くなる」だけじゃないんです

炎症というと、
「ケガしたときの腫れ」や「熱が出る風邪」を思い浮かべるかもしれません。

でも実際には、
からだの中で静かに続いている“火事”のような状態も炎症です。

 

こんなこと、思い当たりませんか?

  • 寝ても疲れが取れない

  • 食後にぼーっとする

  • 風邪をひきやすい

  • 肌や腸の調子が安定しない

  • 花粉症やアレルギーが年々悪化している

これらの症状は、「体の中に火がついたまま、消えていない」サインかもしれません。

炎症が続くと、体はこうなる

講義では、慢性炎症が進むプロセスを4段階に分けて説明されていました。

段階 状態 特徴・症状
① 健康 エネルギーに余裕、快便・快眠 活力・好奇心がある
② 不定愁訴 検査では異常なし 肩こり・冷え・疲労感・PMSなど
③ 病気予備軍 数値が少しずつ引っかかる 高血圧・血糖値の乱れ・うつ気味
④ 慢性疾患 明確な病名がつく状態 糖尿病・リウマチ・自己免疫疾患・認知症など

腸が傷むと、体中に”火”がまわる?

炎症の火元として特に重要なのが「腸」です。

腸の壁は、体の内と外を分けるバリアのようなもの。
ですがこのバリアが壊れると、本来入ってはいけない異物(未消化の食べ物・細菌など)が体内に入りこみます。

これをリーキーガット(腸漏れ)と言います。

腸内に住んでいる悪玉菌や、カビ、ウイルスが増えすぎたり、
食事の偏り・保存料・ストレスなどの影響で腸が傷つくと、炎症が始まりやすくなります。

免疫が“勘違い”して、体を攻撃するようになる

腸から入ってきた異物と、体の組織の一部が似ていると、
免疫が間違って自分の体(例えば脳・神経・関節)を攻撃し始めることがあります。

これを自己免疫反応(じこめんえきはんのう)といい、
リウマチ・橋本病・アトピー・多発性硬化症などの病気に発展することがあります。

例えるなら:

お巡りさん(免疫)が酔っ払って、
善良な市民を「怪しい」と誤認逮捕してしまう状態。

免疫には「ちょうどよさ」が必要

  • 弱すぎると:感染を防げない

  • 強すぎると:自分を攻撃してしまう

炎症とは「火」であり、
火が強すぎても弱すぎても困る。

これを「ゴールディロックス現象※」と呼び、
“ちょうどいいバランス”が重要だとされます。

バランスを崩す原因は、日常にある

慢性炎症の“火種”になりやすい要因は以下の通り:

  • 寝不足・夜更かし

  • ストレス

  • 貧血・運動不足(酸素が足りない)

  • 甘いもの・加工食品のとりすぎ

  • 腸内環境の乱れ

  • 呼吸が浅い、姿勢が悪い

どれも、「病気ではないけど体にじわじわ悪さをするもの」ばかりです。

ではどうすればいいのか?

講義では、

「炎症を“抑える”のではなく、“終わらせる”体に整える」
という言葉が印象的でした。

そのためには、

  • 腸を整える食事(発酵食品・食物繊維など)

  • 血流をよくする習慣(歩く・湯船・呼吸)

  • 睡眠と光のリズムを整える

  • 加工食品・保存食を控える(“腐らない=消化されにくい”)

  • 自分の体調に合う「炎症を起こしにくい食材」を知る

などが必要になります。

「検査では異常なし」のうちに火を消せるかどうか

本格的な病気になる前に、
「この不調には理由がある」と気づけるかどうか。

そして、
「慢性炎症が起きているかもしれない」
という視点で、自分の体と向き合えるかどうか。

これが未来の健康を左右します。

不調があるのに“何もない”と言われたとき、
「自分の中に静かな炎があるかもしれない」と思い出してください。

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