【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら

アールカイロプラクティックセンター

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【症例18】「20分歩くと、太もも外側が痛くなる」──隠れていた外側大腿皮神経痛と椎間孔狭窄症

◆最初に感じていた違和感・不安

歩きはじめは何ともないのに、20分ほど経つと左太ももの外側がじわじわ痛み出し、やがて足が前に出にくくなる。
きっかけは、きついガードルを着けたまま長時間座っていたことだと思い、着用をやめても変化なし。
整形外科では鼠径部にガングリオンが見つかり、注射で中身を抜いても痛みは変わらなかった。
「外側大腿皮神経痛」と診断され、薬や整体も試したが良くならず、最近は座っていると左右の太もも外側がスースーするようになっていた。

◆見立てと気づき

太ももの外側そのものに明らかな異常はなく、張りや皮膚温の左右差もなし。
しかし鼠径部の硬さと圧痛、そして大腰筋・腸骨筋の機能低下がはっきり出ていた。
さらに右足の親指の筋力も低下しており、左右で別の要因が絡んでいる可能性が浮かび上がった。
左側は腸骨筋が外側大腿皮神経を圧迫しているパターン、右側は腰椎3-4番間の椎間孔狭窄による神経圧迫。
「症状の場所=原因の場所」とは限らないことが、この検査で見えてきた。

◆取り組みと変化のプロセス

まず右側の椎間孔狭窄に対して腰椎3番を含む2か所を矯正。親指の筋力は即座に回復。
次に左腸骨筋へキネシオテーピング療法を行い、再検査で機能が改善。座っているときのスースー感は消え、歩行時の不快感も軽くなった。
「痛みがある部位だけでなく、その背景にある使い方・負荷のかかり方に手を入れる」という方針で進めた。

◆伝えたこと・伝えなかったこと

圧迫されていた神経は回復途上であり、再び負荷がかかれば症状は戻る可能性がある。
普段の座り方や骨格の歪みが再発の温床になるため、今回はできなかった胸椎・頸椎の矯正や、関連する筋膜の調整も必要になることを説明。
また、左腸骨筋の回復を早めるためのキネシオテーピングの正しい貼り方を自宅用に指導した。
「今の時点で全てを触るより、必要な順番で整えていくほうが安全」という考えは、あえて細かく説明しすぎない形で共有した。

歩くたびに現れる痛みやしびれは、単なる疲労のサインではないのかもしれない。
症状が出ている場所の奥に、動きや姿勢の癖が潜んでいるとしたら──。
今感じている違和感は、体が教えてくれている「今、整えるべき場所」なのかもしれない。

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2025/8/7
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2025/8/5
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