【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら

アールカイロプラクティックセンター

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【症例紹介8】「背中の奥がずっとうずく」──トレーニング中に悪化した“胸椎の関節痛”が改善した症例(20代男性)

「肩甲骨の奥がうずく」「背もたれに寄りかかると痛む」
「筋トレで悪化したけど、寝てるときは気にならない…」

そんな一見“筋肉痛の延長”のような違和感が、
実は“背骨の関節”から起きていることもあります。
今回は、胸椎の細かい歪みが引き起こしていた背中の痛みを解消した症例です。

◆ 状況と背景(Before)

  • 患者:20代・男性・スポーツジムインストラクター

  • 主訴

    • 肩甲骨の間、特に第4胸椎レベルに痛み

    • 肩甲骨を動かすと痛む/背もたれに寄りかかると痛む

    • 仰向けで寝るときは痛くないが、最近は咳の際にも痛む

  • 経過

    • 3ヶ月前のウエイトトレーニング中に初期痛

    • その後じわじわと悪化し、安静にしていても違和感が残る状態に

「最初は筋肉痛だと思ってたけど、ずっと治らなくて。
動かすたびに“奥がひっかかる”感じがあったんです。」

◆ 見立てと考え方

  • 肩甲骨間の筋には明確な張り・圧痛はなし

  • 第4胸椎に圧痛+屈曲・右側屈変位を確認

  • 姿勢分析では頭部前方移動(前傾姿勢)も残存

表面的には「筋肉の痛み」に見えても、
実際には“背骨の関節=椎間関節”の歪みによる負担が蓄積していました。

 

診断:

胸椎椎間関節症(T4椎間関節由来の背部痛)

◆ アプローチ

痛みの部位だけにアプローチせず、
「なぜそこに力が集中していたのか」を逆算する施術を行いました。

  1. 第4胸椎の矯正+炎症軽減テーピング(キネシオ療法)
     → 圧痛と肩甲骨を動かした時の痛みがほぼ消失

  2. 関連する背骨の歪み矯正
     - 頸椎(2箇所)・腰椎(1箇所)・骨盤の左右差を修正
     → 背骨全体の“しなり”を回復

◆ 結果と変化(After)

「肩甲骨の奥にあった“動かすと引っかかる感じ”がなくなった」
「背中が素直に伸びるって、こんなに楽なんですね」

筋肉を直接ほぐさなくても、「背骨の中心が通る」ことで筋肉が自然に整った印象でした。

◆ 今後の方針と再発予防

  • 原因は“胸椎のゆがみ”ではなく、“ゆがませていた姿勢と習慣”

  • 対策すべきポイント:

    1. 頭部前方位を改善するための頸椎・上背部のアプローチ

    2. 猫背を強める筋膜ラインの調整(特に肩甲骨〜首周囲)

    3. トレーニング姿勢や呼吸パターンの見直し

一度歪んだ椎間関節は、“戻ってもまた崩れやすい”。
再発しない体の使い方を“構造レベル”で再学習することが重要です。

「筋肉を動かすと痛い」=筋肉が原因とは限りません。

実は“背骨の関節”が動けないことで、筋肉に負担が集中していることもあります。

トレーニングに真面目な人ほど、“体の軸がゆがんでいることに気づきにくい”もの。

「いつもの張りと違うな」と感じたら、
“背骨の関節”という視点を思い出してみてください。

肩甲骨の間の痛みが、筋肉ではなく“背骨の関節”だった──。
背中の奥の痛みやひっかかり感が気になる方は、
胸椎椎間関節症の解説ページはこちら
 「筋肉が張ってるだけだと思ってた」
そう思って放置してしまう前に、
一度“体の軸から整える”視点で見直してみませんか?
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2025/6/27
2025/5/29
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