【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら
アールカイロプラクティックセンター
〒154-0011 東京都世田谷区上馬5-35-25 JLBグランエクリュ三軒茶屋601号室
(東急田園都市線 三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩13分)
「皮膚の下に何かが貼りついているような違和感がある」
「痛みではないけれど、ずっと気になっている」
このような訴えで来られる方は少なくない。痛みがなくても「違和感」が続けば日常生活の質は下がり、不安も強まる。今回は、10年以上続く貼りつき感の正体が大腰筋の過緊張による神経圧迫だった50代女性の例である。
主訴:
・右太もも外側の違和感(座位や台所で前かがみ姿勢の際に悪化)
・座っているときに太ももを引っ張られるような感覚
・左腰を下にして寝ると違和感が特に強い
経過:
10年前から「貼りつくような違和感」があったが、1週間前から症状が明確に強まり不安が増大。
「ずっと変な感じはしていたけれど、痛みに変わるとは思っていなかった」と話していた。
この違和感のせいで台所での作業に集中できず、外出や歩行も「片側だけおかしい」という感覚に支配され、気持ちの負担も大きくなっていた。
検査所見:
・太もも外側に感覚異常と左右差
・鼡径部と起始部に張りと圧痛
・大腰筋の機能低下(反応の筋肉には痛みなし)
見立て:
単なる「違和感」ではなく、大腰筋の過緊張によって神経の通り道が狭まっていた状態と考えられた。
外側大腿皮神経痛(Lateral Femoral Cutaneous Nerve Neuralgia)の症状像に近く、腰から伸びる神経が太ももの外側で締め付けられていたと推測された。
目的は「違和感を消すこと」ではなく、神経が圧迫されない環境をつくることに置いた。
腰椎(2か所)の矯正
→ 神経出口にかかる構造的な圧迫を和らげる。大腰筋へのキネシオテーピング+筋スラッキング療法
→ 引っ張られる感覚が減少し、姿勢保持が楽になる。姿勢修正とセルフエクササイズ指導
→ 腰部と体幹の安定性を高め、神経の通り道を広げる。
施術直後から「寝返りでの引っ張られる感覚が和らいだ」との声があった。
数日後には「ここが原因だったのか」と納得し、安心感を得られていた。
「気になる違和感が減っただけでなく、台所での立ち作業が楽になった」「片足に体重をかけても不安が少なくなった」と変化を実感。生活全体での負担が和らぎ、心理的なストレスも軽減していた。さらに、外出時の歩行も片足に頼る不安が減り、買い物や散歩が以前より安心して行えるようになった。
背景には長年の姿勢習慣があった。
特に:
右足を上にして座る癖
左腰を下にして寝る習慣
骨盤の傾き
骨盤・腰椎の安定化
骨盤全体の安定トレーニング
呼吸の質を整え大腰筋を緩める習慣
「しびれ=神経そのものの問題」ではなく、圧迫される通り道に問題があるケースは多い。
だからこそ姿勢と生活習慣の改善が重要である。背景には長年の姿勢習慣が関与していた。
今回の例は「痛みはないが違和感が続く」ことが、神経圧迫のサインになっていた好例である。
長年の習慣による筋肉の過緊張を軽視せず、早期に整えることで生活の質が守られる。
「気のせいだろう」と思って放置していた違和感が、実は体の不調の始まりだったということは少なくない。
違和感を放置することは慢性化や痛みの悪化につながりやすく、注意が必要である。
特に女性ではホルモンバランスや生活習慣の影響で大腰筋が硬くなりやすく、違和感や不快感の背景になっていることもある。
「痛みはないけど、ずっと気になる違和感がある」「いつもの姿勢をしているのに、片側だけがおかしい」
──そうしたサインは体の声かもしれない。
体からの小さな違和感を軽視せず、早めに整えることで安心した生活を取り戻すことができる。
違和感の段階で気づくことが、未来の健康を守る第一歩になる。
小さなサインを尊重することが、大きな不調を防ぐ最も確実な方法である。
※ここでご紹介した内容はあくまで一例であり、すべての方に同じ経過や変化が当てはまるわけではありません。症状の状態や体質によって感じ方は異なるため、参考情報としてご覧ください。
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