【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら
アールカイロプラクティックセンター
〒154-0011 東京都世田谷区上馬5-35-25 JLBグランエクリュ三軒茶屋601号室
(東急田園都市線 三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩13分)
「吊革につかまると手がしびれる」
「高い所に洗濯物を干すのがつらい」
「指先が冷える、白くなる」
などの症状がある場合は、『小胸筋(しょうきょうきん)症候群』の可能性があります。
小胸筋症候群とは、どのような状態のことをいい、どのような症状があり、何が原因で起こるかを解説し、それに対する病院などの治療と、当院の治療の違いを説明します。
どなたにでもわかるよう専門用語はできるかぎり使わず、写真と解剖図を使って解説します。
小胸筋とは、左右それぞれの胸の筋肉で、肩甲骨から肋骨に付き、その上を大胸筋が被っています。
肩を前に突き出したり、息を吸う時に肋骨を引き上げて呼吸を助けたりします。
腕や手指に繋がる血管や神経が胸郭を出た所(鎖骨周辺)で、圧迫されて起こる神経や血管の障害を総称して『胸郭出口(きょうかくでぐち)症候群』といいます。
『小胸筋症候群』は、胸郭出口症候群の一種で、別名『過外転(かがいてん)症候群』と呼ばれ、小胸筋が過緊張したことにより、その下を通る神経や血管が圧迫されて起こります。
血管が圧迫されていれば、レントゲン検査で血液造影するとわかります。
症状が急激に現れることは少なく、はじめは肩こりくらいですが、徐々に指先や手のしびれ、だるさ、冷えが出てきたりします。
さらに悪化すると、指先や手の感覚異常、力が入りにくい(例:ボタンの着脱がしにくい、ペットボトルのキャップが開けられない)などの症状も現れます。
とくに手を挙げたり(例:吊革につかまる、高い所に洗濯物を干す)、重い荷物を肩に掛けたりすると悪化し、お風呂などで温めると楽になります。
床に仰向けで寝た時に肩の後面が床に付かなければ、小胸筋は過緊張しています。
一般的には、なで肩の女性や筋トレ(とくにベンチプレスなどの胸の筋トレ)好きだと小胸筋は過緊張しやすいと言われていますが、小胸筋症候群と診断された方のほとんどにある共通点が見つかります。
それは,間違った体の使い方や習慣、悪い姿勢ももちろんですが、一番の問題は『栄養不足』です。
仮に手を使い過ぎたり、間違った体の使い方や習慣、悪い姿勢で負担を掛けたとしても、通常なら休ませれば小胸筋は回復するはずなのに、なかなか回復できなかった結果、神経を圧迫してしまうほど悪くなっているとすると、回復できなかった原因として栄養不足が考えられます。
栄養を十分に摂れていなかったり、十分に摂れていても体内で消化、吸収され、筋肉で使える形に変換されて(=代謝)から過緊張している小胸筋に運ばれ(=運搬)、その過程で出た老廃物を体外に排泄する、消化⇒吸収⇒代謝⇒運搬⇒排泄という一連の流れが全てうまくいっていないと、小胸筋は元の正常な状態には戻れません。
このような場合は、『栄養不足』を改善しないと、小胸筋症候群はなかなか良くなりません。
病院では、消炎鎮痛剤や筋弛緩薬(きんしかんやく)、神経に効くビタミン剤や血流を良くする薬が処方され、痛みが強い場合は、ブロック注射※を勧められます。
それでも改善しなかったり、日常生活に支障をきたしている場合には手術による小胸筋の切離が行なわれるようです。
他の治療院ではほとんどの場合、小胸筋に対してマッサージやストレッチ、電気による治療が行なわれます。
※(神経)ブロック注射とは、
手の痛みやしびれをもたらしている神経の障害部分に局所麻酔を直接注射し、神経を遮断することで痛みやしびれを抑えます。神経に注射をするので、激しい痛みを伴います。持続時間には個人差があり、打った時だけしか効かない人もいれば、1週間くらい持続する人もいるようです。
当院では、まず、小胸筋に対する治療を行ない、症状の改善を図ります。
①小胸筋自体と小胸筋の過緊張に関わる筋肉や筋膜に筋・筋膜スラッキング療法とキネシオテーピング療法を行ない、小胸筋を元の正常な状態に戻して、圧迫されている神経や血管を解放します。
その際必要に応じて、小胸筋の過緊張に関わる頸椎(けいつい)や胸椎(きょうつい)の歪みをみつけて矯正します。
②栄養療法により、小胸筋が元の正常な状態に戻りやすくするよう食生活を見直し、実践していただきます。
病院で出されるビタミン剤は主にビタミンB12ですが、ビタミンB12を体が適切に使うためには単体でなく、他のミネラルが必要です。
そもそもビタミンB12には、神経の健康を維持する効果しかないので、神経を修復するためには他の栄養素が必要になります。
③最新機器による姿勢分析とその他の検査によって全身の状態を確認し、間違った体の使い方や習慣、悪い姿勢に関わる筋肉と筋膜の問題、背骨や骨盤の歪みをみつけて治療することで小胸筋症候群を元から絶ち、その後の再発の予防はもちろんのこと、機能回復も早期に実現します。
小胸筋症候群は、正しい見立てと適切な治療を受ければ治ります。
薬や注射などの病院の治療は、今見えている症状に対することに関しては、迅速で強力な効果があります。
しかし、薬や注射などで症状を見えなくすることは、その症状の自然な経過を妨げ、本人が自ら治そうとする力を発揮する機会を妨げることになります。
また、なぜそのような症状が出てきたのかという症状の本質が見えなくなり、根本的な解決につながらなくなります。
小胸筋症候群の治療を受けていても、症状があまり変わらなかったり悪化しているようなら、上記のようにその治療が合っていないか、他の原因(例えば、斜角筋症候群や手根管症候群など)と合併して起こっている可能性があります。
もしも、あなたが手のしびれや痛みからできるだけ早く解放されたいのであれば、なるべく早く来院することを
オススメします。
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