【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら

アールカイロプラクティックセンター

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坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)

お尻から太もも、ふくらはぎまで響く痛みやしびれの背景にあるもの

公開日:2016年7月9日

更新日:2025年9月23日

どこへ行っても変わらない坐骨神経痛に悩んでいないか

「お尻や太ももの裏側が痛む」
「足のしびれで長く歩けない」
「立ち上がるとズキッと響く」

こうした声は少なくない。整形外科で腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症と診断されても、薬やリハビリでは十分に変化が得られず、「もう仕方ない」と諦めてしまう人もいる。
しかし、坐骨神経痛は単なる年齢や疲労の問題ではなく、神経が働きやすい環境を整えることで変化を期待できる症状である。

よくある症状・悩み

  • お尻から太ももの裏、ふくらはぎにかけて痛みやしびれがある

  • 長時間立っているとつらく、歩く距離が短くなる

  • 椅子に座ると腰から脚にかけて電気が走るような痛みが出る

  • 足の感覚が鈍くなり、力が入りにくい

  • 腰に異常がないのに脚のしびれが続いている

  • マッサージや湿布では変化が出ない

坐骨神経とは?

坐骨神経は腰から骨盤、太ももの後面を通り、膝下で脛骨神経と腓骨神経に分かれる人体で最も太い神経である。
その走行範囲が広いため、腰部や骨盤周囲のトラブルだけでなく、筋肉や靭帯の緊張によっても影響を受けやすい。

坐骨神経痛とは?

坐骨神経が圧迫や刺激を受けることで生じる症状の総称である。
必ずしも腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因とは限らず、お尻の梨状筋が硬直して神経を圧迫する「梨状筋症候群」や、股関節・骨盤の歪みによる神経ストレスなども背景にある。

なぜ「異常なし」と言われても痛むのか

レントゲンやMRIで構造に異常が見つからなくても、しびれや痛みが続くことは珍しくない。
その背景には以下の要因がある。

  • 神経の酸素・栄養不足によるATP(エネルギー)低下

  • 筋肉が緩まないことで神経に摩擦や圧迫が生じる

  • 炎症物質の残存による感作

  • 「また痛むのでは」という不安や記憶による神経の過敏化

つまり、症状の正体は構造的な圧迫そのものではなく、神経の働きが乱れている環境にあることが多い。

ダブルクラッシュ理論:重なった負担が症状を強くする

腰椎での圧迫に加え、お尻や太ももでも筋緊張による圧迫が生じると、二つの負担が重なって症状が強まることがある。
これを「ダブルクラッシュ(二重圧迫)理論」と呼び、単一部位だけの治療で改善しにくい理由のひとつとなっている。

関連症状ページも参考に

当院の施術の考え方

アールカイロでは「痛みのある場所をほぐす」のではなく、なぜそこに負担が集中したのかを重視している。

以下の視点から全身を評価し、整えていく。

  • 神経ルートに沿った筋肉の張力と圧迫状態
    → 坐骨神経の走行に沿って腰・骨盤・お尻・太ももの筋緊張を確認する。

  • 筋膜の連動性(アナトミートレイン)
    → お尻や腰の硬さがふくらはぎや足首まで影響していないかを評価し、全身のつながりを調整する。

  • 歩行と姿勢のパターン
    → 座位や立位で体重がどのように偏っているかを観察し、骨盤や股関節の可動を整える。

  • 呼吸と横隔膜の働き
    → 浅い呼吸が続くと腰椎周囲の安定性が低下するため、呼吸誘導で横隔膜と骨盤底筋の連動を再教育する。

  • 神経の環境
    → 酸素や栄養の不足、ATP産生の低下を考慮し、整食アドバイスで代謝をサポートする。

  • 栄養・代謝・自律神経の安定性
    → 食生活・睡眠・ストレス状態を含め、神経が働きやすい環境を整える。

  • 感覚センサーの誤作動
    → 皮膚や筋膜の受容器が過敏になっていれば、キネシオテープで「安全な動き」の情報を脳に再教育する。

局所を押したり固定したりするのではなく、神経が本来の働きを取り戻せる条件を全身から整えることを目的としている。

症例紹介

①50代男性

  • 主訴:長時間の運転でお尻から脚にかけてのしびれ。

  • 経過:整形外科で腰椎ヘルニアと診断。薬では変化が乏しかった。

  • アプローチ:梨状筋の調整、呼吸再教育、姿勢改善。

  • 結果:3週間で症状が半減。
     

②40代女性:

  • 主訴:デスクワークで太もも裏のしびれ。

  • 経過:MRIで異常なし。湿布とマッサージで悪化。

  • アプローチ:梨状筋と股関節周囲の筋膜リリース、呼吸パターン調整。

  • 結果:5回目で階段の昇降が楽になった。


※これらは一例であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。

実際の声

  • 「腰のヘルニアと言われて不安でしたが、原因が“神経の環境”と聞き納得しました。今では長く歩けます」
  • 「お尻から足にかけてのビリビリで夜も眠れなかったのに、施術を受けてから朝まで眠れるようになりました」

  • 「薬で変わらなかった痛みが、こちらでは体全体を見てもらえて変化を実感できました」

  • 「もう仕方ないと思っていましたが、今は趣味の登山を楽しめるようになりました」

※これは個人の感想であり、効果を保証するものではありません。

院長より

院長・菊池 竜

─「“原因が分からない症状”にも必ず意味がある」

これまで20年以上、のべ2万人以上のしびれ・神経痛に悩む方に関わってきた。
病院で「異常なし」と言われても続く違和感や、薬や注射では変わらなかった症状に向き合い、筋膜・神経・栄養・姿勢を統合して整えるアプローチを続けている。

「必ず治ります」とは言えないが、体が本来持つ回復力を引き出すことで動きやすさを取り戻していく方は少なくない。
一人ひとりに合った最適なサポートを心がけている。

 

よくあるご質問

坐骨神経痛はヘルニアが原因ですか?

ヘルニアによる圧迫もありますが、それだけではありません。筋肉の緊張や神経環境の乱れによっても起こります。

お尻の筋肉が原因と聞きましたが本当ですか?

はい。梨状筋が硬直して坐骨神経を圧迫する「梨状筋症候群」は代表的な原因の一つです。

 ストレッチで良くなりますか?

状態によります。神経が過敏なときは強いストレッチで悪化することもあります。まずは神経が働きやすい条件を整えることが大切です。

仕事や運動は続けても大丈夫ですか?

状態に合わせて調整すれば可能です。

痛みが強い時は安静よりも、安全に動ける範囲で循環を保つことが回復を早めるケースもあります。
施術中に、体に負担をかけずに動くコツや再開のタイミングをご案内しています。

どのくらいのペースで通えばよいですか?

お体の状態や目的によって大きく異なります。初回の検査・カウンセリングをもとに、一人ひとりに合ったペースをご提案しています。

坐骨神経痛は「ヘルニアだから」「年齢のせいだから」と諦める必要はない。
症状の背景にある神経の環境を整えることで、変化の可能性は必ず広がる。

アールカイロでは、「症状を取り除く」のではなく「整える力を引き出す」施術を通じて、再び歩ける・眠れる・趣味を楽しめる日常を取り戻すサポートを行っている。

よく検索される疑問とその背景

「坐骨神経痛 圧迫ではない」
「坐骨神経痛 無症状」
「坐骨神経痛 痛みの原因」
「神経炎症 過敏状態」
「中枢性感作 坐骨神経痛」
などの検索が行われている。

これらは次のような事実を反映している。

  • 坐骨神経痛は圧迫だけが原因ではないことが多い

  • 画像で異常があっても無症状の人は少なくない

  • 痛みの正体は神経炎症や過敏状態にある場合がある

  • 慢性のしびれや痛みでは中枢性感作が関与していることもある

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新着情報

2025/9/30
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院長ごあいさつ

菊池 竜

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