【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら

アールカイロプラクティックセンター

〒154-0011 東京都世田谷区上馬5-35-25 JLBグランエクリュ三軒茶屋601号室
(東急田園都市線 三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩13分)

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だから整えるのは、「かたち」より「めぐり」

1. なぜこのセミナーに参加したのか

東洋医学的な見方には以前から関心がありました。
とくに、目に見える構造や筋肉だけでなく、「目に見えない流れ」や「体質の違い」にどう向き合うかという視点は、日々の施術でも大切にしています。

今回のセミナーでは、「気・血・水」という“体の中を巡るもの”にフォーカスし、それが滞ったときにどう不調が生まれるか、そしてそれをどう整えるかがテーマになっていました。

 

中でも特に興味をもったのは、
その東洋医学的な見方を、キネシオテーピングにどう応用できるのかということ。
“貼る”というシンプルな行為の中に、東洋医学の智慧がどう生きてくるのかを探りたいと思い、参加を決めました。

2. 印象に残った学び

人の体は、「血が足りない」とか「水が滞っている」といった言い方をされることがありますが、
その根底にあるのは、「気(エネルギー)」「血(栄養)」「水(うるおい)」という3つの“流れ”のバランスです。

この3つはお互いに支え合っていて、どれかが崩れると他にも影響が出ます。

たとえば──
・エネルギーが不足すると、血や水もうまく巡らなくなる
・水の巡りが悪くなると、むくみや体の重だるさ、関節のこわばりが起こりやすくなる
・血が足りなくなると、髪や肌のツヤがなくなり、眠りが浅くなったり、集中力が落ちたりすることもある

 

大事なのは、「どこが悪いか」ではなく、「どう流れているか」に目を向けること。
それが、東洋医学の見方であり、身体全体を捉えるための“まなざし”だと感じました。

3. テープができることは、“めぐりを思い出させる”こと

,今回特に印象的だったのは、「虚」と「実」という体質の違いに応じてテープの貼り方を変えるという考え方です。

・元気やうるおいが足りない“虚”の状態には、やさしく補うように貼る
・過剰な熱や張りがある“実”の状態には、流れを抜くように貼る

つまり、テープは“貼ればいい”のではなく、“どう貼るか”がすべて。

一般的には「痛い場所」にテープを貼るという印象がありますが、今回の講義では
「どこが痛いかではなく、どこが使えていないか」を見極める視点が強調されていました。

実際、末端の不調(手のしびれ、足の違和感など)は、体幹の筋肉がうまく使えていないことで、そこに“しわ寄せ”が来ている可能性が高い。
だからこそ、テープを貼るべきは“症状のある場所”ではなく、“流れや動きの起点”なのだと。

この考え方は、

  • 経絡を通じて流れを整えるという東洋医学の視点

  • 神経と筋肉の連動性を再構築するという機能的な視点
    の両面から説明がつき、臨床現場でもすぐに活かせると感じました。

4. アールカイロの現場でも、「貼る前に見極める」

私たちが施術でテープを使うとき、
「どこに貼るか」よりも、「なぜ貼るか」を見極めることを大切にしています。

たとえば、呼吸が浅い、下腹部がかたい、水を飲んでも巡っていない気がする…
そんなサインから、その人の“流れ”の乱れ方を読み取っていきます。

今回の講義では、気の流れを整えるために、体の“通り道(経絡)”に沿って貼るというアプローチが紹介されました。
これは、「筋肉に働きかける」のではなく、神経・血流・呼吸といった“内側のリズム”に触れるような貼り方です。

・気の流れが乱れやすいラインにそって、手足に貼る
血の巡りをよくするために、横隔膜まわりに貼る(ここは気血の交差点とされる)

そして、症状が出ている場所にはまず貼らず、
流れの“起点”となる体幹や呼吸のエリアから整える。
それによって、末端に現れていた不調が自然と変わる——そのことを、あらためて確認できました。

5. 最後に、問いかけてみたい

不調は、どこかが壊れたからではなく、
「流れが滞っていますよ」という体からのメッセージかもしれません。

最近、呼吸は深くできていますか?
お腹はふわっとやわらかく動いていますか?
足先や指先まで、あたたかさやうるおいは届いていますか?

もし、どこかで「止まっている」と感じたら、
それは整えるサインかもしれません。

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2025/6/30
2025/6/30
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