──“しびれ”や“麻痺”が続く本当の理由

「どこへ行っても良くならない」には理由がある
たとえば──
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「検査は異常なし。でもしびれは残る」
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「痛み止めではどうにもならない」
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「通ってもまたすぐ元に戻る」
そうした“慢性化した症状”の多くには、共通した背景があります。
それは…
「神経がうまく伝わっていない」状態です。
体の動きは、神経という“電線”のルートで決まる

私たちの体は、脳からの信号が神経というルートを通って、
筋肉や内臓、皮膚へと届くことで動いたり感じたりしています。
そのルートのどこかで
「詰まり」「伝達エラー」「過剰なノイズ」
が起きると、しびれや力の入りにくさ、そして痛みが出てくるのです。
症状だけを見ていると、落とし穴にはまる
よくこんな言葉を耳にします。
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「足の長さが違うから」
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「姿勢が悪いから」
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「腰椎ヘルニアがあるから」
でも実は、見えている“現象”が原因とは限りません。
たとえばヘルニアが小さくても痛みが強い方もいれば、
画像で異常があっても痛くない方もいます。
だからこそ、必要なのは
「なぜ今その症状が出ているのか?」という視点。
しびれ・麻痺を起こす“神経の通り道”とは?
神経のルートにはいくつかの“分岐点”があります。
神経のどこでエラーが起きるか | 出てくる症状の違い |
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脳や脊髄の中(中枢) | 筋肉がガチガチ(痙性)、反射が強くなる |
脊髄から出たあと(末梢) | ダル〜ンと力が入らない、感覚が鈍る、反射が消える |
検査で異常が見つからなくても、神経の働きが弱っているケースは多く見られます。
血流・酸素・栄養の“ささいな不足”が痛みに変わる
神経はとても繊細な組織。
ほんの少しの酸素不足、ほんの少しの血流低下、
それだけでも「過敏に反応してしまう」状態になります。
しびれ
チクチク・ピリピリした痛み
動かすと怖い・不安な感じ
こうした感覚は、神経が興奮しすぎているサインでもあるのです。
姿勢の崩れや猫背も、神経のブレーキ異常かもしれません

具合が悪くなると「猫背」になりやすいのはなぜでしょうか?
実は──
脳から「筋肉を抑えるブレーキ信号」がうまく出ていない状態かもしれません。
「胸を張るのがラクになった」
「視界がパッと広がった気がする」
そんな体験が施術後に起きるのは、
神経のブレーキ機能が回復した証拠です。
病名でなく、“神経の通り道”を見よう
例えば…
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「帯状疱疹後の神経痛がいつまでも残る」
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「検査に異常がないのに足が前に出ない」
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「ぎっくり腰を何度も繰り返してしまう」
そんな時、必要なのは病名のラベル貼りではなく、
「神経のどのルートがうまく働いていないのか?」という見立て。
アールカイロでは、
神経・筋肉・内臓・血流・栄養状態まで総合的にチェックすることで、
“その人自身のルートの詰まり”を見極めていきます。
「通り道」に注目すると、改善の道が見えてくる
✅ しびれや痛みは“神経の通り道”のエラーかもしれない
✅ 現れている症状だけで判断すると、本当の原因が見えなくなる
✅ だからこそ、「なぜその通り道に負担がかかったのか?」を探ることが大切
✅ 神経の“働きを取り戻す”ために、呼吸・栄養・刺激の見直しがカギ