——帯状疱疹のあと、なぜ“何もないのに痛む”のか?

「皮膚はきれいに治ったのに、ずっとズキズキする」
そんな経験、ありませんか?
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帯状疱疹のあと、触れていないのに“痛み”が残る
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風が当たっただけでもヒリヒリする
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神経がピリピリと過敏になっている感じがある
実はそれ、「神経のスイッチ」が入りっぱなしになっている状態かもしれません。
この記事では、アールカイロで大切にしている
「神経のバランス(電気のリズム)」の視点から、
しびれや帯状疱疹後の神経痛について、わかりやすくお話します。
【1】神経は“体の中の電気のコード”

私たちの体の感覚・動き・痛みはすべて、神経の「電気信号」によってコントロールされています。
この神経が健康であれば、必要なときだけスイッチが入り、余計な刺激には反応しません。
でも、いったんダメージを受けると、そのスイッチが「入りっぱなし」になってしまうことがあります。
【2】痛みが残る理由|帯状疱疹後神経痛のしくみ
状態 | どうなる? | たとえ |
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神経が“過敏”になっている | 風が当たるだけで「痛い!」と感じてしまう | 日焼け後にシャワーがしみる感覚 |
帯状疱疹でダメージを受けたあと | 皮膚は治っているのに、ズキズキ・ヒリヒリが続く | 焚き火は消えたのに“熱”だけが残っている状態 |
スイッチが誤作動している | 触れていないのに、勝手に「痛い」と感じてしまう | リモコンのボタンが押しっぱなしになっている感じ |
▶︎ 治っているのに痛む理由は、「壊れた場所」ではなく、「誤作動している神経」にあるということです。
【3】呼吸と神経の関係

意外に思われるかもしれませんが、“呼吸”と“神経の過敏さ”は密接に関係しています。
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痛みがあると、呼吸が浅くなる
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呼吸が浅いと、神経に酸素が届かず、過敏な状態が続いてしまう
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✅「ゆっくり吐く呼吸」を意識するだけで、神経は落ち着いてきます
▶︎ 体は「酸欠になるだけ」で、痛みに対して過剰に反応するようになるんです。
【4】アールカイロが大切にしている“検査”の意味
帯状疱疹後やしびれ・感覚異常がある方には、次のような検査を行います:
テスト名 | 見ていること | 日常生活での例え |
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どこを触られているか | 手足の“位置”の感覚 | 暗闇でもスマホを取れる感覚 |
握っているモノが何か | 手の中の“形”の認識 | ポケットの中で鍵や小銭を探す感覚 |
手のひらに文字をなぞるテスト | 触られた感覚が脳まで届いているか? | 目をつぶって数字を当てる感覚 |
2点識別テスト | 「1か所」か「2か所」かを感じ分けられるか? | 髪を結ぶときにピンが何本あるか分かる感覚 |
▶︎ これらはすべて、「神経がどこまで正しく働けているか?」を見抜くためのヒントです。
【5】「なんとなく違和感がある」も、神経のサイン

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手足のしびれが“場所によって変わる”
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感覚が鈍くて、どこが痛いのかよく分からない
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呼吸が浅く、緊張感が抜けない
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ずっと続く「ヒリヒリ・ピリピリ」に疲れている
▶︎ こうした状態も、**神経が“疲れている”もしくは“働きすぎている”**サインです。
痛みやしびれは“神経のスイッチ誤作動”で起きている
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帯状疱疹のあと、「見た目は治っているのに痛い」理由は、神経が過敏になっているだけかもしれません
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呼吸・動き・検査・刺激の“順番”によって、神経のスイッチは整えられます
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アールカイロでは、「症状を追う」のではなく、「感じ方のズレを整える」視点で施術を行っています
帯状疱疹のあと、しびれや痛みが残っている方へ
それは「治っていない」のではなく、「神経がまだ誤作動している」だけかもしれません。
▶ 初回カウンセリングでは、症状が“神経性かどうか”を検査で丁寧に見極めます。
▶ 不安な方は、無料LINE相談からお気軽にご連絡ください。