──キネシオテーピング スーパートレーニング参加レポート

「どうしてそんなに勉強し続けているんですか?」

ありがたいことに、患者さんからそう聞かれることがあります。
今回もまた、現場を離れてセミナーに参加してきました。テーマは──
キネシオテーピングスーパートレーニング(スポーツ編)

 

とはいえ、内容はスポーツに限ったものではありません。
“テープの効かせ方”という、本質に迫る時間でした。

学びの原動力は「満足しないため」

日々の施術で、改善が見られるたびに嬉しさはあります。
けれど同時に、「もっとできるはず」と思うことも増えました。

「自分のやり方だけに満足したくない」
「“できた”ではなく、“より良く”を目指したい」

その気持ちがあるからこそ、今も学び続けています。
実際、今回のセミナーでも自分より経験豊富な先生方と実習し、
貼り方ひとつ、触り方ひとつで、結果がまるで変わる場面をいくつも目にしました。

テープの“本当の使い方”を再確認

実習では、三角筋・棘上筋・上腕二頭筋へのテープの貼り方を深く学びました。

  • 「ただ貼る」のではなく、「どこから貼り始め、どこへ向かって貼るか」で変わる

  • 剥がす方向で脱力してしまうこともある

  • 奥にある筋肉へ効かせるには、動く“表面”の見極めが要

…このように、1枚のテープが持つ可能性を最大限引き出すには、“貼り方以上”の配慮が必要だと痛感しました。

“患者さんのために”学び続けるということ

私たちが扱うものは、テープや手技ではなく、その先にいる「人」です。
テープを貼る技術も、手を当てる感覚も、それはすべて「良くなってほしい」という想いの手段にすぎません。

だからこそ、現状に甘えず、満足せず、迷ったら学び直す。
それが、私たちが患者さんにできる、誠実な向き合い方だと考えています。

今日も、明日も、もっと届く施術を

今回の学びも、すべて現場に還元していきます
「ちゃんと効く」「ちゃんと変わる」テープや施術を、もっと届けていけるように。
今日よりも明日、ひとつでも多くの変化を引き出せるように。

「学び続ける治療家であること」
それが、アールカイロの信頼と技術の原点です。

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