【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら

アールカイロプラクティックセンター

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【症例19】階段の上り下りで悪化するお尻と脚のこわばり──背景にあったもの

◆最初に感じていた違和感・不安

朝起きてからしばらくすると、お尻や脚の奥にじわじわとこわばりが広がってくる。
最初は太ももの裏やふくらはぎだけだった違和感が、最近ではお尻まで重く張ってくるようになった。
長く立っていても、座っていても、歩いていても、階段の上り下りでも強くなる。
横になっている時は何ともないのに、動き出すと悪化していくのが不安だった。
2か月前、床に座って開脚をした後から軽くつっぱる感じが残り、日に日に悪化。整形外科で「坐骨神経痛」と言われ、痛み止めと電気治療を続けても、思うような変化はなかった。

◆見立てと気づき

触診では、お尻の仙骨付近にだけ明らかな張りがあり、太ももやふくらはぎの左右差はほとんどなかった。
筋肉テストでは梨状筋に軽度の機能低下、神経学検査では左足の親指の筋力が右に比べて弱っていた。
これらを総合すると、症状の背景には腰椎4・5番間の「椎間孔狭窄」による神経圧迫がある可能性が高いと判断した。
単なる筋肉疲労や神経の炎症ではなく、“通り道が狭まり続けている”構造的要因を見極めることが重要だった。

◆取り組みと変化のプロセス

まず、腰椎と骨盤の歪みを整え、狭くなった椎間孔を広げるためにウィリアム体操を行った。
これにより、梨状筋と左足の親指の筋力が回復。
しかし、立位での症状がわずかに残ったため、左大腰筋に対してキネシオテーピングを実施。
再検査では症状が明らかに軽くなり、立ったときのこわばりも消えた。

◆伝えたこと・伝えなかったこと

今回の変化は大きかったが、神経が完全に回復する前に再び圧迫が起きれば、同じ症状が戻る可能性がある。
仕事で長時間座る習慣があるため、その間違った姿勢や体の使い方が背骨の歪みをつくることを共有。
特に今回は行えなかった胸椎や頸椎の矯正、関連する筋膜の治療も再発防止には不可欠だと説明した。
自宅で行うウィリアム体操も、正しいやり方で継続してもらうようにした。

症状が出るたびに「またか」と感じてしまうのは、
その場の痛みだけを抑えるケアに慣れてしまっているからかもしれない。
日常の中で繰り返す姿勢や動きが、気づかぬうちに同じ場所を追い詰めているとしたら──

次に動き出す前に、その流れを変える一歩を踏み出してみてもいいのかもしれない。

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2025/97
2025/9/2
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