【三軒茶屋駅】手足のしびれ・神経痛なら
アールカイロプラクティックセンター
〒154-0011 東京都世田谷区上馬5-35-25 JLBグランエクリュ三軒茶屋601号室
(東急田園都市線 三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩13分)
公開日:2025年3月7日
更新日:2025年10月2日
クライオセラピーとは、冷却刺激を利用して身体の自然治癒力を高める方法である。
一般的に「アイシング」と混同されがちだが、目的も対象も大きく異なる。
スポーツ後に行われるアイシングは、健常者が過度な使用をした筋肉の疲労や炎症を抑えるためのクールダウンが主目的である。
これに対してクライオセラピーは、慢性疾患や治りにくい不調を抱える方に対して、間質液や循環の環境を整えるために行う自然療法 である。
アイシング:運動後の筋肉損傷や炎症物質の流出を防ぎ、障害を予防する。
クライオセラピー:慢性痛・神経痛・しびれ・循環不良などに対して「どこをどう冷やすか」を基準に用いる。
単に痛い場所を冷やすのではなく、循環を司る部位や神経圧迫の背景にある筋肉を冷却することで、体全体のバランスを整えるのが特徴である。
クライオセラピーの理解には「流体筋膜論」が欠かせない。
人間の体内を巡る 間質液 は、心臓・呼吸・筋肉・重力という4つのエネルギー(ハイドロギア)が動力源となって循環している。
心臓:血液を全身に送り出すポンプ
呼吸:横隔膜や肋骨の運動による胸腔・腹腔の圧変化で間質液を循環させる
筋肉:収縮と弛緩により静脈・リンパを流すポンプ作用
重力:二足歩行の姿勢そのものが体液循環の条件
この4つのギアがかみ合って初めて、体内の流体はスムーズにめぐる。いずれかが不調になると、隙間の潰れや停滞・熱が生じ、やがて痛みや不調の原因となる。
クライオセラピーの大きな特徴のひとつが リバウンド効果 である。
冷却により血管や筋肉が一時的に収縮した後、反射的に拡張して血流が一気に高まる。この作用によって過緊張していた筋肉が短時間で緩み、その筋肉に圧迫されていた神経が解放されやすくなる。
しびれや神経痛の改善に寄与するだけでなく、循環の促進・代謝の回復にもつながる重要なメカニズムである。
呼吸は間質液循環において大きな役割を担っている。
横隔膜の上下運動によって胸腔と腹腔に圧がかかり、間質液が押し出される。
さらに、肋骨の拡張・収縮に伴って背部や脊柱起立筋が働き、筋肉ポンプとして循環を助ける。
そのため、アールカイロでは胸郭や肋骨周囲にクライオパックを用いることが多い。
冷却によって呼吸筋群を調整し、自律神経と循環を整える狙いがあるからである。
呼吸ポンプの活性化
胸郭・肋骨周囲の冷却により横隔膜や呼吸筋を整え、体幹の循環を促す。
頭部冷却による交感神経の鎮静
頭を冷やすことで交感神経の過剰興奮を抑え、副交感神経優位へと切り替わりやすくする。
リラックスや睡眠改善、自律神経の安定に有効である。
慢性的なしびれや神経痛
デスクワークや立ち仕事での腰や肩の緊張
スポーツ後の疲労回復
自律神経の乱れによる不眠・倦怠感
むくみや冷えの改善
家庭用アイシングでは得られない「循環促進と神経解放」を同時に狙えるのが、専門的なクライオセラピーの強みである。
クライオセラピーは、炎症の抑制だけでなく、循環を司る心臓・呼吸・筋肉・重力の働きと連動して間質液をめぐらせる自然療法である。リバウンド効果による神経解放、呼吸筋群の調整、頭部冷却による交感神経の鎮静など、幅広い作用が期待できる。
単なるアイシングではなく、アールカイロならではの観点から導入されるクライオセラピーは、慢性的な痛みや神経症状に悩む方に新しい選択肢を提供する。
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の疾患に対する診断や治療を保証するものではありません。施術をご希望の際は必ず専門家にご相談ください。
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