【三軒茶屋駅】三茶でカイロなら
アールカイロプラクティックセンター
〒154-0011 東京都世田谷区上馬5-35-25 JLBグランエクリュ三軒茶屋601号室
(東急田園都市線 三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩13分)
↑左:下から見た足底筋(腱)膜/右:内側から見た足底筋(腱)膜
足底筋(腱)膜炎は、長距離ランナーに多いことから「ジョガー足」と
呼ばれることもあります。
足裏の土踏まず(内側縦アーチ)のかかとに近い所(上の画像○内)が痛み、
押すと痛みが増します。
朝起きた時に痛みが強く、日中は軽減しますが、足裏に負担が掛かる運動をすると
悪化します。
痛みが強くなると、かかとをつけて歩けなくなり、つま先立ちで歩くようになります。
ランニングやジャンプした後の地面や床からの衝撃を吸収するために、
足はアーチを低下させたり、回内させますが、それに伴って足底筋(腱)膜は伸張します。
足底筋(腱)膜は、正常であれば体重の1.7倍~3倍の伸張力にも耐えられます。
↑左:足の回内/右:足の回外
しかし、アーチが潰れてしまっていたり(偏平足、回内足)、
アーチが高すぎたり(ハイアーチ、回外足)すると、足底筋(腱)膜が伸張したり
短縮してしまい、柔軟性が乏しく、衝撃の吸収力が低下してしまうので、
その状態で繰り返し負担が掛かると、足底筋(腱)膜に損傷が生じ、炎症を引き起こします。
走る時の地面からの反発力は体重の3倍近くになり、走る距離が長ければ長いほど
足底筋(腱)膜への負担が増加するので、とくに長距離ランナーに多くみられます。
上図のように足底筋(腱)膜は、かかとの骨(踵骨:しょうこつ)に直接付くのではなく、
それを覆っている骨膜についているので、足底筋(腱)膜が長い間引っぱられ続けていると、
かかとの骨から骨膜が引き離されてすき間ができます。
骨膜と骨の間にたくさんある骨芽細胞(こつがさいぼう/骨を作る細胞)が
このすき間を埋めると、棘(とげ)のような形状をした骨棘(こつきょく)ができます。
この場合は、かかとの骨(踵骨)にできるので踵骨棘(しょうこつきょく)と呼ばれ、
肥大化すると痛む所にしこりが触れるようになります。
運動後に毎回痛みが出たり、2~3日安静にしてても痛みが改善しないようでしたら、
早めに治療を受けた方がいいと思います。
40~50才に多く発症することから、加齢によって足裏を下から支える筋肉の
筋力低下や足底筋(腱)膜の柔軟性の低下が一番の原因だと考えられています。
また、若い人の場合はオーバーユースによる疲労の蓄積が原因だと考えられています。
しかし実際に診てみると、O脚(内反膝)・X脚(外反膝)や骨盤の歪み、
過去の捻挫などによって偏平足(回内足)やハイアーチ(回外足)になっていて、
足底筋(腱)膜の柔軟性や衝撃吸収能力が低下している所に、運動による負担が
繰り返し加わり、傷ついて炎症を起こしている場合がほとんどです。
しかも、このような歪みは運動とは関係なく、下の写真のような日常生活の中での
“間違った”姿勢や習慣などが原因で起こっています。
このような原因で起こってしまった足底筋(腱)膜炎に対する病院での治療は、
患部に電気を当てたり、炎症と痛みを抑える湿布やインソール
(足底挿板:そくていそうばん)が処方され、しばらく運動を中止して安静するように
言われます。
痛みがなくなったら、足指でタオルを引き寄せるタオルギャザーやゴムチューブを使った
筋力強化、足裏でテニスボールやゴルフボールを転がして足底筋(腱)膜の柔軟性を高めたり
するように勧められます。
しかし、ほとんどの場合は足裏の筋肉に問題(伸張や短縮など)が起こり
正常に機能できていないので、トレーニングをしてもちゃんと鍛えられません。
足底筋(腱)膜がピンと引っ張られて硬くなっているのに、足裏でテニスボールや
ゴルフボールを転がせば、足底筋(腱)膜はさらに引き伸ばされてしまうので、
足裏を支えられなくなります。
そしてインソールは、靴を履いていない時には使えません。
当院ではキネシオテーピング療法により、まず患部の痛みや炎症を抑えるための治療を行ない、
次に、足裏を下から支えているいくつかの筋肉の中から、問題(伸張や短縮)が起こっている
筋肉を特定し、それに対して治療します。
[筋肉に対して適切な治療を行なえば、筋肉が正常に機能できるようになるので、この状態で
タオルギャザーやゴムチューブを使った筋力強化を行なえば、ちゃんと鍛えることができます。]
そして、全身を診て患部に負担を掛けている身体の歪み(とくに骨盤の歪み)や筋肉の問題※
をみつけて治療します。 (※詳しくは「“筋肉のつながり”について」をご覧ください)
このような治療は、足底筋膜(腱)炎を根本的に治して再発を予防するだけでなく、
走ることで起こり得るその他の障害を未然に防いだり、記録を更新するためにも効果的です。
初期の段階で見逃すと、悪化させ、慢性化させてしまいます。
症状に早く気付けば、それだけ手もかからなくてすみ、治りも早いです。
足底筋膜(腱)炎がなかなか改善されない方、または良くなったり悪くなったりを
繰り返している方は、ぜひ一度03-3414-7206までご相談ください。
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