【三軒茶屋駅】三茶でカイロなら
アールカイロプラクティックセンター
〒154-0011 東京都世田谷区上馬5-35-25 JLBグランエクリュ三軒茶屋601号室
(東急田園都市線 三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩13分)
お尻の張りや痛みは、単独で起こるよりも腰(骨盤)の痛みを伴うことが多く、
腰椎椎間板ヘルニアや腰椎椎間関節症などによる関連痛の場合もありますが、
お尻の筋肉(殿筋)、とくに大殿筋(だいでんきん)、中殿筋(ちゅうでんきん)、
梨状筋(りじょうきん)が引き伸ばされたり(伸張)、潰されたり(短縮)して
起こっている場合がほとんどです。
お尻の筋肉は何層にも重なっていて、最も表面にあるのが大殿筋で、
その下に中殿筋、一番深層にあるのが、梨状筋です。
↑左:後から見た骨盤各部の名称/右:大殿筋(だいでんきん)
大殿筋はお尻を大きく覆っていて、骨盤を動かす仙腸関節(せんちょうかんせつ)を
唯一覆っている筋肉です。これによって仙腸関節の安定性が補強されています。
足を後ろに蹴り出す時に、この筋肉が働きます。
↑中殿筋(ちゅうでんきん)
中殿筋はお尻の比較的外側を覆っています。足を外に開いたり、
骨盤を左右に傾ける時に、この筋肉が働きます。
また、歩いたり片足立ちの時には骨盤を安定させます。
↑梨状筋(りじょうきん)
梨状筋は仙骨(せんこつ)から足の付け根に向かってお尻を横切っています。
足先を外側に向けたり、骨盤を反対側に捻る時に、この筋肉が働きます。
これらの筋肉が引き伸ばされたり、潰されてしまうと、長時間座っている時や
歩く時、椅子から立ち上がる時にお尻が張ったり痛かったりします。
患部を押すと、硬かったり痛かったり、足がしびれたりすることもあり、
ほとんどの場合は、患部を下にして横向きに寝ると、張りや痛みが増します。
悪化すると筋力低下が起こるので、立って靴下を履いたり、片足立ちで
身体を左右に傾けないでまっすぐ立てなかったり、横歩きがしにくくなります。
また、仰向けに寝た時に足先が外や内に向きやすくなる場合もあります。
↑左:梨状筋と坐骨神経/右:腸脛靭帯
※クリックすると拡大します。
状態がさらに悪化すると、梨状筋は坐骨神経(ざこつしんけい)を
圧迫して足のしびれや痛みを起こしたり(=梨状筋症候群)、
中殿筋は腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)を起こしたり、
大殿筋は仙腸関節を安定させられなくなるので、特に下半身に
さまざまな問題が起こります。
2~3日様子を見ても症状が改善しなかったり、悪化しているようでしたら、
早めに治療を受けた方がいいと思います。
マラソンやランニング、テニスやゴルフなどのスポーツでお尻の筋肉を
引き伸ばしたり(伸張)、潰してしまったり(短縮)する場合もありますが、
プロの選手でもない限り、そこまでお尻の筋肉を酷使することはあまりない
と思います。
スポーツがきっかけになり、張りや痛みを引き起こす場合もありますが、
ほとんどの場合は、以前から“間違った”立ち方や座り方によって
身体を歪めてしまっていて、長い間お尻の筋肉に負担を掛け続けていたことが
原因になっています。
過去のぎっくり腰(仙腸関節の捻挫)をちゃんと治療しなかったために、
慢性化してしまい、仙腸関節が不安定になっていると、仙腸関節を安定させるために
大殿筋や梨状筋が短縮(過緊張)している場合もあります。
患部が張っていたり硬くなっているからといって、マッサージやストレッチをしたり、
湿布を貼ったりしていても、根本的な原因を放置したままなので、
その場しのぎにしかならず、良くなったり悪くなったりをくり返したりします。
当院では、治療の前に問題がある筋肉を特定するための検査を行ないます。
お尻の筋肉は何層にも重なっていて、触診だけではどの筋肉に問題があるかを
見分けることが困難なので、筋肉テストも併せて行っています。
検査により筋肉を特定したら、まずは患部に対する治療を行ないます。
その筋肉につながっている神経に障害を起こす可能性がある腰椎の歪みがあれば
矯正し、その筋肉を元の正常な状態に戻すために、それを妨げている骨盤の歪みを
矯正し、キネシオテーピングを行ないます。
仙腸関節の捻挫(慢性)がある場合は、それに対する治療を行ないます。
(※詳しくは、ブログ記事「仙腸関節の捻挫について」をご覧ください。)
次に患部に負担を掛けている原因を取り除くために、“間違った”立ち方や座り方に
併せて歪んでいる背骨(頸椎・胸椎・腰椎)を見つけて矯正します。
さらにその歪みに関わる筋肉の問題を見つけて治療することで、
患部に負担を掛けるような“間違った”立ち方や座り方をしにくくなり、
症状や歪みの再発を予防します。
一口にお尻の張りや痛みといっても、上記のようにその原因はさまざまなものが
考えられるので、原因を特定することはもちろん、それに対して適切な治療を
することが重要です。
初期の段階で見逃すと、悪化させ、慢性化させてしまいます。
症状に早く気付けば、それだけ手もかからなくてすみ、治りも早いです。
お尻の張りや痛みがなかなか良くならなかったり、良くなったり悪くなったりを
くり返している方は、ぜひ一度03-3414-7206までご相談ください。
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