40代 女性 会社員 週2~3回テニスをやっている

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主訴

治療例37

10年前から徐々にお尻~太ももの裏側が張り始め、
1,2年前からはさらに悪化し不快感がいつもある。(上の図の内)
テニスの後や長時間座っていると悪化するが、寝ている時や歩いている時には
あまり感じることはない。

整形外科では、腰のレントゲン検査に異常はなく、鍼やマッサージ、
カイロプラクティックにも行ったがあまりよくならなかった。

(検査)

触診により、左のお尻と太ももの裏側に右と比べて明らかな張りがあり、
筋肉テストをしてみたところ、お尻の筋肉のうち中殿筋(ちゅうでんきん)に
機能低下がみられましたが、太ももの裏側の筋肉にはとくに問題のある筋肉が
みつかりませんでした。

左中殿筋
↑後から見た中殿筋

その他、関節可動域や整形外科学検査なども行なってみましたが、
とくに問題がみつからなかったので、姿勢分析を行なってみたところ、
立っている時は上半身が右に傾き、骨盤は体の中心より左に移動し、
右に傾いて右に捻じれていたために、左のお尻~太ももの裏側が
引き伸ばされていて、座っている時も上半身が右に傾いているため、
体がそれ以上右に傾かないよう左のお尻に体重をかけてバランスを
とっているため、左のお尻~太ももの裏側が圧迫されていました。
以上のことからこの女性の症状は、姿勢の問題が原因で起こっている
可能性が極めて高いという診たてになりました。

(治療)

まず、上半身が右に傾く原因となる背骨の歪みを腰(腰椎:ようつい)、
背中(胸椎:きょうつい)、首(頸椎:けいつい)でそれぞれ2ヶ所ずつ
みつけて矯正しました。その後筋肉テストを行なってみると中殿筋が
正常に機能できるようになったため、他に骨盤の傾きや捻じれの原因
となる筋肉を診てみると、腸骨筋(ちょうこつきん)に機能低下がみられたので、
キネシオテーピング療法筋スラッキング療法を行ない、再度検査をしてみると、
腸骨筋は正常に機能できるようになり、姿勢分析でもほとんど問題がなくなりました。

左腸骨筋
↑前から見た腸骨筋

立っている時や座っている時には症状がみられなくなったため、
あとはテニスをした後や日常生活の中で症状が出るか確認してもらうことにしました。
2週間後再び来院された時にお話を伺うと、治療後に症状は全くなくなったが、
キネシオテーピングがはがれた後に再び症状が出てきたということで、
前回同様に背骨の歪みを矯正し、腸骨筋のキネシオテーピング法をお教えして、
ご自身で貼り直せるようにしました。

 

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