男性 20代 スポーツトレーナー

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(主訴)

治療例32

左右の肩甲骨の間の痛み。(上の画像の内)
とくに下を向く時と寝返りを打つ時や起き上がる時に痛くなる。

1週間ほど前ウエイトトレーニング中に痛めた。
首を動かさなければ痛くないが、寝返りを打つ時の痛みで
眠れないため来院。

(検査)

触診では背中の筋肉の張りはそれほどでもなく、背骨を押してみると
頸椎(けいつい)7番と胸椎(きょうつい)4,5番に圧痛がありました。
その他、関節可動域検査や整形外科学検査の結果と併せたところ、
この男性の肩甲骨の間の痛みは、頚椎7番と胸椎1番の間の
椎間板(ついかんばん)が圧迫され、中にある髄核(ずいかく)が
左側にはみ出して起こる『頚椎椎間板症』の可能性が極めて高い
という診たてになりました。

(治療)

まず圧迫されてしまっている椎間板を解放するために、頚椎の6,7番目の
歪みを矯正し、はみ出してしまった髄核を元の正常な位置に戻すための
マッケンジーエクササイズを行なったところ、矯正前よりは下を向ける
ようになりましたが、痛みはまだ少し残りました。
さらに椎間板に対するキネシオテーピング療法を行なってみると、
下を向いた時の痛みがかなり軽減し、寝返りを打ったり起き上がったり
する時もあまり痛みを感じずにできるようになりました。

胸椎4,5番の圧痛は、今回の症状には直接関係ありませんでしたが、
頸椎の歪みの原因になる可能性はあったので、胸椎4,5番の歪みを
矯正してみると圧痛はなくなりました。

痛みが出てからあまり時間が経っていなかったので1度の施術で症状が
大分改善しましたが、治療のためにはマッケンジーエクササイズをしばらくの間
続ける必要があることを伝え、ご自宅でできる正しいやり方をお教えしました。

以前から腰の痛みと左右のふくらはぎの張りがあると言うので、
詳しくお話を聞いてみると、腰椎椎間板ヘルニアによる症状の可能性が高く、
父親も過去に腰椎椎間板ヘルニアと診断されたことがあるということから、
体質的に椎間板が弱いと考えられ、今回はできなかった腰の検査と治療も
早急にすることをお勧めしました。

 

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