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筋肉のタイプ

筋肉は大きく分けると2つのタイプがあります。
1つは内臓や血管、食道の壁などを形成している
筋肉で、収縮を意識的に制御できないことから
『不随意筋(ふずいいきん)』と呼ばれます。
反対に収縮を意識的に制御可能な筋肉を
『随意筋(ずいいきん)』と呼び、骨格を形成
している骨を動かす“骨格筋”がこれにあたります。

筋肉の働き

筋肉には、収縮する特性を生かした4つの働きがあります。

①身体を動かす

筋肉の働きとして、誰もがまず思いつくことだと思います。
走る、椅子から立ち上がる、カバンを持つなどの動作は、
筋肉が調和して働くことで起こります。
1つとして単独で働く筋肉はありません。
複数の筋肉が働くことにより、調和のとれた細かい動きが
できます。例えば、後ろを振り向く時―すなわち首の回旋を
行なうのに、約12個の筋肉が首と肩の左右両方から共働します。

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②姿勢を安定させる

立っていたり、座っていたりする時の姿勢を安定させるのは
もちろんですが、動作のために1つの筋肉が収縮するには、
その周りから数個の筋肉が支える必要があります。
例えば、椅子に座ったまま姿勢を変える時に、必要な動作を
するために、太ももや腰にある6つの筋肉が働きます。
しかし、それと同時に腰と太ももから下と足にある24個にも及ぶ
筋肉が安定させるために収縮しなければ、うまくいきません。

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③体液の循環を助ける

歩いたり、走ったりしている時は、筋肉が収縮や弛緩し、
筋膜の内側と周りにあるリンパ管や血管に対してポンプのように
働き、リンパ液と血液が心臓に戻る循環を助けています。
立ち止まっている間でも、気づかないうちに足の筋肉が収縮し、
まっすぐ立つのを保つだけでなく、静脈の流れを促します。
そのため、足の筋肉に問題があるとリンパ液や血液が心臓に
戻れず、むくみや冷えが起こったりします。
また、長時間立っていると足の筋肉は、その間緊張し続けます。
このように慢性的に緊張させ続けていると、リンパ管や静脈の
働きを制限してしまい、悪循環が起こります。そして蓄積した
老廃物が神経を過敏にすると、足の筋肉をさらに緊張させ、
新鮮な血液を供給できない状態(=虚血:きょけつ)になり、
さまざまな問題が起こります。

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④体熱産生を行なう

寒い時に筋肉は不随意に収縮し(=震え)、体熱をつくり出して
平熱を保つのを助けます。
風邪を引いて熱が出ている時に身体がブルブル震えているのも、
ウィルスを殺すために熱を上げているためです。
筋肉が少ないと体熱産生能力は低いので、平熱も低くなります。

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