「椅子に座るとお尻が痛い」
「腰が痛くて病院に行ったら原因不明と言われた」
「そ径部の奥の方が痛い」
などのお悩みは、『仙腸関節炎』の可能性が
あります。

仙腸関節炎とは、どのような状態のことをいい、
何が原因で起こるかを解説し、それに対して
病院でできることと当院でできることの違いを
説明します。
どなたにでもわかるよう専門用語は使わず、
写真と解剖図を使って解説します。

仙腸関節とは

骨盤の構造(前)
↑前から見た骨盤

骨盤の構造(後)
↑後ろから見た骨盤

骨盤は、左右の腸骨(ちょうこつ)と
真ん中の仙骨(せんこつ)〈+尾骨(びこつ)〉で
形成され、前は恥骨結合(ちこつけつごう)で、
後ろは仙腸関節(せんちょうかんせつ)で
つながっています。

骨盤を身体の土台として安定させるために、
かなり強力な仙腸靱帯(せんちょうじんたい)が
仙腸関節を前と後から固定しているので、
あまり大きく動かすことはできませんが、
腰や股関節の動きに合わせて左右の腸骨が前後に
傾いたり、外側に開いたり、内側に閉じたりします。

仙腸関節炎とは

仙腸関節を固定している仙腸靱帯や関節包
(かんせつほう)が何かの拍子に挟み込まれたり、
引き伸ばされたりして、痛みや炎症を起こした状態を
『仙腸関節炎』といいます。

前仙腸関節捻挫(患部)

後仙腸関節捻挫(患部)

腰、とくに左右のお尻より少し上にある
出っぱった骨のどちらか一方の周り、
または出っぱった骨がピンポイントで痛みます。
椅子に座るとお尻や腰の痛みが増す人やそ径部
(足の付け根)の奥の方が痛む人もいます。
ひどくなると、患部と同じ側のお尻や太ももの裏、
ふくらはぎに痛みやしびれが出ることもあります。
(=坐骨神経痛
これは、靱帯が引き伸ばされてしまい、
不安定になった仙腸関節を安定させるために、
梨状筋(りじょうきん)と呼ばれるお尻の筋肉が
過緊張してしまい、そのすぐ下を通っている
坐骨神経(ざこつしんけい)を圧迫するために
起こります。(=梨状筋症候群

〔仙腸関節炎の原因〕

腰を曲げたり捻ったりした時に仙腸関節に
過度の負担が加わったことが原因になり、
痛みや炎症を起こしますが、ほとんどの場合
それ以前に“間違った”座り方や立ち方、出産などに
よって骨盤が歪んでしまい、仙腸靱帯や関節包が
挟みこまれやすくなっていたり、
引き伸ばされやすくなっていたりします。

%e5%a3%81%e3%81%ab%e3%82%82%e3%81%9f%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%81%8b%e3%82%8b

a8954943ecf235dcae1d551a1fe004b9_s

施術

レントゲンやMRI検査では異常が見つからず、
病院では「原因不明」とされがちです。
一般的には、消炎鎮痛剤が処方され、
電気による治療が行なわれます。
痛みが強い場合は、コルセットやゴムベルトを
装着させられたり、ブロック注射を行なう
場合もあります。
ブロック注射とは、
痛みをもたらしている仙腸靱帯や仙腸関節内に
局所麻酔を直接注射し、痛みを抑えます。

当院では、
まず、気になる所への施術を行ない、
改善を図ります。
 ①痛みや炎症を起こしている仙腸靱帯や関節包を
 挟み込んだり、 引き伸ばしたりしている
 仙腸関節を矯正し、仙腸靱帯や関節包を
 解放します。
 ②必要に応じて、仙腸靱帯や関節包を元の正常な
 状態に戻したり、痛みや炎症を抑えるための
 キネシオテーピング療法を行ないます。
 ③筋スラッキング療法とキネシオテーピング療法に
 より、 ①の歪みに関与する筋肉や筋膜を
 元の正常な状態に戻して、骨盤を矯正後の
 正常な状態で維持できるようにします。

次に“間違った”座り方や立ち方に合わせて歪んで
しまっている背骨の歪みを見つけて治療すると、
“間違った”座り方や立ち方がしにくくなり、
症状や歪みの再発を予防できるようになります。

ほとんどの方は、1回の施術で痛みの緩和がみられ、
場合によってはほとんど気にならなくなります。

仙腸関節炎は、正しい見立てと適切な施術をすれば、
必ず良くなります。

あまり変わらなかったり、悪化しているようなら、
その施術が合っていないか他の原因と合併して
起こっている可能性もあります。

もしも、あなたが仙腸関節炎からできるだけ早く
解放されたいのであれば、なるべく早く適切な所で
適切な施術を受けることをオススメします。

当院は予約制ですので、必ず事前にご予約ください。
⇒【今週の予約状況
 

※文中の一部 画像はteamLabBody様の許可を得て、
掲載しております。
著作権はteamLabBody様にありますので、
当院ブログからの転載・二次利用などは
堅くお断りいたします。