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生理痛は、生理に伴う症状全般のことをいい、生理の始まりと同時、
またはその直前からさまざまな症状が起こります。
厚生労働省のデータによると、下腹部の痛みが最も多く(67.3%)、
次に多いのが腰痛(46.3%)ですが、それだけでなく、頭痛や貧血なども起こります。
これは、生理になると子宮に血液が集まるため、全身に血が足りなくなって起こる
と考えられますが、多くの女性はこれに気付かず「生理と頭痛は別の原因」だと
思っています。
生理痛は人によって差があり、同じ人でも体調や時期によっても差があります。
あまりにもひどい場合には、寝込んでしまうこともあり、
これを『月経困難症(げっけいこんなんしょう)』といいます。
日本産婦人科学会のデータによれば、薬を飲んでも仕事ができない
「かなりひどい生理痛の人」が2.8%、薬を飲めばなんとか仕事ができる
「ひどい生理痛の人」が25.8%もいるそうです。

生理痛を引き起こす原因はさまざまですが、主に子宮頚管が狭い、
子宮が未発達、子宮の位置異常などが考えられます。
これは、子宮筋腫や子宮内膜症などの病変だけでなく、
精神的ストレスや過激なダイエットなどが自律神経の働きや血流を滞らせ、
経血の排出を邪魔することで起こるといわれています。
それ以外にも、骨盤の歪みによって起こる内臓下垂で子宮が圧迫され、
骨盤神経が過敏になっていることも考えられます。

腰痛は、生理前に分泌される「リラキシン」という女性ホルモンの作用によるものが
考えられます。
リラキシンは本来、出産をスムーズにするために骨盤の関節である
「恥骨結合(ちこつけつごう)」や「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」を支えている
靭帯(じんたい)を緩める働きがあります。

骨盤の構造(前) 骨盤の構造(後)
↑※クリックすると拡大します。

このリラキシンは、骨盤の関節に限らず身体中の関節を支える靭帯を
緩める可能性があります。
靭帯が緩むと関節が不安定になり、背骨や骨盤が歪みやすくなります。
過去にぎっくり腰(仙腸関節の捻挫:せんちょうかんせつのねんざ)で
骨盤の靱帯を痛めたことがあり、ちゃんと治していないと
仙腸関節は余計に不安定になるのでそこが痛みます。
(※詳しくは「骨盤の痛みについて」内(1)仙腸関節の捻挫をご覧ください。)

胸最長筋 腰腸肋筋
↑脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)の一部 左:胸最長筋 右:腰腸肋筋

広背筋
↑広背筋(こうはいきん)

また、姿勢が悪く猫背になっていると、上の図のような背中や腰から
骨盤まで広がる筋肉が緊張し、骨盤が硬直してしまう可能性があります。
骨盤が硬直すると、生理前後に生じる骨盤の開閉がうまくいかなくなるので、
出血経路に支障をきたすおそれもあります。
出血経路に支障をきたすと、経血を身体の外に出そうとして
子宮を過剰に収縮させるので、陣痛のような痛みが起こります。

病院での治療は、鎮痛剤や漢方薬を処方されます。
月経困難症の場合は、低用量ピルで一時的に排卵をさせないようにすることも
ありますが、血栓症による死亡事故も起こっています。

当院では、まず背骨と骨盤の矯正を行ないます。
腰椎4番目から出ている神経は生殖器につながるので、
腰椎4番目と脊柱起立筋や広背筋が付着する所は必ず確認します。
その後で脊柱起立筋や広背筋自体にも問題があればキネシオテーピング療法
筋スラッキング療法を行ないます。
さらに下腹部の痛みなら、その痛みを解消するためのキネシオテーピングを行ない、
腰の痛みが不安定な仙腸関節によって起こっていれば仙腸関節を固定するための
キネシオテーピングを行ないます。

このように身体の歪みが原因で起こっている生理痛も意外と多くみられます。
生理時に痛くなっても何もしないで我慢していた方や鎮痛剤を飲んでも効かない方、
生理痛が重く、何をしても改善されない方は、ぜひ一度03-3414-7206まで
ご相談ください。
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・「仙腸関節の捻挫について
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