旅行や帰省する時は、長時間の車の運転、飛行機、列車、バスでの移動、
重い荷物を持ったり、ベッドや布団、枕が普段使っているものと違うなど、
さまざまな要因により症状が悪化したり、再発したりする可能性が高まります。
 

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今回は旅行や帰省する時に症状を悪化させたり、再発させてしまいやすい姿勢や
身体の間違った使い方について説明し、それを防ぐための改善点をアドバイスします。
 
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車を運転する時は、左の写真のように座席を後ろに倒しすぎると、
頭と首は前に行こうとして、猫背のように背中が丸まってしまいます。
このような姿勢で長時間運転していると、腰・背中・首・肩が凝ったり、
張ったり、痛くなったりする可能性があります。
 
右の写真のようにシートはできるだけ垂直に立て、背中とお尻をしっかり密着させて座り、
ヘッドレストに頭をつけて安定させるようにします。
肘が軽く曲がる位置でハンドルを握り、足がペダルに楽に届き、膝が腰より高くなるように
シートを前後に移動して合わせるようにします。
 
バックハガー① バックハガー②
 
腰椎椎間板ヘルニアのように腰に問題を抱えている方は、バックハガーやバックレストと
呼ばれるクッションの使用をオススメします。
通常は、右の写真のように薄い部分が上にくるようにして使いますが、
逆にして厚みのある方を上にすると、胴全体がよりまっすぐに保たれます。
ホームセンターなどでも比較的手に入りやすく、当院でも受注販売しています。
 
後方を確認するときは、頭について上半身全体を向きたい方に向けるようにすると、
首を痛めにくくなります。
 
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飛行機、列車、バスで移動する時は、座席に浅く座ると、
背もたれに寄りかかった時に腰や背中が丸まります。
このような姿勢で長時間座っていると、腰・背中・首が凝ったり、
張ったり、痛くなったりする可能性があります。
 
座面に深く腰掛け、シートに背中と頭をしっかりと密着させて頭や上半身を
起こさないようにします。
眠る時にはなるべくシートを後ろに倒した方が良いですが、
本や雑誌を読む時にはその状態で頭だけを起こしていると首が痛くなるので、
その時はシートを起こすようにします。
足は組まないように、左右のお尻に均等に体重をかけ、両足の裏全体を床につけて
膝は90°以上に曲げないようにします。
腰椎椎間板ヘルニアのように腰に問題を抱えている方は、備え付けの枕や毛布があれば
腰の凹んだところに当て、なければ上着やタオルをたたんで腰に当てて腰の支えにした方が
より良いと思います。
できれば、1時間ごとに席を立ってその辺を少し歩くようにすると、
背中や腰の凝りや疲れの度合いが随分と違います。
 
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荷物を持ち運ぶ時に、荷物を持つ側に体が引っぱられてしまうと、
上半身がそちら側に傾くので、腰や首を痛めてしまう可能性があります。
買い物袋や手提げかばんを肘にかけて持っていると、肩が凝ったり、
肘が痛くなる可能性があります。
キャスター付きのバッグを体から離して引っぱっていると、
肩や肘が過剰に伸ばされたり、腰が反ったり捻ったりするので、
肩・肘・手首・腰を痛めてしまう可能性があります。
 
重い荷物(横・正) 重い荷物(前・正)
上の写真のように身体が,まっすぐ上方向に伸びるように意識します。
体の前で重い荷物を持つ時は、腰を反らせるのではなく、
右の写真のように背中はまっすぐにして、かかとに重心を掛けるようにします。
買い物袋や手提げかばんは肘にかけて持たないようにします。
キャスター付きのバッグはできるだけ体に近い位置で引っぱるようにします。
 
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寝る時にベッドや布団、枕が普段使っているものと違うと、
首や腰が痛くなるという方は意外と多くいます。
 
首が痛くなる場合は、枕が高すぎる可能性があります。
仰向けに寝る人は、バスタオルを折りたたんで枕の代わりに頭の下に置くようにします。
横向きに寝る人は、横に寝た状態で頭と首がまっすぐに保てる高さになるように
クッションやバスタオルなどを使って調整します。
 
腰が痛くなる場合は、ベッドが沈みすぎたり、敷き布団が薄い可能性があります。
仰向けで寝る人は、膝の下に大きめの枕やクッションを置き、膝を軽く曲げた状態にします。
横向きに寝る人は、両膝を軽く曲げて膝の間に薄いクッションや座布団を挟むようにします。
 
 
 
症状が悪化したり、再発してしまったら、せっかくの旅先での楽しいひとときや
ご実家で過ごす家族水入らずの時間が台無しになってしまいます。
上記を参考にして、気をつけてください。
 
気をつけていても運悪く痛めてしまった場合は、お早めに来院してください。
年始は1月4日(日)より診療しております。
 
 

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