毎年この時期になると、大掃除をしている時に腰・肩・背中・首などを
痛めてしまったという方が多く来院されます。

*スマートフォンでは、横向き画面で
ご覧いただくことを推奨しております。

今回は、大掃除の時に身体を痛める危険性がある姿勢や身体の間違った使い方について
説明し、それを防ぐための改善点をアドバイスします。

掃除機(誤) ほうき(誤)

モップがけ(誤)

掃除機・ほうき・モップなどを使用した床掃除の時は、ノズルや柄が短かったり、
家具の下を掃除したり、床に置いている物を反対の手で持ち上げたりする際に
前かがみで行なっていると、腰を痛める可能性があります。
 
モップがけ①(正) モップがけ②(正)
 
前かがみにならないようにならないようにノズルや柄の長さを調整してもらうか、
調整できない場合は腰をまっすぐに保ち、膝を少し曲げるようにします。
家具の下を掃除する際は、片膝もしくは左の写真のように両膝を床について、
腰をまっすぐに保つようにします。
床に置いてある物はなるべく掃除の前に移動しておきます。
片手で持ち上がる物でも前かがみにならず、右の写真のように膝をついて
腰はまっすぐに保ちます。
 
風呂掃除
 
浴槽を掃除する時に、ほとんどのご家庭で浴槽の中は床より深くなっているため、
外側に立ったまま前かがみになって中を洗おうとすると、膝が伸びきってしまうので、
腰を痛める可能性があります。
上の写真のように浴槽の中を洗う時は中に入り、外側を洗う時には外側に出て、
しゃがんで腰をまっすぐに保つようにします。
 
流し台掃除(誤)
 
流し台を掃除する時は、ほとんどのご家庭では流し台が低いので、
長時間前かがみになってしまい、腰を痛める可能性があります。
 
流し台掃除(正)
 
膝を伸ばしたまま、ウエストの位置で身体を曲げるのではなく、上の写真のように、
膝を軽く曲げてお尻を後ろに引き、胸を張って腰をまっすぐに保つようにします。
 
拭き掃除(誤)
 
腰より低い所の掃除をする時は、前かがみで行なっていると腰を痛める可能性があります。
 
拭き掃除(正)
 
テーブルや机など膝上の高さの場合は、左の写真のように膝を軽く曲げて
お尻を後ろに引き、胸を張って腰をまっすぐに保つようにします。
ローテーブルやテレビ台、便器など膝と同じくらいの高さの場合は、
片膝もしくは右の写真のように両膝を床について、腰をまっすぐに保つようにします。
 
高い所(誤)
 
窓や照明など高い所を掃除する時は、腕を無理に伸ばしたりすると背中や肩を痛め、
上を見上げ続けていると首を痛める可能性があります。
 
高い所(正)
 
脚立や踏み台などの上に乗り、腕を伸ばしすぎたり、上を見上げないようにします。
 
片づけ
 
段ボールに物を詰めたりする時は、上の写真のように立ったままウエスト部分で
身体を曲げていると腰を痛める可能性があります。
床に両膝をついて、腰をまっすぐに保つようにします。
腰を捻ったり左右に曲げたりもしないように、少しの距離でも腰をまっすぐに保って
作業ができる位置まで移動するようにします。
 
a0001_015904
 
重いものを持ち上げたり、下す時は、腰を曲げたり背筋を使ったりすると
腰を痛める可能性があります。
 
持ち上げ動作(正①) 持ち上げ動作(正②)
 
背中や腰を捻ったりしないように真正面で、なおかつ持ち上げようとする物の
すぐそばに立ち、ウエスト部分で身体を曲げるのではなく、
左の写真のように腰をまっすぐに保ったまま膝と股関節を曲げて、
お尻を後ろに引いてしゃがみます。
持ち上げる時は、背筋を使わずに後ろに体重をかけて体重と釣り合いをとりながら、
股関節と膝を伸ばすようにします。
 
 
 
「短い時間だから大丈夫だろう」とか「たまになら平気かな」などと油断していると、
それが何度も積み重なってきた時に急に痛めてしまいます。
とくに過去に痛めたことがある方は注意が必要です。
上記を参考にして、気をつけてください。
気をつけていても運悪く痛めてしまった場合は、お早めに来院してください。
年内は12月29日(月)まで、年始は1月4日(日) より診療しております。
 

〈関連記事〉こちらもあわせてご覧ください。

身体の歪みや腰痛などのお悩みは、三軒茶屋・駒沢のカイロプラクティック
アールカイロプラクティックセンターへ