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今回のブログは2012年8月16日に公開した「顎関節症(がくかんせつしょう)」の改訂版です。

顎関節
↑横から見た顎関節(がくかんせつ)

顎関節は下顎骨(かがくこつ)が筋肉や靭帯によって頬骨(ほおぼね)の下に
吊り下げられたような状態になっています。
 
咬筋 側頭筋

↑左:咬筋(こうきん)/ 右:側頭筋(そくとうきん)
 
顎関節症はスポーツによる激しいぶつかり合いや転倒、交通事故や第三者による行為などで
起こる場合もありますが、ほとんどの場合は下顎骨を頬骨の下に吊り下げている
咬筋や側頭筋が過剰に緊張しているために起こっています。
 
顎関節症で痛む所
で囲った所が痛みが出やすい所(例:右側)
 
症状は頬や側頭部のコリ・だるさ、耳の穴の前の痛み、口を大きく開けにくかったり、
開閉時にカクカクする感じ(横にずれてまっすぐ開閉できない)や音が鳴るなどがあります。
口を大きく開けた時に顎が外れたりすることもあります。
ひどい場合は頭痛や耳鳴り、めまいなどを伴います。
 
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↑左:電話を肩と耳で挟んでいる/ 右:頬杖をついている
 
一般的には歯並びや歯ぎしり、食いしばりなどが原因だと言われていますが、
これらの“間違った”姿勢や身体の使い方が原因で起こっていると考えられます。
 
例えば上の写真のような姿勢では頭が傾いているので、食事をする時には食べ物が
片寄ってしまい、そちら側でばかり噛むようになると、咬筋や側頭筋を
片側だけ緊張させてしまいます。
 
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舌骨上下筋(前) 舌骨上下筋(下)
↑下顎骨と肋骨(胸郭/きょうかく)を繋ぐ筋肉(左:正面から見た画像/右:下から見た画像)
 
そして、上の写真のように前かがみで顎を前方に突き出したような姿勢では、
下顎骨と肋骨(胸郭)を繋ぐ筋肉を引っぱってしまうので、無意識に口が開きやすくなります。
そのため、咬筋や側頭筋を緊張させて口を閉じた状態に保とうとします。
 
このような“間違った”姿勢や身体の使い方に合わせて体が歪むとさらに負担がかかるので、
片側もしくは両側の咬筋や側頭筋を“過剰に”緊張させてしまいます。
その状態がさらに長い間続くと、歯にいびつな圧力が加わり続けて歯並びが悪くなったり、
関節が狭まったりズレたりします。
 
 
病院では痛みや炎症を抑えたり、筋肉を軟らかくする薬が処方されたり、歯列矯正や
マウスピースなどの歯科治療を勧められたり、場合によっては手術を勧められることも
あるようです。
 
当院では、特に咬筋や側頭筋を過剰に緊張させている原因となる背骨や骨盤の歪みを矯正し、
筋膜リリースという特殊な手技によって筋肉を緩めます。
これと併せてキネシオテーピングを行なうとより効果的なのですが、テープを顔に貼ったまま
外を歩くことには抵抗があると思うので、家に居る時になるべく貼っておいてもらえるように
自分で貼れるテーピング法を教えています。
 
顎関節周辺の神経
↑顎関節周辺の神経
 
上の画像のように顎関節の周辺にはたくさんの神経が張り巡らされていて、目や顔だけでなく、
内臓の運動に関するものまであります。
顎関節の問題はこれらの神経を刺激したり、噛む力が十分に発揮できなくなると全身の筋力に
変化を生じさせるので、全身の健康状態にも大きく影響します。
 
 
顎関節症がなかなか改善されない方、または良くなったり悪くなったりをくり返している方は
ぜひ一度03-3414-7206までご相談ください。
 ⇒【今週の予約状況】 
 
 
※文中の一部 画像はteamLabBody様の許可を得て、掲載しております。
著作権はteamLabBody様にありますので、当院ブログからの転載・二次利用などは
堅くお断りいたします。
   

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