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姿勢と感情と呼吸には密接な関係があります。
例えば、「落ち込む」時はうなだれたり、「恐怖」は
身を縮めたり、「怒り」は前かがみだったりと、
負の感情はすべて体を前に曲げた姿勢に現れます。
 
人間は直立姿勢では、のど、胸部、腹部、陰部などの
感受性が高く、重要な部位が前面にさらされた状態に
なります。
驚きや恐怖を感じるとこれらの部位を守るために、
そ径部を縮めたり、腹部や胸部を引っ込めたり、
頭を前方に下げるなどして身体の前面を縮めます。
(※驚きや恐怖を感じていなくても、座っている時に
このような姿勢になっている方は多く見られます。)
現代では多くの人が絶え間ない緊張下で
仕事や家庭生活を送っています。
そんな中過去の経験や習慣的な動作により、
上記のような“防御姿勢”を繰り返したり、
長時間保ち続けていると、呼吸が制限され
「酸素不足状態」になります。
 
「酸素不足状態」になるとエネルギーの不完全燃焼や
新陳代謝の低下が起こり、疲れやすかったり、
集中力や記憶力が低下したりします。
さらに免疫システムが正常に反応しなくなるなど、
「特にどこかが悪いわけではないけど、調子が良くない」
という、いわゆる『不定愁訴(ふていしゅうそ)』や
『自律神経失調症』、『うつ』などの原因になります。
 
また、身体の前面を過度に縮めていると、胸郭(肋骨)の
動きを妨げるので、肺や横隔膜が正常に動かせなくなります。
これに対して、首や肩周囲の筋肉が肩を持ち上げて
胸を引き上げ、肺に空気を取り入れるのを助けます。
(※このように胸を引き上げて呼吸する姿勢は
喘息を患う人によく見られます。)
首や肩周囲の筋肉は動作以外の負担が掛かると緊張しやすく、
緊張すると息を吐く時の胸部の弛緩を妨げるので、
呼吸が制限され「酸素不足状態」になります。
野口英世博士の言葉にもある通り「すべての病気の原因は
酸素不足にある」と言っても過言ではないと思います。
当院では、このような「酸素不足状態」に対する治療として、
カイロプラクティックによる背骨や骨盤の矯正と
胸郭(肋骨)周囲の筋肉や横隔膜にキネシオテーピングを
行ない、胸郭(肋骨)を正常な位置に戻し、
肺や横隔膜が正常に動かせるようにします。
 
感情(とくに負の感情)は姿勢に影響し、
呼吸を制限しますが、
反対に姿勢が感情に影響を与えることもできます。
実際に背中を丸めてみると、だらけたり、
気分が落ち込んだりします。
自信を持って欲しかったり、元気になってほしい時には
「胸を張って」と言うように胸を張ると自信が湧いてきたり、
前向きな気持ちになります。
そして、深呼吸を繰り返しているうちにだんだん
リラックスできたり、早く短い呼吸をしているとだんだん
気持ちが焦ったりするように、
呼吸により感情(自律神経)をコントロールすることも
できます。
 
正しい姿勢と呼吸法を身につけることで、
病気やストレスに負けない身体を手に入れましょう。

 

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