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通勤時ノートパソコンやタブレット端末、書類などたくさんの荷物を入れた
重い鞄を毎日長い時間持ち続けていれば、それが原因で体を歪めてしまったり、
普段の姿勢などで負担を掛けている所にさらに負担を掛けてしまって、
症状が出てきたり、悪化させてしまったりすることがあります。
 

今回は『鞄の持ち方と歪みについて』説明します。
 

①肩掛け、手提げタイプ

手提げ鞄 ショルダーバッグ
 
上の写真では右側に鞄を持っています。
この場合、重みが加わると上半身がだんだん右に傾いていきます。
上半身が右に傾くと、左右の目の高さを水平に保つために
首を反対(左)に傾けるようになります。
このままの状態が続くと、左側の腰や右側の首から肩、そして腕の筋肉が
伸ばされ続けるので、首、肩、腰の凝りや張り、痛み、または腕のだるさ、
しびれなどが起こりやすいです。
普段の姿勢で右肩下がりの人は肩掛けタイプの鞄はずり落ちやすいので、
反対側と比べると持ちにくく感じます。
 
鞄の持ち方(誤)
上の写真のような女性によく見られる鞄の持ち方は、肘や手指を曲げる筋肉を
長時間縮め続けるので、肘や手首の痛みを引き起こす可能性があります。
 

②斜め掛けタイプ

肩掛け鞄
上の写真では左肩から右下へ斜めに鞄を掛けています。
この場合も、重みが加わると上半身がだんだん右に傾いていきます。
上半身が右に傾くと、左右の目の高さを水平に保つために
首を反対(左)に傾けるようになります。
このままの状態が続くと、①と同様に左側の腰や右側の首から肩、腕に症状が
起こりやすいです。
普段の姿勢で左肩下がりの人は、左側の首から肩の筋肉がすでに
伸ばされているので、鞄のひもがこの筋肉をさらに圧迫して凝りや張り、
痛みを引き起こしたり、首や肩の筋肉の下を通る血管や神経が圧迫され
腕から指先のだるさやしびれを引き起こす可能性があります。
 

③リュックサック

リュック
左右の肩と背中の3カ所に荷重を分散させて支えるので、基本的には
①や②のように体が左右に傾くような歪みは起こりにくいと思います。
しかし、反り腰(お腹を前に突き出した姿勢やお尻を後ろに突き出した姿勢)の
人は、重みが後方に加わった時に腰がさらに反ってしまい、肩も後ろに引かれるので、
頭を前に突き出してバランスをとろうとします。
そのため腰や首から肩の凝りや張り、痛みが起こりやすいです。
さらに鎖骨が圧迫されるとその下を通る神経や血管も圧迫され、
腕から指先のしびれやだるさを引き起こします。
 
 
 
時間はそんなに長くなくても、毎日繰り返され、それが何年間も続けば、
鞄が原因で体が歪んでしまったり、上記のような症状が出てくることは
あると思います。
出来るだけ早く歪みに気付いて治療すれば、短い期間で身体が本来あるべき
正常な状態に戻りやすくなります。
 
今回のブログを読まれて気になる事がある方はお気軽にご相談ください。
  
 

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