当院では、問題(症状)が無くなってからも再発の防止や他の問題が起こらないよう未然に防ぐために、
身体が『本来あるべき正常な状態(形・動き・力)』を保てるように治療する事を勧めています。
一度歪んでしまうと、自力ではどうすることもできず悪くなる一方なので、早期に発見し治すことが重要だと
考えています。動きや力については自覚しにくいですが、形(=姿勢)はチェックするポイントが分かれば、
自分で見て確認しやすいと思います。

今回はお家で簡単にできる「歪みのセルフチェック法」を紹介します。

①前から見た姿勢

SANYO DIGITAL CAMERA全身が見えるように鏡の前に立ちます。(左の写真)
※姿勢を正そうと意識せず、普段自然に立っている時と同じ姿勢で。
☆できるだけ裸に近い格好の方が、自分で見た時にわかりやすいと思います。

<チェックポイント>
・左右の内くるぶしの中間(もしくは眉間から)まっすぐ引いたライン
(赤線)が体の中心を通っているか?
・耳、肩(鎖骨)、肋骨、骨盤、指先の左右の高さに違いはないか?
・ウエストのくびれの左右差はないか?

 

 

 

次にそのまま下を見て、骨盤と足を確認します。(上の写真)
・左右それぞれの骨盤の出っ張った骨(赤矢印)に指を当て、
どちらかが前に出ていないか?(骨盤のねじれ)
・足先の開く角度が左右対称か?

②横から見た姿勢

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気を付けの姿勢で、かかとを壁につけて立ちます。(左の写真)

<チェックポイント>
・お尻、背中、頭(赤矢印)が壁につくか?
・肩の先端が身体の中心線(赤線)上にあるか?

 

 

 

 

 

 

 

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(上の写真)
・頭が壁につくが、アゴが上がっていないか?
・腰の部分(赤矢印)には手の平が入る位のすき間があるか?
☆これ以上すき間が空いてると反り腰、すき間がないと前弯が不十分と言えます。

③身体のねじれや傾き

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上の写真のように、床に印をつけその上に立ちます。
(縦のラインを両足の中間に、横のラインが足の真ん中を通るように合わせます)
※周りに人が居たり、物が無いかを確認し、できるだけ広い所でやってください。

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そのまま目をつぶって、その場で足踏みをします(※足はなるべく高くあげて)×10歩。
次に、目をつぶったまま、頭を前後に倒します(※できるだけ大きく)×10。

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そのまましばらくの間、目をつぶったまま立っていると、
身体が前後or左右、もしくは円を描くように揺れる場合があります。
これは身体が傾いてる方に倒れないように、バランスを取っているため起こります。
円を描くように揺れるのは、前or後+左or右の傾きが合わさっているためです。
大きく揺れる方向に、より身体が傾いている可能性があります。

 

 

 

 

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目を開けて、身体の向きと足の位置を確認します。
身体や足先の向いてる方に身体はねじれ、
足が動いた方向に身体が傾いていると考えられます。
左の写真では、身体は右にねじれ、前+右に傾いている
可能性があります。

場所の問題などで③ができない場合は、①と②だけでも結構です。

 

身体が歪んでしまうと、すぐには問題(症状)は起こらないと思いますが、見た目も悪くなり
バランスをとるために無駄な力が入るので、疲れやすく疲れがとれにくくもなります。
また、関節や筋肉の動きが悪くなるので本来の力が発揮できなくなり、
スポーツなどのパフォーマンスにも影響します。

治療を続けると、身体が『本来あるべき正常な状態』に保てる時間が長くなってくるので、
「歪みのセルフチェック」で日頃から確認してもらい、気になったら早めに来てもらえると
いいと思います。

 

(関連記事)こちらもあわせてご覧ください。

・「背骨の歪みについて
・「骨盤の歪みについて