2014年9月18日に改訂しました。⇒『膝の痛みについて

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膝の痛みは色々な原因によって起こります。事故や運動時の外傷による
靭帯(じんたい)や半月板(はんげつばん)の断裂、
重度の変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)などは
手術が必要になりますが、その他の場合はカイロプラクティックで
改善する膝の痛みも多くあります。

例えば、変形性膝関節症と診断され当院に来る方は大勢いますが、
骨(関節)の変形が痛みの原因でない場合があります。
加齢とともに骨(関節)の変形は、誰にでもある程度は見られますが、
そのほとんどはそこに長い時間負担をかけ続けた結果、
変形してしまったと考えられます。

膝への負担は、歩行時に体重の2〜3倍、走行時に7〜8倍、
階段昇降時に6〜8倍、ハイヒール着用時には10倍の重さが掛かると言われています。
さらに急激な体重増加、腰や骨盤、股関節や足の歪みなども膝に負担を掛けます。
さまざまな原因で膝に負担が掛かると、まずは周りの筋肉が伸ばされたり潰されたりします。
本来、筋肉は関節を動かす為のものなので、長い時間支えておくことは出来ません。
筋肉が支えられなくなると、次に筋肉より硬い靭帯で膝を支えます。
靭帯に長時間負担が掛かり続けると、伸ばされてしまい膝を支えられなくなります。
靭帯が支えられなくなると、次に靭帯より硬い半月板で膝を支えます。
半月板に長時間負担が掛かり続けると潰されてしまい、軟骨や骨同志が当たるようになり、
そのまま使い続けると骨(関節)が変形します。
強い力で引っ張られたり潰されたりすると、体の防御反応が機能して抵抗出来るのですが、
弱い力で長時間引っ張ったり潰したりし続けると、体の防御反応は機能しません。
その間に出る痛みも、我慢できる位だったり、良くなったり悪くなったりを繰り返すので、
そのままほっておいてしまう人が多いのだと思います。

このような場合、レントゲンで骨(関節)の変形が見られても、
それが痛みの原因ではない場合が多いです。
何が原因で痛みが起こっているかで痛む場所や痛み方、治療法などが異なります。
1度に全部説明するのは難しいので、これから何回かに分けて説明していきます。

①膝蓋骨軟化症(しつがいこつなんかしょう)について

②膝の内側と外側の痛みについて

③半月板損傷(はんげつばんそんしょう)について