ほとんどの人が姿勢や動作のクセを持っています。
例えば、座る時に足を組むクセがある人についてお話します。
座るときに足を組む人の多くは、足を組まないと落ち着かないと言います。
はたから見ると、どう見ても不自然な姿勢なのですが、その人にとっては
それが普通になっているのです。
しかし、誰もが初めからそうではないはずです。
初めは「かっこいい」とか「足が長く見える」などという思いから、
無理な姿勢だと感じても、頑張って足を組んで座るように意識します。
それを何度も繰り返していると、体が足を組んで座るのに合わせて歪みます。
そしてそのまま何年も経つと、脳がその不自然な姿勢を正常だと
認識してしまうのです。
そのため、足を組まないと落ち着かなくなるのです。
このような人に対して繰り返し矯正することで、本来あるべき正常な状態に
戻していくと、だんだん足を組みにくくなります。
そして本来あるべき正常な状態が体にとっては快適なので、脳も誤った
認識を正し、この状態を保とうとします。
こうしてだんだん歪みにくくなっていくと考えています。
当院では症状が無くなった方に対しても、症状の再発や新たな問題の予防の
為に、毎回その時の歪みの状態を確認して、次回の来院を勧めています。
もちろん、とりあえず症状が無くなればいい、と言う人はまた再発した時に
来ればいいと思いますが、再発してしまって場合は仕事を休まなければ
いけなかったり、日常生活に支障が出てしまう可能性があります。
しかし、それを事前に防げることです。
歪みはほっておくと悪くなるだけなので、なるべく早く矯正し正常な状態に
戻しておくことが大切だと思います。