女性 50代 講師

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(主訴)

治療例35

約2か月前から手がしびれる(上の画像の内)
寝起きに手の感覚がなく、小指と人差し指が痛い。
日中は手がむくれて痺れる。
整形外科で『小胸筋症候群(しょうきょうきんしょうこうぐん)』と診断され、
近所の整骨院に通っていたが、症状がひどくなってきたために来院。

(検査)

触診では、左右の腕の付け根の前側に明らかな張りと圧痛がありました。
筋肉テストにより、右の小胸筋と左の下部僧帽筋(そうぼうきん)に
機能低下がみられました。

右小胸筋 下部僧帽筋(左)
↑左:前から見た小胸筋/右:後から見た下部僧帽筋

その他、神経学検査や整形外科学検査などの結果と併せたところ、
この女性の手のしびれは過緊張した小胸筋により腕の付け根から
指先へとつながる神経と血管が圧迫されて起こる『小胸筋症候群』の
可能性が極めて高いという診たてになりました。

(治療)

まず、圧迫されてしまっている神経と血管を開放するために
右は過緊張して機能低下を起こしている小胸筋に、左は過緊張した
小胸筋に引っ張られて伸長してしまい機能低下を起こしている
下部僧帽筋にそれぞれキネシオテーピング療法筋スラッキング療法
行なって再度検査してみると、結果に改善がみられ、両手のしびれも
かなり軽減しました。
その後、姿勢分析から小胸筋を過緊張させる原因が『猫背』にあると考え、
猫背の原因となる背骨の歪みを背中(胸椎:きょうつい)と
首(頸椎:けいつい)で2か所ずつみつけて矯正し、機能低下がみられた
右の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)にキネシオテーピング療法を
行ないました。

右胸鎖乳突筋(前)
↑前から見た胸鎖乳突筋

一度の施術で症状はかなり軽減されましたが、筋肉がちゃんと回復しないと
再発を繰り返すことになります。
そのためには猫背になりにくくするための治療として、とくに今回はできなかった
腰(腰椎:ようつい)や骨盤の歪みを矯正し、それに関連する筋肉や筋膜の問題も
併せて治療することが再発防止のためには必要だと伝えました。

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