梨状筋はお尻の分厚い筋肉の下に隠されている
洋ナシのような形をした筋肉です。

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梨状筋(前) 梨状筋(後)
↑左:前から見た梨状筋/左:後ろから見た梨状筋

〔付着部〕どこにあるの?

お尻の奥にあり、骨盤の真ん中にある骨(仙骨:せんこつ)の
前側から足の付け根の外側に付きます。

〔働き〕どんな時に使うの?

足先を外に向けたり、足を固定して骨盤を反対側に捻ったり、
後ろに傾けたりします。
スポーツでは、平泳ぎの足の動き、野球(バッター)やテニスや
ゴルフなどで腰(骨盤)を捻る時に使われます。

〔症状〕梨状筋に問題があると…

長時間椅子に座ったり、腰を曲げたりした時にお尻や腰が痛くなったり、
股関節を内側に捻るとお尻や股関節が痛くなったりするだけでなく、
すぐ下を通る坐骨神経(ざこつしんけい)が圧迫されると、太ももの裏側、
ふくらはぎ、すね、足先にかけて痛みやしびれを引き起こすこともあります。
(=梨状筋症候群

〔原因〕梨状筋に問題を起こすのは…

梨状筋につながる神経は骨盤から出ているので、骨盤の歪みやすぐ上にある
腰椎に椎間板ヘルニアがあると神経が圧迫され、神経伝達に障害が起こって
梨状筋が過緊張したりします。
お尻の打撲、股関節や骨盤(仙腸関節:せんちょうかんせつ)の捻挫(ねんざ)
だけでなく、マッサージやストレッチのやりすぎでも過緊張します。
また、足を組んで座ったり、お尻のポケットに物を入れて座ったり、
車の運転や座り仕事で長時間同じ姿勢で座っていたり、横座りやペタンコ座りを
していると、梨状筋が短縮したり、伸張した状態を維持するために筋膜が
変形してしまい、梨状筋が短縮したまま伸びなくなったり、伸張したまま
縮まなくなったりして正常に機能できなくなります。

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