30代 男性 会社員 週1~2回フットサルをやっている

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(主訴)

治療例28-2

2ヶ月前から左のハムストリングスが張るようになり、左の坐骨(ざこつ)にも
違和感を感じる。(上の図の内)
ハムストリングスはとくに走り始めや運動後しばらくすると張りを感じ、
運動をし過ぎると痛くなる。
左の坐骨は座っている時に違和感を感じ、長時間座っているとだんだん痛くなってくる。

(検査)

触診によりハムストリングス、とくに外側に右と比べて明らかな張りがあり、
筋肉テストをしてみたところ、ハムストリングス全体でも機能低下はみられましたが、
その中でもとくに大腿二頭筋(だいたいにとうきん)に機能低下がみられました。

左大腿二頭筋
↑後ろから見た大腿二頭筋

その他、関節可動域検査や整形外科学検査などの結果と併せたところ、
この男性の症状は、大腿二頭筋の過緊張が原因で起こっている可能性が
極めて高いという診たてになりました。

(治療)

まず、大腿二頭筋を過緊張させる原因となる骨盤の歪みを矯正しました。
その後、筋肉テストにより大腿二頭筋の回復がみられなかったため、
キネシオテーピング療法筋スラッキング療法を行ない、再度検査をしてみると、
大腿二頭筋は正常に機能できるようになり、触診による太ももの裏の張りと
座った時の坐骨の違和感はなくなりました。

走り始めや運動後の症状については後日確認してもらうことにして、
普段仕事で座っている時間が長いとのことから、座っている時の姿勢を診てみると
上半身が右に傾いてしまい、体がそれ以上右に倒れないように左のお尻に体重を掛けて
バランスをとっていました。
左のお尻に体重が掛かれば、骨盤は歪み、大腿二頭筋が圧迫されてしまうので、
それを防ぐために上半身が右に傾く原因となる背骨の歪みを腰(腰椎:ようつい)、
背中(胸椎:きょうつい)、首(頸椎:けいつい)でそれぞれ2ヶ所ずつみつけて
矯正しました。

本来であれば、今回できなかった背骨や骨盤の歪みに関連する筋肉や筋膜の問題も併せて
治療することが最終的には症状の再発防止のために必要だと伝え、治療を続けること
をお勧めしていますが、遠方にお住いのため、今回はとりあえず気になる症状の治療に
必要な大腿二頭筋のキネシオテーピング法をお教えしました。

 

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