男性 20代 スポーツジムインストラクター

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(主訴)

治療例13-1

背中、とくに肩甲骨の間(上の画像の内)が痛い。
肩甲骨を動かすと痛むが、動かさなければ痛くない。
背骨(胸椎:きょうつい)を押したり、触ったりすると痛む所があり、
背もたれに寄りかかると痛むが、仰向けで寝る時は痛くない。
最近は咳をする時にも時々痛むことがある。

3カ月前にウェイトトレーニングで肩甲骨を動かした時に少し痛み、
その後だんだん痛みが悪化してきた。

(検査)

触診により、肩甲骨の間の筋肉にはとくに張りや圧痛はみられず、
背骨を後ろから押すと胸椎の4番目(=第4胸椎)を押した時に
圧痛がありました。
左右の肩甲骨を内側(背骨側)に寄せた時の方が外側にひらいた時より
第4胸椎周辺に痛みがあり、背骨の歪みを診てみると第4胸椎に
屈曲+右側屈変位がみられました。

治療例13-2
↑後から見た第4胸椎

その他、整形外科学検査や姿勢分析の結果と併せたところ、この男性の
背中の痛みは『胸椎椎間関節症』によるものである可能性が極めて高い
という診たてになりました。

(治療)

まず痛みや炎症を起こしている椎間関節(ついかんかんせつ)を解放するために
第4胸椎の歪みを矯正し、再度後ろから押してみると、まだ少し圧痛が
残っていたため、痛みや炎症を抑えるキネシオテーピング療法を行なったところ、
後ろから押した時の圧痛だけでなく、肩甲骨を動かした時の痛みもほとんど
なくなりました。
次に、第4胸椎を歪める原因となる背骨の歪みを首(頸椎:けいつい)に2ヶ所、
腰(腰椎:ようつい)に1ヶ所、そして骨盤の歪みもみつけて矯正しました。

一度の施術で症状はかなり軽減しましたが、背骨とくに第4胸椎が
再び同じように歪んでしまうと、症状が再発することになります。
姿勢分析により、横から見た時の頭の前方移動がまだ少し残っていたので、
このままにしておくと胸椎が屈曲変位しやすいことから、背骨の歪みに
関与する筋肉や筋膜の中でも、とくに首~肩、上背部に付く筋肉や筋膜も
併せて治療することが再発防止のためには必要だと伝えました。

 

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