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一般的には、筋肉を包む膜(=筋周囲膜)のことを『筋膜』と呼んでいます。

筋膜はたくさんの線維が交わった網目状の構造をしていて、
線維間の摩擦を減らして動きをよくするためにそれぞれの線維は、
水分を多く含んだゼリー状物質でコーティングされています。
このゼリー状物質に含まれる水分量の増減によって、
線維間の摩擦力が変化し、筋膜の動きをコントロールしています。

姿勢や身体の使い方、オーバーユース(使い過ぎ)などによって、
筋膜が引っぱられ続けたり、縮み続けているうちにその部分の
線維をコーティングしているゼリー状物質の水分が無くなってしまうと、
線維同士がくっついてしまい、筋膜の変形(伸張や短縮)が起こります。

筋膜が変形して、その内側にある筋肉や重なり合う筋膜と
癒着を起こすと、コリやトリガーポイントが生じます。
また、変形した筋膜が急激に引っぱられたり、収縮させられたり
すると、筋膜が傷ついて炎症を起こしたり、けいれんを起こし、
いわゆる「ぎっくり腰(筋筋膜性)」や「寝違え」などが起こります。

骨(関節)は筋肉によって動かされます。
筋膜が変形すると、その内側にある筋肉の動きを妨げるので、
関節の可動域が減少し、“歪み”が生じます。

このように筋肉や骨(関節)に起こるさまざまな症状は、
筋膜の変形が原因になっていることが多いので、
筋肉や骨(関節)の症状の治療には、筋膜の治療が必要になります。

一旦変形してしまった筋膜の治療は、伸張してる場合は縮めたり、
短縮している場合は伸ばしたりして筋膜を元の正常な状態に戻し、
なおかつ回復するまでの間は、そのままの状態で維持しておかなければ
なりません。
しかし、一般的に行なわれている筋膜の治療は、筋膜リリースと呼ばれる
マッサージやストレッチのような手技や鍼(はり)、または生理食塩水の注射など
により筋膜を解放するだけなので、変形して伸張していようが短縮していようが
関係なく、しかも筋膜を解放した後は何もしないので、
その効果は一時的なものばかりです。

当院の筋膜治療は、【筋スラッキング療法】と【キネシオテーピング療法】を
併せて行なっています。

ヒットマッサー 筋スラッキング療法

スラッキングとは「緩める」という意味で、筋スラッキング療法は文字通り
変形した筋膜やその内側の筋肉を緩めてから、伸張している場合は縮め、
短縮している場合は伸ばすように動かして元の正常な状態に戻します。
手技による施術もありますが、皮膚や筋膜や筋肉を潰さない特殊な振動機を
使うと、指や手では絶対に届かない筋肉の裏側や身体の奥深くまで
治療することができます。

 EDFテープ② EDFテープ①

そして、筋スラッキング療法を行なったところにキネシオテーピング療法
行なうと、正常な状態のままで維持することができます。

頑固な肩こりや腰痛がなかなか治らなかったり、ぎっくり腰や寝違えを
くり返している方、背骨の歪み骨盤の歪みを矯正してもすぐにまた
歪んでしまったり、筋肉や筋膜の治療を受けていてもなかなかよくならない方は、
ぜひ一度03-3414-7206までご相談ください。

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