男性 27才 エンジニア

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(主訴)腰が張る→とくに座っている時と仰向けで寝ている時。

④左腰腸肋筋(患部) ④右腰腸肋筋(患部)

左右の腰は、腰腸肋筋(ようちょうろっきん/上の図)の内を押すと、
しこり状に硬くなっていて、圧痛はありましたが、左右それぞれに機能低下は診られず、
腰を動かした時の痛みや張りもほとんどありませんでした。
仰向けで確認してみると、ベッドと腰の間にすき間があり、
これは股関節を曲げる筋肉が短縮してしまい、仰向けで股関節を伸ばした時に
骨盤や腰椎(ようつい)が引っ張られて起こっていると考えられました。

右腸骨筋(横) 左大腰筋(横) 

股関節を曲げる筋肉を検査したところ、右の腸骨筋(ちょうこつきん/左の図)の伸張と
左の大腰筋(だいようきん/右の図)の短縮が診られました。

 ④施術前(前’) ④施術前(後) ④施術前(左’) ④施術前(右’)
↑施術前の写真

姿勢分析を行なったところ、骨盤は右に傾いているために肩も右に傾き、
上半身は右に捻じれていました。
首は右に傾き、頭は左に傾き、右に捻れていました。
座っている時の姿勢と比較してみると、左のお尻に体重が掛かり、
肩は左に傾いていたので、座る時に上半身を左に傾けるクセが原因で、
左の腰腸肋筋の短縮と右の腰腸肋筋の伸張が起こり、それぞれの筋肉が
しこり状に硬くなって痛みを引き起こしていると考えました。

④歪み説明画像
↑※クリックすると拡大します。

背骨を検査すると、腰椎(ようつい:L)1番が左に捻れ、胸椎(きょうつい:T)4番が
左に傾き、頸椎(けいつい:C)6番が右に傾き、後頭骨(こうとうこつ:Occ)が
左に傾いて右に捻れるように歪んでいました。(上図参照)

右腸骨筋(前) 左大腰筋(前)

治療は、まず腰椎1番、胸椎4番、頸椎6番、後頭骨を矯正し、
これらの歪みと関連する筋肉のうち、主訴にもっとも影響すると考えられる
右の腸骨筋(左の図)の伸張と左の大腰筋(右の図)の短縮に対して
キネシオテーピングを行ないました。

↓施術前後の比較(左:施術前、右:施術後)
④施術前(前’)④施術後(前’) ④施術前(後)④施術後(後)

④施術前(左’)④施術後(左’) ④施術前(右’)④施術後(右’)

施術後、立っている時も座っている時も前後から見た身体の傾きや捻じれは、
ほぼ診られなくなり、仰向けでの腰部のすき間もなくなりました。
しかし左右から見た時に、上半身がまだ少し右に捻じれていたことと、
頭の前方移動が原因で腰を反らせてしまっていたことから、首~背中の筋肉の問題も
あると考えましたが、今回の治療によってとりあえず主訴は解消されたので、
この問題は次回以降に確認し、治療していくことにしました。

 

 

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