姿勢不良やけが、使いすぎなどにより、筋肉内の毛細血管に血行不良が起こると、
その部分がしこり状に硬くなります。(=筋硬結:きんこうけつ)

筋硬結がさらなる使いすぎや冷えなどによる血行不良で悪化すると、
潜在性(せんざいせい)トリガーポイントになります。
潜在性トリガーポイントを圧迫すると、そこの痛みだけでなく、他の離れた所の痛み
(関連痛)や普段感じている症状を引き起こします。
例えば、肩こりの人が肩の筋肉を押した(押された)時に、首や背中の方まで響くポイントが
あれば、そこが潜在性トリガーポイントです。
この段階では、圧迫したり、筋肉を動かさなければ痛みは感じません。

潜在性トリガーポイントがさらに悪化して、活動性トリガーポイントになると、
筋肉が過緊張してしまい、運動制限や筋力低下がみられるようになります。
この状態では、圧迫しなくても関連痛があり、その痛みを症状として訴えるようにもなります。
例えば、肩の筋肉にある活動性トリガーポイントが原因で頭痛が起こることがありますが、
いわゆる「肩こりによる頭痛」や「肩をもむと楽になる頭痛」などがこれに当てはまります。
圧迫すると飛び上るほどの痛みを感じたり、しびれ感や感覚の鈍さを感じたりする場合もあります。

このように痛みの引き金(トリガー)になるので『トリガーポイント』と呼ばれますが、
トリガーポイントの関連痛には特定のパターンがあるので、症状から関連する筋肉を特定できます。
そしてその筋肉にトリガーポイントが見つかれば、症状の原因はトリガーポイントであり、
それを治療することが根本的な治療になると考えられます。
当院では、トリガーポイントの治療をキネシオテーピングで行なっています。

 

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